kapapamyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

  • List view
  • Grid view

こわれゆく女(1974年製作の映画)

-

とにかく不快な作品だった。
こわれゆく女と言うには最初からこわれている描写だし、こわれているのは怒鳴り散らかす夫の方だ。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

-

予告なし&予想外のゴア描写がちょっと警告必要だな……と思った以外はかなり素直に楽しめた。
不安定な構図と変なショットの使い方が上手い渡辺さん、好きだ

X エックス(2022年製作の映画)

-

ひねると思ったらひねらんのかーい!となる映画だった。
ジイとバアのロマンティックなせりふは本来すごくロマンティックなはずなのにとてもそうは受け取れない状況なのがなかなか良かった。
オチは2シーンくらい
>>続きを読む

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

-

いちばん好きな王家衛作品を劇場で鑑賞。
60分で短くまとまっていてやはりとてもよかった。

徹底して繰り返される「越し」のショット。鏡越しに、肩越しに、ドア越しに。壁越しに会話や電話を聞くシーンも重ね
>>続きを読む

ケアを紡いで(2022年製作の映画)

-

映画の軸が「若くして末期がんに冒されたゆずなさん個人の幸福」なのか、「現場で紡がれるケアの豊かさ」なのか、はたまた「若年がん患者の抱える困難」なのかがはっきりせず、どれをも手に取ろうとしてどれも掴みか>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

-

アクションはすごく良かったのでスタントが本業の俳優さんが主演なのは納得。
ノリは寒いし、小ネタも使い古されたサブカルネタばかり。キャラ造形も解像度が低くて観てるのがつらかった。

エルヴィス(2022年製作の映画)

-

冒頭3分くらいでなにも観ずにバズラーマン新作って気づいたのおもしろい

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

やばい マルチバースの扱い方が全く理解できず、人生ワーストレベルでなにが起こっているのかわからない映画だった マジで

日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

-

構成に秩序がなくてこわかった
わたしが観るべき作品ではあったけど

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

-

エピローグは完全に蛇足だったな
なければいい映画だったのに

透明人間(2019年製作の映画)

-

信頼できない語り手ものかな。
カメラワークがめっちゃよかった。
劇伴もよかったので劇場で見たかったかも

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

トラウマとケアと自己治癒の話。
他人に支えられて人はすこしずつ回復していくけれど、ほんとうの意味で「治す」ことができるのは本人だけ、その踏み出した一歩を寿ぐ話と観た。
男性に担わされる責任からの解放を
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

-

信頼できない語り手もの、すぐに読めるキャラの正体とすぐには読めないキャラの真相。

公開当初にアンチフェミニズムだみたいなニュアンスでまあまあ批判されてた気がするんだけど、たしかにそういう読みになる映
>>続きを読む

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

-

恋する惑星みたいな構成だし恋する惑星のお惣菜屋さん出てくるし花様年華と2046みたいにセットな感じ〜!?と思ったら本当にそうだった。挙動不審な金城武が元彼に似てて心臓キュッてなっちゃった

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

-

自らが性行為に及ぶことなくできた子どもを慈しむ母と、慈しまれるふつうではない子ども、彼らと暮らす幸せを享受しつつもうしろめたさを抱える父のままごとのような暮らしを描いた映画だった。
健常主義やキリスト
>>続きを読む

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

-

偶然を装って会いたくなったらもう恋なんだな

婚姻を前提とした異性愛に縛られない親密さのかたちについて考えている

ザ・ハント(2020年製作の映画)

-

たまたま連れてこられたクソつえー女、なに?

動物のモティーフが面白いなと思って見てたら案の定オーウェルの動物農場が引かれてたね。
フェミニズム批評的な読み方ももちろんできる作品だろうし、解釈力ほしい
>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

-

※犬はひどい目に遭いません

遠巻きのFIXとじんわりズームで倫理に背くのではなく倫理の外にいる登場人物の気色悪さをじっと見つめる、これぞ清作品。
CUREのセルフオマージュがとてもよかった!
今年見
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

-

PTSDの記憶障害とフラッシュバックの描写が鮮烈な作品だった。

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

-

出オチ

スペイン語に字幕がつかなかったのは納得いかない

ラストレター(2020年製作の映画)

-

うつくしい大人のラブストーリーだとは思ったけど、娘たちを初恋を現在に召喚するためのよりしろでしかないのはどうかな。

かたくなにカメラを固定しないで動かし続けるのはなんか長尺のひとだなって感じでした。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

-

2年ぶりくらいに再鑑賞。はじめてのような気持ちで観た。

アラン・チューリングと小林多喜二はわたしのなかでは同じカテゴリに入ってるけど、改めて切ない。