aiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

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2023年、197本目。

心臓病で職を失ったダニエルは国からの支援手当てを申込むが却下されてしまう。
マニュアル通りの対応にはまるで心がなく融通がきかない。
本当に助けが必要な人が救われない救済制度
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蝋人形の館(2005年製作の映画)

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2023年、196本目。

男女6人が迷い込んだ町にはある秘密が隠されていた。
何度観ても作り込まれた造形に感心するし、他の殺人鬼とは一味違う悪趣味さが醍醐味の作品。
教会内を初めて正面から見るシーン
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

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2023年、195本目。

90分間ワンショットで息つく間もない怒涛の胸糞展開。
白人至上主義の女達はアジア系の姉妹に因縁をつけるが、事態は取り返しのつかない最悪の展開へ…

恐ろしい集団心理と昨今話
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

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2023年、194本目。

出所したての殺人犯の視点で一家惨殺の一部始終を見させられる。
計画性のなさが逆にリアルで恐ろしい。
犯人の生い立ちを聞いたところで同情もできないし、残忍な殺人に快楽を覚える
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

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大金の入った鞄を見つけた男3人の人生が狂い始める。
音を立てて崩れ落ちる平穏な暮らしと露わになる欲望。
慎ましい生活で幸せだと語っていた妻の変貌ぶりが何よりも恐ろしかった。
お金は真っ当な人間をも狂わ
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氷の微笑(1992年製作の映画)

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2023年、193本目。

殺人の容疑にかけられた作家の女に刑事が翻弄されるサスペンススリラー。
時を経て観てもシャロン・ストーンの妖艶さに目を奪われる。
白とベージュのみを身に纏い洗練された姿はため
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マジック(1978年製作の映画)

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2023年、192本目。

売れない手品師のコーキーは腹話術師に転身し人気者になるが、相棒の人形ファッツに依存し、次第に"彼"に支配されるようになる。

どちらが操られているのかわからなくなっていく恐
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

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2023年、191本目。

我々の愛する映画はこんな風に監督の想いが込められて、多くの人が携わり作られている。
当たり前だけど忘れていた裏側を見て、思わず背筋が伸びる。
誰かの命を削り、熱い魂の込めら
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悲しみの皮(2010年製作の映画)

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2023年、190本目。

原作はバルザックの小説「あら皮」。
寿命と引き換えに願いを叶える"悲しみの皮"を手にした青年の行く末は…。

ほぼ想定通りの筋書きで進む物語で、人間の欲望という普遍的なテー
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ミッシング・タワー(2017年製作の映画)

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2023年、189本目。

火事で妻を亡くした男は娘二人を連れてマンションの住み込み管理人となるが、住人が相次いで行方不明になる。

怪しい人物、連続する不穏な死、どんでん返し…と王道のサスペンススリ
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ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)

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2023年、188本目。

いや〜ハマらなかった。
認知症の祖父が轢き殺した子供を持ち帰って来るが、、

とにかく下品。グロより汚いという印象。
見るに耐えない絵面の連続にノックアウト、ひたすら狂った
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

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2023年、187本目。

二人の子供と夫を残して家を出た妻。
過去と現在と妄想の入り混じる映像は彼女の頭の中そのもので、脈絡がなく複雑だった。
割と早い段階で真実が明かされ、彼女の奇行やこれまでの映
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

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2023年、186本目。

夫の心の本当の姿はリリーという女性だった。
愛する人の性別が変わっても、変わらず愛し続けられるか?
二人の固い絆と心の葛藤、そして愛に涙が滲んだ。

これはトランスジェンダ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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2023年、185本目。

原作漫画読了済み。
世代を超えた女子高校生と老婦人の友情を描く物語。
BL漫画を通じて出会い、日常が変化してゆき前に進む姿が微笑ましい。
何者でもない等身大のうららと少女の
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

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2023年、184本目。

台湾で実際に起きた聾学校での性的暴行事件がモチーフ。
声をあげられない子供達の悲痛な叫び声が、心に直接響いてくるようだった。

学校にしか居場所のない彼らの負の連鎖は救いが
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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2023年、183本目。

母親が恋人と旅行中に行方不明になり、娘がパソコンを駆使して母を探そうとするが…

一体誰を信用していいのか?二転三転するストーリーが面白い。
目まぐるしい展開で頭が混乱しそ
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ダークグラス(2021年製作の映画)

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2023年、182本目。

連続殺人鬼に狙われて交通事故を起こし、盲目になった娼婦の女は執念深い犯人に追い詰められる。

癖が強くてツッコミ所も満載だけど、今時らしからぬ古めかしい作風が逆に新鮮だった
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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2023年、181本目。

幼い外見の女優に12歳のふりをしてSNSに登録し、友達募集をしてもらうというドキュメンタリー。

次々と大人の男から連絡が来る。
皆、目的は同じ。おぞましいとしか言えない。
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鬼畜(1978年製作の映画)

