kapapamyさんの映画レビュー・感想・評価

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異人たち(2023年製作の映画)

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できるだけゴア描写を避けたかったんだと思うけど、どんでん返しになるはずのカットの画力が弱すぎて確信が持てなかった。
物語の核を直接言及せずに周辺を言葉抜きにさらさらなぞっていく感じはかなりイギリス映画
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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いままで観た濱口竜介作品の中でいちばん難しかったかな。

静かなロングショットが多かったが、ドライブショットなど動的なショットがすごく印象的だった。言葉と乗り物の人だよね、やっぱり。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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去年劇場で観たかったけど見損ねた作品のひとつ、これは劇場で観たほうがよかったな。チネチッタで観たかった。

アニメだからこそできる自由自在のカメラワークは見ていてかなり新鮮で気持ちが良く、演奏中のエフ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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安易な恋愛に陥らないのはすごくよかったけど、話がしっかりみっしりと詰まりすぎていていかにも「小説の映像化」という感じ。三宅さんの映像作品としての気持ちよさ・美しさがあまり見出せない作品だった。
繰り返
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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途中から絵に描いたような偽善者……という感情が頭から離れなくなってしまった

Here(2023年製作の映画)

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プライドの高いシネフィルが好きそうな映画だった
美しそうに撮っているものの美しさにあまり乗れなかったし、ストーリーは存在しないので前半は見ているのがかなりつらかった。苔の学者と出会ってからのシーンはま
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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まったく刺さらず。
チープな衣装と、うまく説明できないが生理的に苦手なカメラワークとカット割(たとえばキメの説得力がほしいタイミングで気持ちいい余韻より15フレくらい早く画面が切り替わったり)に白けて
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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脚本に若干のご都合主義を感じたり、過剰な演技に若干胸焼けしたりしつつ、つよつよVFXを楽しめる作品だった。
伝統のテーマがそのまま使われていて、エンディングに文脈が不明なJ-POPが使われたりもせず(
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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どう好きか、なにが良かったかを言語化しづらいタイプの好きな映画だった

さくら(2020年製作の映画)

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犬がまったく主軸になってなくてシンプルに面白くなかった

ほつれる(2023年製作の映画)

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静かだけど終始緊迫したくるしさのある映画だった

横道世之介(2013年製作の映画)

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気を抜いて観たらものすごく良かった。
35mmフィルムのあたたかな光、きれいな画作り(クレーンの使い方がすごい)、そしてなんといっても間の使い方がうますぎる。吉高由里子の大根演技すら最高にかわいかった
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スマイル(2022年製作の映画)

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めちゃくちゃいいホラーだった。シンメトリーの構図

哀しき獣(2010年製作の映画)

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シリアスな笑いが上手だった
短い尺の不安定なカットをポンポン重ねることで生まれるリズム

白鳥(2023年製作の映画)

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ロアルドダールってこんなユーモア皆無のただ暗い話書くんだなってびっくりだし、ウェスがそれを映像化することにもびっくりだ

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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最悪の映画 人生で最も嫌い
キレキレのアクションときれいな画をすべてだいなしにする鬼のように寒くてつまらない日常パートのコテコテのドラマ口調。高石あかりさんは『わたしのいちばん最悪なともだち』でいい演
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(2023年製作の映画)

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演劇と小説のハイブリッドをサブスクプラットフォームの短篇映画でやろうとしている謎の試み

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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面白いんだけど構図が一定でセリフが高速早口のツメツメなので何回か寝た。舞台っぽさと入れ子構造と、ウェスらしくてチャーミングな短編だ

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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良すぎて「本当によかった……」しか言えなくなってしまった

誰も知らない(2004年製作の映画)

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残酷な光
FIXで遠巻きのまなざしが淡々としていてすごくよかった

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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クラスメイト同士の交流は丁寧に描くのに、肝心のメインキャラクター3人の関係性の積み重ねの描写が足りなくてダイジェストを見ているみたいだった。

テンポの悪さの最たるものはクライマックスで、時間が迫って
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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虚実入り乱れるだいすきな今敏作品、劇場で観られてよかった。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

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16歳のときに観てからオールタイムベストに入り続けるマイベストムービーなのだけど、久しぶりに見返すとまたちょっと違った。
ホモソーシャルとほんのり風味のミソジニー、支配されない独立したサマー。でもこう
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オオカミの家(2018年製作の映画)

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なにがなんのメタファーで、この演出にはどんな意図があるのか?を考えながら観てしまったけどぜんぜんわからなかった。
コロニアディグニダの予習はしたけど、予習してく意味あったかな。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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作中作のストーリーが魅力的すぎて幕間で作中に戻されるのが鬱陶しかった。
うっとりするような画作りは健在。特撮というか、作り込んだセットのキッチュさが好きなのね。
リアルタイムで追えてる犬が島以降の3作
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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深夜上映で鑑賞。
回想パートでも短いカットを積んでリズムを作っているのが印象的だった。
バスケのルールわからず・スラムダンク未読でも楽しめる試合のようなライブ感の強い作品だな〜。臨場感を強調した映画、
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