この軽薄な感じと、古臭くてスベってる感じ…。
なんかに似てるなあってずっと引っかかってたんだけど、わかった。
これ、ホイチョイだ。
こういうものが製作される背景には、たぶん中国が今バブル期で、ホイ>>続きを読む
【リー・ピンビンの撮るDSLite】
てっきり限定カラーかと思ったら、まさかの「ガリガリ君」カラー(アイスブルー)。
肉眼で見たらあんなに安っぽい「ガリガリ君」カラーも、リー・ピンビンの手にかかると>>続きを読む
長回しがものすごく邪魔。
物語に集中できない。
(といっても物語はほとんどないけど)
宣伝ではしきりに没入感を謳っているが、これは、撮影方法への関心(どう撮ったのか)と、役者の演技から伝わる緊張感(>>続きを読む
定番の怖がらせ方全部入れましたという感じで、ホラー映画を学びたい人には良いかもしれないが、もう少し新味が欲しかった。
都市伝説や怪談は語られる恐怖なので、恐ろしいことは裏で起きてて、画面には不穏さだ>>続きを読む
『最後のジェダイ』でファンから袋叩きに遭ったのがよほど堪えたのか、今回はとても小さな作品。
『ルーパー』で辻褄合わせを途中で放棄した前科があるので少し不安だったが、意外と最後まで真面目に作っている。>>続きを読む
予想外に超ド直球王道エンタメ。
あらすじや予告では伝わりにくいので、
chayのn.e.o.のpvを見た方が早い。
「コンプレックスは個性」
エンドロールで流れるこの曲のテーマがそのまま映画のテ>>続きを読む
何やっても「学芸会」になるのなら、いっそのことホントに「学芸会」にしてしまえ!という日本映画界の現状を逆手に取った素晴らしい企画。
、、、というような感想は、TV地上波だったからかもしれない。
有料>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【「創られた伝統」と「人類補完計画」】
巷では「失恋映画」(なぜか監督自身がそう言い続けている)とか「セラピー映画」などと言われているようだが、そんな生易しいものじゃない。
これは「創られた伝統」>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジョジョはヒトラーのケツを蹴り上げるべきじゃなかったと思う。
妄想とはいえ、苦しい時、唯一ずっと側にいてくれた存在だったはずなのに、敗戦後、世間の価値観が反ナチスに変わった途端、ジョジョはあっさり掌>>続きを読む
まず、SFでオリジナル脚本という日本映画界の鬼門中の鬼門に無謀にもチャレンジした入江監督に最大限の敬意を表したいと思う。
各方面にきちんと取材し、AI、警察、犯罪心理学の専門家を監修に置き、脚本を何>>続きを読む
ウィンチェスターハウスを地で行くヘンテコな作りの脚本。
filmarksに載ってるあらすじを見ればそれがよくわかる。
以下、あらすじを要約してみる。
ウィンチェスターハウスは「ウィンチェスター銃に>>続きを読む
原作未読。
TVシリーズが素晴らしかっただけに、
かなり期待したが、勧善懲悪のバトル物といった感じで、いたって普通の出来。
同じ層に留まり、ボンドルドとずっと戦ってるだけなので物語が停滞している。>>続きを読む
被写体にカメラを向けることは、
銃を向けることと同義だ。
劇映画ばかり観てるとどうしてもそういうことに無頓着になる。
劇映画が、外でゲリラ撮影でもしない限り、画面上に登場するのは、あらかじめ撮られ>>続きを読む
辛気臭く地味で内省的なストーリー。
本来シネコンでかかるようなネタではなく、ミニシアターでひっそりと公開されるような映画。
ブラピがプロデューサーということでブラピ本人も出るし、有名俳優が集まって>>続きを読む
金持ちの家の玄関が人間の口だとしたら、半地下は肛門。
だとすると半地下の家族は腸内細菌で、
いくら金持ちになりたいからって、
そんなのが口に入ったら絶対お腹壊す。
口にも胃にも細菌はいるけれど、
棲む>>続きを読む
【女々しい男たちの権力闘争】
序盤は時制が掴みにくく、物語が動き出すのに時間がかかるが、尺を考えると許容範囲。
地味だが、じわじわずっと面白い。
隠語満載の会話や、言った言わないのいざこざシーン、>>続きを読む
後になってじわじわ来る系。
コメディではなく、わりとシリアス。
といっても、重くなく、ちょっとした日常をテーマにしている。
なので、ながら観をしてしまうと何のこっちゃわからなくなると思う。
それく>>続きを読む
例えば、料理に土なんか混ぜちゃうような意識高いレストランで、うんこが出てきたとして、果たしてそれが料理と言えるのか否か。
よく言う、カレー味のうんこか、うんこ味のカレーか問題。
カンヌで途中退席し>>続きを読む
これは明らかに失敗作。
最近2作が良かっただけに期待したが、残念。。。
そもそもターゲット層がよくわからない。
ミュージカル好きへなのか、ミュージカル嫌いに向けてなのか。
若者向けなのか中高年向けな>>続きを読む
棄教した師の消息を弟子が探しに行くというコンラッドの『闇の奥』を思わせるプロットと、キリスト教に内在する矛盾を描いた遠藤周作の傑作をスコセッシが悲願の映像化。
原作からして既に完成されているので、そ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
The dead speak!(笑)
もはや伝統芸能。
「ヨッ待ってました!」という展開が盛りだくさん。
金かけた同人作品みたい。
良くも悪くも、今作で扉は完全に閉ざされてしまったと感じた。
ファンな>>続きを読む
夫婦の離婚調停の話、と聞くと一見「言葉」の映画なのかなと思うが、まぎれもなくこれは、「動作」の映画。
神は細部に宿るとはよく言うが、
愛も細部に宿る。
夫婦の罵り合いの中では、どうしても後退しがち>>続きを読む