2023年、17本目。
人は秘密をすべて告白してしまったから死ぬのではないだろうか。だから秘密は大事にしなさい。
しょうもなくて、シュールで、笑えて、なんだかんだ人生って悪くないと思える群像劇。>>続きを読む
2023年、16本目。
"人が長い年月に渡って内と外で二つの顔を使い分けていると、やがて混乱に陥り真の自分を見失う"
大司祭を無惨に殺した犯人として捕まった青年は捨てられた子犬のような目をした気弱>>続きを読む
2023年、15本目。
地下鉄の走行音はどこか悲鳴に似ている。
夜な夜な地下鉄でミートハンマーを使って血生臭い殺戮を繰り返す男がいた。
写真家のレオンはNYの"街の心臓"を撮るうちに、偶然にも殺人>>続きを読む
2023年、14本目。
管理下にある自由は本物の自由だろうか?
借金の取立て屋から逃げる男は黄色のつなぎを着たポールという男に助けられる。
「居場所がいるか?用意してやるよ」
そう言われて着いて行>>続きを読む
2023年、13本目。
殺したいくらい憎んだ相手と深い愛で結ばれる日が来るかもしれない。
しがない昼ドラ監督のラーシュと売れない女優のリサは週末に夫婦で湖畔の山小屋で過ごす事にした。
お互いに相手>>続きを読む
2023年、12本目。
貴方は死後の世界が知りたい?
少女の頃に長期間にわたる監禁、拷問を受け自力で脱出したものの、女の怪物が見えるようになったリュシー。
15年後、自分を監禁した犯人と思われる夫>>続きを読む
2023年、11本目。
「もしシィちゃんに彼氏ができたら死ぬからね、私」
実の父親からDV・性的虐待を受けて育ち、ぶっ壊れてしまったマリコはある日突然この世を去った。
親友のシイナに何も言わずに。>>続きを読む
2023年、10本目。
魅力的であることは女性の権利かつ義務である。女性は想像力の源で、人生の花だ。
とまぁ何とも不愉快な言葉から始まる。
B級ホラー映画(ヌード有り)で不本意ながら売れっ子にな>>続きを読む
2023年、9本目。
ひとつの過ちが悲しい罪の連鎖を呼ぶ。
東野圭吾らしい一筋縄ではいかないミステリー。
最後に父親の愛をしっかりと受け止めて歩み直す息子の姿が印象的。
今では引っ張りだこの人気俳>>続きを読む
2023年、8本目。
映画好きなら知らない人はいないであろう「CUBE」の日本版リメイク。
所謂シチュエーションスリラーで低予算感は否めない。
ストーリーがわかって観ている手前、よほどオリジナル要素>>続きを読む
2023年、7本目。
純愛と言いつつメンヘラ女を言葉巧みに操る憂太。
「愛ほど歪んだ呪いはないよ」という通りこの二人は共依存のような関係だったように思う。
もっと重いストーリーかと思っていたらアニ>>続きを読む
2023年、6本目。
羊が産み落とした、羊でもヒトでもない"何か"。
それを夫婦は"幸福"と呼び、歪な愛を注いだ。
母性とエゴが絡み合って、始終何ともいたたまれないような狂気を感じる。
ひんやりと>>続きを読む
2023年、5本目。
いつものゾンビ映画とは一味違った恐ろしさ。
このウイルスの感染者こそが、人の本来の姿ではないのか?
