教育に関わる人は見た方いい。数十年前のイランでしょと切り離せない、日本の課題となることも含まれる映画だと思う。
大人のような子ども、子どものような大人が見え隠れする。
聴こえる人と、聴こえない人。両方の孤独を描いた映画。無音な時間こそ饒舌。家族がそれぞれ独立した個人として尊重しあっていて、うらやましい。
劇場で3回鑑賞。この感覚をもう1回!もう1回!と体が求めていた。公開が終わってからはサウンドトラックを繰り返し聴いて、脳内で映像を再生している。
デイヴィッド・バーンもトーキングヘッズも全く知らずに>>続きを読む
思春期に持て余す、誰かに見つけてもらいたい愛されたい、と思う気持ちを捉えた映画。燃え上がらない、夏でも冷たい湖のような恋愛。ティモシー・シャラメが口を軽く開けてキスをねだる姿は官能的。杏に戯れたのを見>>続きを読む
年齢とか性別を超えた友情の話。はちみつを取りに行くシーン、台所でのケンカなど、見終わってから語り合いたい場面がたくさんある。
田園ならぬ麦畑の情緒が散りばめられた映画。若くてやんちゃなリチャード・ギアも、貧乏でもお金持ちになってもかわいいブルック・アダムスもたまらないが、広々とした麦畑が何より美しい。収穫からの閑散、ポツンと>>続きを読む
身体表現を観る映像として楽しむ。いわゆる舞台での表現ではないというところは、ストーリー仕立てにする意味がある気がする。男女の交わりを身体表現にすると…という作品なのかなーと観る。森山未來の身体の動きは>>続きを読む
一切の音楽がないストーリー映画は初めて。アル中の母親、理由なく言い渡される解雇、見つからない仕事、施しは受けないというプライド…全てがロゼッタに重くのし掛かるのに、ロゼッタは涙ひとつ流さない。世界に心>>続きを読む
弟役の佐田啓二がかっこよくて、ずっと目で追ってしまった。兄に認められないと結婚もできない時代だったのだなあ。
斜陽族の原節子と、成金の佐野周二との完全プラトニックなラブコメ。初めてのバレエで涙を流す>>続きを読む