カルカンまぐろさんの映画レビュー・感想・評価

カルカンまぐろ

カルカンまぐろ

マイ・ファースト・ミスター(2001年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

アールの唐突な死によって恋愛対象が同年代の男の子に移るというご都合主義的なオチの健全さにホッとするやらモヤモヤするやら。レオンやマイインターン的なおじさんメンターが主人公の前に突然現れる父性ドバドバ系>>続きを読む

ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)

3.2

賛美歌とセックスが同時に処理(というかもはや同じ行為みたいに)されてて、黒人コミュニティの中での音楽の価値の高さを改めて感じた。そして若き日のジミークリフがラフコン重岡に微妙に似てる。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.8

台詞が少なくて笑っちゃうくらい不憫で出てくる飯がぜんぶ不味そうで最高。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

色々言いたいけど何を言っても野暮な気がする

バッドアス!(2003年製作の映画)

3.3

親父が演じた濡れ場を、30年越しに息子が再演するってアツい

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールの誰もいない傍聴席を観ながらなんとなく、トゥルーマンショー的な記録映像や屋根裏のもう1人の自分やクリーチャー親父とか、全部自分の記憶と深層心理が結びついた妄想にすぎないのかなと、母親の死と>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

新しいジムで冷めるのめっちゃわかる。ひみくんの役相当激よかった。

男のゲーム(1988年製作の映画)

3.6

試合再開する時に流れる大草原の小さな家のOPみたいな曲が呑気でジワる

Helpless(1996年製作の映画)

2.5

主演浅野忠信じゃなかったらリタイアしてた。

まーごめ180キロ(2023年製作の映画)

3.4

合法的に学校に入れるから選挙は良いみたいなのめっちゃわかる。It’s over. It’s just beginning now.

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.9

派手な演技や台詞なんかなくてもたけちゃんが直接語りかけてくるからそれでいいやろみたいな真骨頂感ある。ラストの脈絡のない回想シーンだけ後出しぽくてなんかアレだけど。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

失った時間は取り戻せないと悟って、箱庭を壊して主人公も外の世界に飛び出そうとしたけど結局デッドエンド。大杉漣はその執着心、役所広司は混沌のメタファー。ラストの役所広司が産廃モリモリ積んだトラックでプー>>続きを読む

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

4.0

長い人生にはこういう映画が必要なんだろうなと思った

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

シリーズの完結編としてはうーんって感じでした

ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストあっけなくて笑いました

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

4匹いてみんな同じサイズでした

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

平山のポジな孤独の中に木漏れ日のように偶然誰かが介入してきてブレたりなんだり。東京を俯瞰で撮るカットがそんな偶然が平山だけでなく誰にでも起こることを示唆していて明快で良かった。でもホームレスを追い出し>>続きを読む

イディオッツ(1998年製作の映画)

3.6

衰弱した人間がカウンター的な集団に居場所を求めることは客観的に見ると当然色んな危険を孕んでいる訳で、それが人によってスケートだったりバンドワゴンだったりレイシズムだったりケミカルだったりカルトだったり>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

タクシーのシーンのセリーヌの右手は、1作目のジェシーとは違う動機で反応していて、作品の中でちゃんと9年経ってるなと思った。お別れのタイミングがダラダラと伸びていく過程は、偶然なのか執念が手繰り寄せる必>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

冒頭の夫婦喧嘩が後の2人の恋愛模様の儚さを加速させてる。公園でセリーヌが言ってたセックス観は個人的には真逆な感じがした。あこそのシーンのセリーヌのブレブレな感情に対して、出会った当初の目論みから一周回>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.0

こっくりさんの憑依に抵抗する工藤の姿が、死霊のはらわた2のブルースキャンベルと俺の中でぴったり重なった。

殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

2.5

白石作品にとって江野くんは妖精なんだとラストショットで確信しました

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

4.0

体が入れ替わったり、ヴィデオドロームみたいな銃でヤシマ作戦したりエンタメ全部載せみたいな満足感。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.7

時を越えて工藤が両親と邂逅する小汚い版BTTF。霊の生首だって平気でブン殴るし、巨大化して鬼とも戦うしコワすぎにタブーなんて存在しない。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.7

それにお前コレ、すごそうだろ?に集約された作り手としての工藤のプリミティブな衝動とパッション

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

4.1

コワすぎを心霊の枠を超えた最高のエンタメに押し上げつつ、工藤に特大のフラグをブッ刺して鮮やかに散っていった真壁先生ありがとう

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