映画観るイヌさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

映画観るイヌ

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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

4.0

タイトルに惹かれて鑑賞。邦題通りキュートな作品だった!フランス語さっぱりで早口に聞こえるんだけど、物語の進行速度とマッチしてて良きでした。
エリザベットの低い声がおセクシー。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

序盤から「おや…?」と思わせる主人公の演技すさまじいな。

虐殺器官(2015年製作の映画)

2.5

まず原作を読むべきだった。でも原作に感動した後に観たら物足りなかったかも?やっぱり映画から入ってよかったのか。

端を発するサラエボの地や、戦争が始まる時は言論から、みたいなところ(もっとあるんだろう
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コール・ミー(2009年製作の映画)

4.3

きらいじゃない…!いや、好きかも……!
自主制作映画らしいです。2009年製作だけども、電話という手法をSNSに置き換えたら現在こそより共感を得られるのではないかな。

内容以外でコメントを書くとして
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

「実話をもとにしています」て宣告されると、どこまでが作品としての演出なのだろうとかソワソワ観てしてしまうんだけど、この映画 そんな考えは吹き飛ばされて没入しました。

食堂のシーン、惹き込まれたなあー
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.5

そぎ落として、感じる。
が物語を通底するメッセージと受け取りました。

例えば漫画だったら サイドストーリーや過去編で登場人物のひととなりを知ることで 感情移入したり物語の深みを感じたりするのですが、
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

アニメとはまた違う実写の限界・臨界点を攻めたようなカメラワーク。内容と相まって気持ち悪い酔いが引き起こされた。エヴァ未鑑賞ですが庵野ワールドを堪能しました。

この後気味の悪さが癖になる方は「害虫」と
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

2.9

音楽だけ先行していて、いまさら初鑑賞。後半冗長に感じられたけれど、序盤のテーマソングを聴いて これこれ!とテンションあがりました。小さい頃に観たらゴーストがトラウマになっていたかも。

祈りのもとで 脱同性愛運動がもたらしたもの(2021年製作の映画)

-

宗教は人を救わないけど、祈りは人を救うってことはあるんだと思う。

高校の時に初めて同性を好きになった。ドキドキしながらネットで調べたら「思春期はアイデンティティが倒錯するからそんなこともある」みたい
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贅沢な骨(2001年製作の映画)

-

いつ観たんだろう。邦画ベストムービーです。水の中みたいに音もなく、静かに胸に刺さった作品。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

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Ⅱ・Ⅲとあって、受賞もしているということで観たのですが、うーん全くハマれなかったなあ。伏線も見つけられずでした。下戸だからでしょうか。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.5

保健の授業で流すべき一作であるし、大人になってからでも遅くない。なぜなら今この瞬間も確実に、直面している17歳がいるだろうだから。

お腹を痣ができるほど叩くシーン、昔読んだノンフィンクションの本で主
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.0

起承転転転 で鑑賞エネルギーが切れたのと、意味深長に描かれたのに回収されず終わった部分があって消化不良なのと。選曲と、街中を駆け回るシーンがカッコよかった!
主人公の幼少期の回想シーンはあるのに、ボス
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

は???えっ?は????と思う間に終わった139分。
Netflixで鑑賞し、ごくボリュームを絞っていたため冒頭の5分はネット不調・次の15分は映画の選択ボタンを誤ったのかと。
2021年の作品と言わ
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

-

制作された1960年代は「鳥」「ティファニーで朝食を」「サウンド・オブ・ミュージック」など不朽の名作が生まれた時代である。
コマ送りのコミカルさ・音楽で場面をもり立てるあたりなど、なんというか、映画と
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夜が明けるまで(2017年製作の映画)

3.0

「提案があるの」夫に先立たれた女性のお誘いから物語は始まる。

はじめての夜に男性が選んだシャツ(数あるチェックシャツの中でも、綺麗で無難な色のチェックシャツだ)は、着心地良さそうにくたびれている。
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パッチギ!(2004年製作の映画)

3.7

複数の場面が切り替わるスピードと柔軟さは文字や画に勝る。映画の利点がよく生きる作品。
高校生が背負うには重すぎる歴史背景が満ちていて、作中の暴力はその反動というか、見ていて良い発散になったくらい。
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パターソン(2016年製作の映画)

-

主人公のパターソンは、生まれ育った町パターソンでバスの運転手をしながら詩を書いている。

朝もやと夕方とまっくらい夜だけで成り立っている町なんだ と信じてしまいそうなくらい、薄い膜のかかったような色彩
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

ハッピーエンドでありますようにと、願わずにはいられない。

舞台は1979年のカリフォルニア。私が本作品を鑑賞したのは2020年5月30日。その5日前、ミネソタで黒人男性が警察官に首を締められ亡くなっ
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