kapapamyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

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PTSDの記憶障害とフラッシュバックの描写が鮮烈な作品だった。

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

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出オチ

スペイン語に字幕がつかなかったのは納得いかない

ラストレター(2020年製作の映画)

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うつくしい大人のラブストーリーだとは思ったけど、娘たちを初恋を現在に召喚するためのよりしろでしかないのはどうかな。

かたくなにカメラを固定しないで動かし続けるのはなんか長尺のひとだなって感じでした。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

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2年ぶりくらいに再鑑賞。はじめてのような気持ちで観た。

アラン・チューリングと小林多喜二はわたしのなかでは同じカテゴリに入ってるけど、改めて切ない。

CURE キュア(1997年製作の映画)

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清は構図がきれいで気色悪くしようとしてもなんとなくチャーミング(人物がどうしたってかわいいのよね)なホラーだと思ってたけど、CUREは難解さのほうが上回ってる映画だった、タイトルのCUREってなに?

星の子(2020年製作の映画)

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子はよほどのことがないと親を諦められない

それはそうとしてわりと何回も使われてたFIXで待ち受ける画は好きだったな

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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ポリティカルにコレクトでなおかつチャーミングな映画だった、「ポリコレに従ってたら面白いものなんか作れない」とかいってる化石のオッサンたちに捧げたい

SKIN 短編(2018年製作の映画)

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ここまで短くて要素に過不足がないと感想で書くこともないな

夢が作られる森(2015年製作の映画)

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制作者の意図があんまり読めない映画だった。大量の犬が自由に歩き回るシーンはGOOD

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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2分縛りで場所を行ったり来たりする舞台では難しい設定のワンシチュエーションものを映画だからやるヨーロッパ企画はほんと一流だと思ったし、iPhoneで撮り切っちゃうおもしれー映画

あなた自身とあなたのこと(2016年製作の映画)

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ホン・サンスはわかったりわからなかったりするな!これはちょっとわからない側かもしれない!なんだこの話……。

ホン・サンスの男と女の話はいつもほんのりミソジニーの匂いがする。
男と女の主導権の話だけど
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千年女優(2001年製作の映画)

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2回目。1年半ぶりくらいかな?

初見のときは虚実入り混じる様にどこからどこまでが本当のことかわからなかったけれど、基本的には事実を出演作=虚構のコラージュで表現しているのね。

お話とお話がつながっ
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晩春(1949年製作の映画)

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チャーミングな会話の数々にくすくすしつつ、最後はしっかりじんわりする作品。小津は本当にほがらかさと寂しさの描写が上手だなあ。

息を呑むほどきれいなカットがいくつもいくつもあった。車窓からカメラが乗り
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犬王(2021年製作の映画)

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大好きな湯浅監督と大好きな野木亜紀子さん、夢のタッグに大好きな大好きなアヴちゃんが加わって、しかも音楽は大友良英さん。本当に本当に楽しみにしていた一作。誰にも何も言われたくなかったので初日に劇場へ。結>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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野球部ファシズムがしんどい作品だった。

ひねくれてる子たちがひねくれてることを受け入れてもらえない、けっきょく「みんながやってることをみんなと同じように素直にやったらうまくいく」って言われているよう
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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わたしたちはせめて科学を信仰すべきだし、有識者の話はちゃんと聴いたほうがいい

親密さ(2012年製作の映画)

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ずっと観たかったけど機を逸していた濱口竜介作品その二。

2011年のまだ渋谷駅が地上だったころの東横線武蔵小杉駅、JR京浜東北線の田町駅、詩と詩人。あまりにもわたしの人生を構成する要素と重なりすぎて
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PASSION(2008年製作の映画)

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去年新文芸坐のオールナイトで行こうとしてたのに卒論は爆裂してるし一人で池袋行くのもいやだしで諦めたのをずっと後悔していた作品をようやく観た。

念願の作品だったはずなのにビビるほどつまらなくてびっくり
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

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行って帰ってくるだけの話って行って帰ってくるだけなのになんか味があるよね

人間関係で得た傷は時間をかけてゆっくりと治っていくしかない、みんなそう

ヤノマミ ~奥アマゾン 原初の森に生きる~(2009年製作の映画)

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Nスペ60分版で観た。

アマゾンの先住民族、ヤノマミの部落で日本人クルーが150日間生活をしたドキュメンタリー。

冒頭ではさも男女平等に狩りをするような描写があるが、いざ遠征に行くと明確な男女の役
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逃げた女(2019年製作の映画)

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差異と反復のホン・サンス。『オー!スジョン』を予習ゼロで劇場に観に行ったときはわけがわからなくて意識が飛びかけたけど、それにくらべると『逃げた女』はかなりわかりやすくて面白かった。

違う人物、違う時
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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うーん、映画の建て付けに気持ちを乗っけてあげられなかった。制作発表時から楽しみにしてたのに。

カメラワークは大好きだしグレーディングも美術も相変わらずかわいくて好き。
1話の画家と看守の話はロマンテ
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

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お金をかけてWikipediaをなぞってるみたいな映画だった。
ラデュレの手がけたお菓子はとってもすてき、お菓子の映ってるカットだけでいい。

偶然と想像(2021年製作の映画)

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封切り日を指折り数えて待っていたのに元気とタイミングがなく後回し後回しになっていたけどようやく観た、なにこれわたしの話じゃん。

濱口竜介監督作品特有の棒読み調の台詞(わざとやってるのはもちろん知って
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ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

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ノーナレ、登場人物の発言を書き起こすテロップなし、モザイクなし。
硬派すぎる、硬派すぎるけどそこに痺れる憧れるゥ!な東海テレビだ。

「誰が何をしているか?」の説明を求められるドキュメンタリーでノーナ
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

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アレクサンダー・マックイーン、よく知らないけど菊地成孔がコレクションを褒めてたから観た。
2010年に亡くなってたらたしかに知らないはず。ショー観てみたかったな。

回顧ドキュメンタリーだから昔の場面
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

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激重感情が救われる話じゃん!ミッドサマーよりよほど激重感情ガールズに観てほしい作品だった。

アクションシーンは白眉。小刻みなカメラワークとカット割り、超高速エフェクトで戦いの躍動感が十二分に伝わるさ
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極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

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正月になに観てるんだろうね
ひとつの身体からべつの身体が出てくることにある種の恐怖を、あらためて覚えた作品だった。女は女で生きていくんだな

音楽(2019年製作の映画)

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大橋裕之かな〜と思ったら大橋裕之だった、気を抜いても特に問題ないところがすてき。ただ音を鳴らすだけでも音楽になるという救いのようなテーゼ