突然変異したウイルスによって理性がぶっ壊れた人々が暴徒と化した台湾。
食欲>>続きを読む
2023年、4本目。
りんごのキャラメル煮トースト、めちゃくちゃ美味しそうだった。真似して作ってみたいなぁ。
今回はシロさんとケンジの京都旅行に始まり、いつもの日常に戻る。
いつまでこうして一緒に>>続きを読む
2023年、3本目。
海外から見た"COOL JAPAN"が盛り沢山。新幹線とは言い難い謎の列車を舞台に繰り広げる痛快アクションムービー。
前半の会話劇に始まり、ラストにかけての派手なアクションまで>>続きを読む
2023年、2本目。
ウルトラマンの知識をほぼなしで鑑賞するにはやや厳しかったかな、という印象。
CGや特撮に関しての不満はなし。
ウルトラマンはたった一人の人間を殺してしまった事をこんなに気に留>>続きを読む
2023年、1本目。
痛快、爽快、なんて心地の良いミステリー。
前作の予備知識は必要く楽しめる。
豪華キャストにド派手なセット、長さを感じさせない展開でこれぞエンタメ大作と言える出来栄え。
今回の名>>続きを読む
2022年、50本目。
今作は特にスクリーム1〜4までの予備知識がないと楽しさが半減するだろう。
初代スクリームの懐かしいキャラクターに加えて意外な人物も再び見ることができてワクワクした。
設定が>>続きを読む
2022年、49本目。
「俺には、それが宿命です」
導かれるように出会った見世物小屋で働く事になった男の成れの果てを描く。
読心術を体得し、愛する女性と独立した彼の欲望は歯止めが利かなくなっていた>>続きを読む
2022年、48本目。
「過去は決して死なない。過ぎ去りさえしないのだ。」
冒頭のこの言葉に隠された真実を最後に知ることになる。
アンテベラム(アメリカの南北戦争以前)では黒人が売り買いされて白人>>続きを読む
2022年、47本目。
心の隙間を何かで必死に埋めようとした事がある人ならば、きっと彼女の気持ちがわかるだろう。
ハンサムで優しい夫と誰もが羨む裕福な暮らしを送るハンターは、待望の子供を授かった。>>続きを読む
2022年、46本目。
まるで長尺の世にも奇妙な物語のようだった。
なんで皆こうも簡単に催眠にかかるんだよ…と言いたいのはひとまず置いておこう。
家族で交通事故に遭い、父親は脚が不自由に、母親は昏>>続きを読む
2022年、45本目。
この映画をホラーとして見ないで欲しい。
母国セネガルにいる息子と一緒に暮らす日を夢見てNYで出稼ぎをするアイシャ。
ナニー(ベビーシッターとはまた違う、乳幼児の躾や世話をす>>続きを読む
2022年、44本目。
精神科病院にある患者の自殺の真相を調べるために病気のふりをして潜入した私立探偵のアリス。
しかし、いかにも怪しい院長に"危険な患者"として動きを封じられてしまう。
そんな中ア>>続きを読む
2022年、43本目。
正直ディズニー版のピノキオの物語はあまり好きではない。
がしかし、こちらは出だしからデルトロ節が炸裂する展開となっていてぐんと引き込まれた。
ピノッキオを作るゼペットの鬼気迫>>続きを読む
2022年、42本目。
「変態じゃない。ただ女子高生に殺されたいだけだ」
それを変態と呼ばずに何を変態と言うのかと突っ込みたくなる。
オートアサシノフィリア(自分が殺される状況に興奮を覚える性的嗜>>続きを読む
2022年、41本目。
ヘイター(憎悪主義者)というタイトルそのもののである主人公の青年。
彼は最初から最後まで一貫して薄気味悪くて小賢しい男だ。
そんな男が人を貶める事を生業とする会社で働くように>>続きを読む
2022年、40本目。
3人の母親と、それぞれ10歳の息子「ユウ」の群像劇。
息子を殺してしまった母親は誰だ?
親は子供を選べないし、子供もまた親を選べない。
大人の事情と子供の事情が悲しいくらい>>続きを読む
2022年、39本目。
10周年で10日間のみの再上映。ソフト化をしないから幻の映画と言っても過言ではない。
FSS未読、軽い予備知識のみで鑑賞したがこの映画のストーリーは単純でわかりやすく、純粋に>>続きを読む
2022年、38本目。
DV、モラハラ、すぐにキレる。クズ以外何も適当な言葉がない男。こんな男でも結婚前は良い面があったのだろうか。
幸せな時もあったのだろうか?
離婚したクズ元夫に隔週末子供を会>>続きを読む
2022年、37本目。
「どこで生まれたって、最高って日もあれば泣きたくなる日もあるよ。でもその日何があったか話せる人がいるだけでとりあえずは十分じゃない?」
貴族でも庶民でも、それなりに分かり合>>続きを読む
2022年、36本目。
夜道を1人歩く少女を保護したが、口もきけず"白線で描いた四角の中"から出られない状態だった。
少女を一時的に引き取った夫婦に次々と悪意を感じる出来事が起こり始めるが…。
悪>>続きを読む
2022年、35本目。
全然めでたしめでたし、ではない。
青信号に変わってもなかなか進まなかった車に強くクラクションを鳴らしたら、それが運悪くサイコ野郎の乗る車だった。
その後執拗につけ回され脅され>>続きを読む
2022年、34本目。
"死んでいい人なんていないんだ"
震災で失われた命、生活に困窮しているのに生活保護も受けずに失われた命。そして残された人達の行き場のない想い。
一筋縄ではいかないストーリーで>>続きを読む
2022年、33本目。
バレエという優美で繊細と力強さが混じり合う芸術が好きだ。
しなやかな肉体だけでなく強い精神力が不可欠なバレエダンサー。
自殺した主演ダンサーの代役としてジゼルを踊る事になっ>>続きを読む
2022年、32本目。
ブレイク・ライヴリーほど素行の悪い浅はかなお嬢様役が似合う女優はいないだろう。
麻薬栽培で成功を収めた若者2人がメキシコの麻薬カルテルに目をつけられ、取引決裂と共に"2人の>>続きを読む