カルオさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カルオ

カルオ

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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.0

何処までも絵になる2人。
実際には親子であるライアン・オニールとテイタム・オニールが、映画の中では「親子かもしれない」という設定がもう面白い。
映画を見終わってからポスターの2人を見ると、さらに味わい
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

それは、きっと1人では描けなかった夢。
映画に登場するドーナツのように、素朴で甘く温かな雰囲気を体現したジョン・マガロの佇まいが強く印象に残った。

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.8

朝の光、昼間の喧騒、夕方の翳り、夜の静寂。
絶望を抱えた人の目に、どうすれば希望は宿るのか。
淡々とした会話を通して、静かに強く問いかける。
「自殺だって人殺しなんです。」という言葉にハッとさせられた
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.4

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/CvcTlVpyeOM/?hl=ja

善悪の境界線が曖昧な子供たちの世界が上手く表現されていて、超能力の場面もとても説得力が
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ガンジスに還る(2016年製作の映画)

4.2

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/Bxyqny6D0An/?hl=ja

インド映画のイメージとはかけ離れた静かな作風に心地よく裏切られ、ラストシーンの美しさに
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かぞくへ(2016年製作の映画)

4.2

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BjrPqaTnryk/?hl=ja

最良の友か、最愛の人か。
主人公が辿る選択の結末に涙した。
それぞれの登場人物の言葉
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かぞくのひけつ(2006年製作の映画)

4.2

「どうしようもないなぁ」と思いながらも大事な時には向き合って、なんだかんだ側にいるのが家族なのかもしれない。
何度観ても同じところで笑って、最後にはホロリとくる。
我が家のヘビロテ映画です。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.2

夫婦で一緒にお茶漬けの用意をするシーンが、言葉では言い表せないほど素晴らしい。
初めて観た小津安二郎監督作品がこの映画で本当に良かった。

恋人たち(2015年製作の映画)

4.6

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https://www.instagram.com/p/BASCPSIwxME/?hl=ja

人知れず抱えている悩みや苦しみ。
飲み込むことも吐き出すこともできずにいる思いに寄り
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BepOrmABiUq/?hl=ja

冷静に、率直に、公正に。
話し合えば何かが変わる。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/B6AVXjZFRjf/?hl=ja

等身大の役を演じているスカーレット・ヨハンソンを久しぶりに見れて幸せだった。

いたずらスヌーピー(1968年製作の映画)

4.5

どんなにいたずらをされても、本気で嫌いになんてならない。みんな結局スヌーピーのことが好き。
スヌーピーだって、みんなと離れ離れになりたいわけじゃない。
お互いの嫌なところもひっくるめて愛おしい。
ラス
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.5

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BWGh7oTBxoZ/?hl=ja

風変わりな行動の中に見え隠れ
するユーモアと愛。
人が人でなくなる前に、この映画を観よ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.4

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BTFyk-WhEJg/?hl=ja

優しさが切ない。

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.7

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BEi6ypAwxNO/?hl=ja

泣いた。
ブラッド・レンフロの優しく寂しげな微笑みが忘れられない。

アマンダと僕(2018年製作の映画)

5.0

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/B0m1g17lAfY/?hl=ja

オールタイムベスト。

悲劇的な内容ではあるけれど、この映画は光に満ちている。
突然に
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Winter boy(2022年製作の映画)

4.2

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/C413GuLyD9p
主人公のリュカを演じたポール・キルシェの、複雑な感情を滲ませた笑顔に心打たれた。
粉々に砕け散った心が
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.6

映画を観たというより、眺めた(観察した)という感覚。
モリが庭を散策する様子は、自然や生き物の中に溶け込んでいくようだった。

カレーうどんのシーンが好き。

シベールの日曜日(1962年製作の映画)

3.6

この映画のスチル写真を見ているだけで悲しくなってくる。
ラストシーンの少女の叫びが忘れ難い余韻を残す。

思秋期(2010年製作の映画)

3.7

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BDzz3NPQxDX/?hl=ja

怒りに負け、怒りに傷つき、それでも怒りと闘い続ける。

うちへ帰ろう(1998年製作の映画)

4.0

大人になっても、ふとしたきっかけや誰かの言葉に感情が溢れてしまう時がある。
そういった人間の繊細な心の動きが丁寧に描かれていて、自然と涙が溢れた。
挿入される音楽もとても良かった。

最高の家族の見つけかた(2016年製作の映画)

3.8

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BTB7-sBBHnJ/?hl=ja

ひどい邦題に惑わされず観て本当に良かった。
映画なので、もちろん血の繋がりのない他人が
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ハッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡(2011年製作の映画)

4.5

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BLYh8sTAKQ_/?hl=ja

「直感を信じて。」
何気なくレンタルして観た日から繰り返し観るほど大好きな映画。

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アスファルト(2015年製作の映画)

4.3

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BLv16LyAqSK/?hl=ja

灰色の空、寂しげな郊外の団地、映し出される世界は薄暗く冷たい。
そんな場所で巡り合う、
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.7

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BCacWKJwxP4/?hl=ja

ラースが人形を愛することになった理由、そして家族や街の人々の想いに触れた時、自然と涙が
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BPKNab3AzxW/?hl=ja

何度も観返している大好きな映画。
好きなシーンがあり過ぎる。
この作品で描かれる心の痛
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.0

全編で流れる歌は良かった。
ただ、物語や映画のテンションにはいまいち乗りきれず。
どこか上滑りしているように感じてしまった。

東京物語(1953年製作の映画)

4.2

静かに静かに進む物語。
沈黙の場面でさえ心に訴えるものがあった。
家族とは何か。
人と人の繋がりとは何か。
当たり前のように流れていく時間、そして人生がどれだけ尊く美しいかを改めて見つめ直すことができ
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.3

笑って泣ける新たなクリスマス映画の傑作。
悪態をつきながらも大きな体で頑張るサンタが微笑ましい。
ポップさとバイオレンス描写の塩梅が絶妙で、最後までぐいぐい引っ張られる面白さ。
「ホーム・アローン」を
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コール(2002年製作の映画)

3.4

誘拐犯のわりに緊張感の少ない悪役たちが却って新鮮で面白かった。
この頃のダコタ・ファニングはやっぱり凄い。

誘拐犯の1人を演じているプルイット・テイラー・ヴィンスはとても好きな俳優。
複雑な背景を感
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.6

☆映画イラスト↓
https://www.instagram.com/p/BFl6oVXQxMK/?hl=ja