枯葉さんの映画レビュー・感想・評価

枯葉

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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.0

時はバブル真っ只中で日本の技術や経済力に皆まだ夢を見ていたんだなということがあちらこちらに伺え知れる。
いまだに全く実現不可能な科学を大真面目に語ってる様はちょっと滑稽にすら思えてくるけれど、子供達は
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

5.0

例えば『君の名は。』だとか『サマーウォーズ』だとか恋を描く作品は世の中にたくさんあるけれど、自分はこの手の物語の中で一番好きなのがこの作品。

そもそも自分は何故そのような恋愛を描く映画を大人になった
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

水木しげる先生とは異なり両腕はあるものの恐らくは水木しげる先生と鬼太郎のお父さんのお話。
水木しげる先生に対する追悼の意を込めて創られたんだろうなと思わせる雰囲気だった。

昨今のヒーロー懸かった鬼太
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シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラ-1.0に較べるとモノクロにする意味は薄い気がする。
評価自体はシン・ゴジラそのもので石原さとみさんはお綺麗だけど配役の不自然さは拭えず、またオタクっぽい説明のくどさがやや興醒めさせられる。
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

4.0

その男に近づくと死ぬ・・・記憶喪失の男が巻き起こす不思議な物語。
伝えたいことは因果応報や罪と罰とでも言うのだろうか?
ただ単純にそう言い切るには巻き添いになる犠牲者が多過ぎる。
それまでの過程と突き
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

5.0

これはゴジラ史上最高傑作かも知れない。
一番最初のモノクロの名作ゴジラに対するオマージュもあちらこちらに見られるが、何よりも現代の演技派俳優達が戦後それぞれが抱えていた心の傷を見事に描き、それをゴジラ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

鈴木さんがかなり頑張って冴羽さん演じててそれは好感が持てた。
後、木村文乃さんも相変わらずの美しさで冴子役にハマってるなぁって思った。
ただ残念なことに香がなぁ・・・香ってあんな頭悪そうなウザキャラだ
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貞子DX(2022年製作の映画)

-

何これ?バカにしてんの?
あからさまにでんぐり返しして死ぬ時点でおかしいとは思ったが出てくるキャラみんな頭弱いしコメディ映画に成り下がってしまってる。。
しかもそれがウザいだけで全く面白くない。
主人
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.5

昔からよくある男女の中身の入れ替わり。
ただそこに時間軸のズレとそれに伴う記憶の喪失が描かれる恋愛をとても切ないものにしてくれていた。
昔ながらの風習と彗星の欠片の落下による悲劇が神秘性を増してくれて
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

東日本大震災の時に猫を抱えた少女の噂があった。
なんでも猫を抱いた少女が駆け回って避難を呼び掛け人々を救ったとか猫を何匹も抱えて安全な場所に移して猫達を助けたといった話。
監督がその話をヒントにしたの
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.5

老朽化が進みナツメとコウスケの育った団地が取り壊される。
その団地が具現化したのがノッポ君。
ノッポ君とナツメ達を繋いだのがナツメの団地への執着心。
そんなところだろうと思いながら見続けてそれが確信出
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

5.0

キャスト一人一人の演技が振り切ってて面白い。
最初に伊藤が負けたのは喧嘩する理由がイマイチはっきりせず振り切れなかったから。
だから理由ができたらキッチリ倒す。
いつもの美人なヒロイン達にこれまた美人
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

5.0

登場人物の全てが純粋で優しくて愛おしくて尊い。
温かくて澄み切ったラブストーリー。

天気の子(2019年製作の映画)

4.5

純粋なラブストーリーとしては好きな話。
でも、主人公の男の子の身勝手に周りが巻き込まれ振り回され、主人公が次々と犯罪を繰り返し周りに迷惑をかけまくったことは見ていてちょっと苛々させられるところも多かっ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

4.5

お馬鹿なサメ映画にウンザリしてる人にオススメ。
真面目に作られたサメ映画の中でも舞台を絞り登場人物も絞ったことで濃い時間が過ぎていく。
近年では割と傑作のサメ映画だと思う。

ライフ(2017年製作の映画)

5.0

詳しくは書かないけどなかなか面白い終わり方をするので是非見てみて欲しい。
その後どうなったのかとても気になる。

少林寺(1982年製作の映画)

5.0

とてもシンプルなストーリーながら圧倒的な格闘技術が終始魅了してくれる。
もちろんお坊さんが詭弁を用いて犬を殺して食べてみたりその犬を殺された飼い主の娘があっさりそれを許してみたりいろいろと突っ込みどこ
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来る(2018年製作の映画)

4.0

この正体のよくわからない漠然とした強力な存在というのは日本のホラーらしくて好き。
最近の○○村とか○○島なんてネーミングの和製ホラーには幽霊や化け物が物質的に出てきてしまう映画が多いけどあれやられると
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

5.0

誰もが知ってるアニマルパニックホラーの名作というか全てを築き上げた始祖と言って良い(本当はヒッチコックの名作『鳥』など始祖と言える映画は他にもあるがここまでこの分野を広く知らしめたのはこの『ジョーズ』>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

-

何これ・・・?
あまりのショボさに愕然としてしまった。
ターゲットは幼稚園児や小学生なのかな?
それとも日本のこういう映画って予算が割けなくなってるのか?
いや・・・CGの無い時代の映画にすら遥かに及
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.5

これも何だかとても物質的でつまらなかった。
日本の心霊の怖さは別にあると思う。
初期の『あなたの知らない世界』などの方がよっぽど日本の心霊現象の怖さを的確に表現してるのでYouTubeなどで観てみるこ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

ホラーが謎解きのようになると怖くないんだよね・・・。

牛首村(2022年製作の映画)

2.5

どうも『村』シリーズの監督が描くホラーは物質的で怖さに欠ける。
海外のホラーに近い感じで日本の背筋がゾッとするような怖さが無い。

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.0

んー・・・日本の心霊の怖さってこれじゃないんだよな。
物質的な幽霊が襲いかかってくるのではなく最後まで怪死にこだわって欲しかった。
オーメンなんかが何故傑作なのかそれは通常あり得ないけど偶然起こる可能
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N号棟(2021年製作の映画)

-

怪しい新興宗教をどこかの無名な小さな劇団が表現したらこんな感じなのかな?と思った。
主人公をはじめ登場人物の行動が悉く不可解で非合理的で苛々させられる。
死ぬのが怖いというテーマをもう少しまともに掘り
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パイレーツ:失われた王家の秘宝(2022年製作の映画)

3.0

その昔、日本近海を荒らしていた朝鮮の海賊達の物語。
いきなり日本人が盗賊扱いされて武士らしき格好をした者があっさりと海賊に敗北するところなど反日的であり得ない設定にはちょっとガッカリ。
ただそれを除け
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アイスブレイカー 超巨大氷山崩落(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

抑揚に欠けるからハリウッド的なものを期待すると本当にダラダラとつまらない。
ただ最後の2人の新旧船長の笑顔が良かった。
単調なれど人間関係や心理状況などはよく描けていたように思う。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歴代主要人物勢揃いは素直に嬉しいがそのせいで主役が誰なのかそれぞれの存在感が薄れてしまってるのは残念。
それぞれ主役級なのは解るが誰かメインの主役を決めて、他の人は要所で活躍するくらいで良かったのでは
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