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2023年、180本目。

子供は親を選べない。
親の愛を知らない男は、自分の子供達にもここまで無慈悲になれるものなのか。

まるで無責任な猫の飼い主が増えた子猫の処理をするかのような行動に唖然とした
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

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2023年、178本目。

病を偽り精神病棟に収容された男マクマーフィー。
破天荒な彼の言動は周りの患者に影響を与え、次第に皆が自我を取り戻していく。
それを良しとしない正義に取り憑かれた冷酷な婦長と
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

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2023年、179本目。

砂漠で地雷に片足を乗せてしまい、身動きが取れなくなった兵士。
友を失い、幻覚と戦いながらも一人で耐える男のワンシチュエーションスリラー。

観る側の忍耐力も試される作品だっ
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キャタピラー(2010年製作の映画)

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2023年、177本目。

戦争に行った夫は四肢を失い、焼けただれた顔で聴力をも失った状態で生きて帰って来た。
"軍神様"と表面上うやうやしく奉られた男と、こんな姿になっても食欲と性欲は旺盛な夫に苛立
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

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2023年、176本目。

"平らな風景を前にすると永遠しか見えない。
僕にしか見えないのか?"

彼の愛したアルルの美しい自然の風景と共に描かれるフィンセント・ファン・ゴッホの晩年。
自分の絵を通じ
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

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2023年、175本目。

殺人事件の容疑者になってしまった孤独で嫌われ者の仕立て屋の男。
彼は向かいのアパートの女を覗き見し、恋をしていた。
女の思惑と男の恋心が絡み合い、思わぬ方向へ事態は動いてい
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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2023年、174本目。

"ファースト"キルではないのは一目瞭然だけど、それはご愛嬌。
まだ完成されていないエスターのドジな一面が可愛く思えるのが不思議。
ストーリーも前作とまた違う驚きがあって楽し
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

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2023年、173本目。

職業訓練所で木工技術を教える男は、ある少年と出会う。
心を閉ざした男の行動をひたすら追うカメラワーク。
説明はなく、各々の口数も少ない。
情報量の少ない中、彷徨う心の動きを
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或る終焉(2015年製作の映画)

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2023年、172本目。

終末期の患者の訪問介護をする看護師の男の物語。
人はみな死ぬ時は独りぼっちで孤独だ。
たとえ赤の他人でもずっと傍にいてくれる事がどれだけ有難いことか。
少ないセリフ、音楽も
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

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2023年、171本目。

口を開けば差別用語ばかりの偏屈な老人は愛車と犬が孤独を癒す唯一の存在だった。
隣に越してきたアジア人一家と関わるうちに心がほだされていくが、彼らにはどうしようもない悲劇が待
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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2023年、170本目。

今作はまさに鈴木亮平の独壇場。
鋭い目つき、時折見せる笑顔までが狂気を帯びていて狂犬そのもの。
ヤクザの中でも異端な存在として圧倒的なオーラを放っていた。

鈴木亮平だけで
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回路(2000年製作の映画)

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2023年、168本目。

インターネット黎明期の伝染する恐怖を描く。
霊の動き、人の消失、ネットという得体の知れない怖さは上手く表現されている。
…が、怖さを期待して観たら全く怖くなくて拍子抜け。
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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2023年、167本目。

"家族3人のうち1人を選び殺さなければ世界が滅亡する"
そう告げられて、はいそうですかと納得する人間がどこにいるのだろうか。
圧倒的な不条理の中、刻々と時は迫る。
世界か、
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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2023年、166本目。

自分らしい生き方を探してもがくユリヤ。
人生の岐路に立ち、迷いながらも懸命に生きる彼女の飾らない等身大の姿に共感した。

人生は理想通りになんていかない。
人を羨んだり、時
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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2023年、165本目。

映画を観ているとつくづく女より男の方がずっとロマンチストだと感じる。

すべてを捨てて昔の恋人との逃避行に走るが、そう上手くはいかない。
二人のズレ、噛み合わなさが面白くて
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ブラッディ・ミッション(2008年製作の映画)

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2023年、164本目。

出された問題が解けなかったら生徒が一人ずつ無惨な姿で殺されていく。
あっさり次々と死んでいくし、問題を解かせたいのかどうかも怪しい展開が逆に面白い。
グロ度は物足りない。
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別れる決心(2022年製作の映画)

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2023年、163本。

「愛してる」とも「別れよう」とも言わず、愛の芽生えと崩壊を描くサスペンス。
心の繋がりは肉体関係より官能的で、とても叙情的な物語だった。
ラストにかけてみるみる歪な形に狂って
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

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2023年、162本目。

有毒なピンクの雲に覆われた世界、人々は建物の中に籠る生活を強いられる。
コロナ禍以前に作られた偶然の作品にも関わらず、閉じ込められた人々の心情はリアル。
触れられなくとも人
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