いたみさんの映画レビュー・感想・評価

いたみ

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マーベルズ(2023年製作の映画)

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『キャプテン・マーベル』の続編というよりも、はっきりと『ミズ・マーベル』の続編という印象を受けた。それは、ノリの部分であり、濃度の部分であり、思想の部分であり。
完全無欠トップヒーローであったマーベル
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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中学生たち演技うますぎる〜〜かんわいい〜〜!
無理のない実写への落とし込み。和山やまと山下敦弘、相性いい。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.0

なんでそんな改変したの?!?!大を信じてないの?!?!?!??!そんなんじゃ大が海外行けないだろ!!!!!!!Explorer 9巻が成立しないだろ!!まじ?!?!


宮本大の壮大な人生を描いた未完
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妻は告白する(1961年製作の映画)

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凄く良かった。ラストショット、本当にお見事。
結局、夫のザイルを切った、妻のザイルを切る話。そこに何の思惑や葛藤があろうと、人を殺してしまった、と言うこと。

好色一代男(1961年製作の映画)

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この映画、ジャンル:ホラーなんだ、と驚いたけれど、たしかにまあ、ホラーだよね、特に女にとっては。お江戸は平和で良かったなどという謎論調もあるけれど、やっぱり女にとっちゃ地獄だね。
雷さま、ほんと可愛い
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

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消失的情人節→消失的人→消失的情節の言葉遊びは、台湾語ならではでかなり面白い。
日本リメイクを見たので、こちらも見てみた。日本リメイクよりも、切なさといじらしさあふれる感動寄りの作品。
そもそも、せっ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

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監督も脚本も好きな人だから楽しみにしてた。
ハジメパートはだいぶ好めない流れ、好きになれそうにないキャラクターばかりでこれは…と思ってたんだけど、レイカパートでグッときた。細かくてしょーもない強引な理
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

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素敵!体調悪い時に優しい映画を見たくて見たけど、サイケデリックさは貧血誘発する!クラクラしたぜ!

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

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北村、飯尾が素晴らしい。
ラストの演出とか、細々とした「なにを強調してなにを流すか」の感覚が個人的に逆だな、と感じてしまう。誰がどの罪状でどうかを丁寧に決定づける必要はない。
しかしまあ、面白いですよ
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からっ風野郎(1960年製作の映画)

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三島由紀夫が古今東西大酷評だったので思い切りハードルを下げて見たら、そこまでひどくはないんじゃないかしら?と思ってたんだけど、ラストシーンが相当に酷くて、申し訳ないけど三島さん、こりゃダメだね、と思っ>>続きを読む

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

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増村目当てで見たけど、市川崑のがとても良かった。まあ全部良かったんだけど!みんな可愛くて愛しい。
あやや、すれっからしにしては可愛すぎるくらいだよ。でも中身は今のパパ活や風俗嬢と変わらないのかもね。

暖流(1957年製作の映画)

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日疋(←名字かっけ〜)に感情移入しすぎたせいで終始胸糞わるかったけど、明らかに映画の後は病院もバカ家族も終わりなんだろうと思えたから良かった。お母さんも良くないよ!なんだよ!

マルタイの女(1997年製作の映画)

5.0

素晴らしい。
全体的な流れは正直他の伊丹作品よりは弱い部分もあり、この人はもっともっと素晴らしいものを撮れる人なんだよな、と思ってしまった。
けど、抜きん出て素晴らしいシーンがある。それだけで、もうこ
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スーパーの女(1996年製作の映画)

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過去に見た覚えだともっともっと隣店が直接的な意地悪をしてる印象だったんだけど、思ったよりは悪いことしてなかった。ただただあぐらをかいてた。
伊丹映画は、宮本信子七変化を楽しむためのもの。ストーリーやパ
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大病人(1993年製作の映画)

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はっ蓮コラ注意!!めっちゃくちゃ面白いけどほんの一瞬の蓮コラにより別の心が痛手を負った!蓮コラ注意って言っといてくれないと!それこそ夢に出る!
あーー!面白かった…………。全ての力で工夫された傑作。も
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ミンボーの女(1992年製作の映画)

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伊丹十三の死を招いた大傑作。やっぱり何度見ても面白いし、ヤクザ側の名優による狡猾さがお見事。宮本信子最高。

あげまん(1990年製作の映画)

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私の好きな伊丹十三はあまり感じられなくて、最後までモヤモヤしていた。
私はあの時代に女が格好良く立ち回る伊丹作品の魅力が好きなわけで、こんな、男に振り回されてるだけの賢い女は違う、と思ってしまった。全
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マルサの女2(1988年製作の映画)

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ずいぶん昔に見たから、見直した。
正直『マルサの女』の方がエンタメ性強く見やすいし面白いんだけど、やっぱ普通にすげ〜映画だ。
面白い工夫が溢れながら、ちゃんと書きたいこと書いてる。

お葬式(1984年製作の映画)

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やっと見られた!
伊丹十三のこと好きすぎるから贔屓目だけど、とてもよい映画だった。
かつては葬式あるあるだったんだけど、もはや記録映画になってしまったんだろうなあ。
病院で33600円(だっけかな)払
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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唖者、黒人、同性愛、掃除婦と、あからさまな差別対象を主軸に白人男性悪役が「異形との愛」を意味不明な固執で邪魔する物語。めちゃくちゃポリコレではあるんだけど、でもそれぞれ個性がちゃんとしてるし納得感があ>>続きを読む

ガーデンパーティー(2017年製作の映画)

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CG技術はもちろんなんだけど、単純に録音技術が良すぎない?あれって生音?これも作られた音?なんにせよ綺麗すぎるしちゃんと場面に合うし丁寧な仕事。
舐めてたらストーリーもしっかりしてるし、褒められて当然
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ウィッチ(2015年製作の映画)

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世の中にはまだまだこんなに面白い作品があるんだな。見ても見ても見切れないぜ。
最後の10分だけ急にテンポ悪くなって、マダー?と思っちゃったけど。仕方ない、魅せたい部分なんだろうから。
ガキは悪魔の手先
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

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ガチイライラするな、MJもピーターも……
言いたいことは言う!

スパイダーマン(2002年製作の映画)

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今見るとそりゃ古典的だけど、確実に面白いたくさんの工夫があり、鏡も仮面もCGも駆使して、ともかく面白いものを作ろうと言う素晴らしい気概のようなものを感じて嬉しかった。ストーリーもスッキリしていてみやす>>続きを読む

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

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予備知識なしに見たから把握するまで時間かかった。(途中で一般パートいくかと思いきやそのまま進んだので)
ところどころ滑ってるけど(漫画だと良いパロだったとしても実写映画だと滑る例だと思う)、まあ全体的
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ボクのスーパーチーム(2015年製作の映画)

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え?ん〜!親の宗教を信じるべきだってわけ?とか野暮な考えが邪魔して素直には楽しめない。これが実話だってことが救い。まあ自分の中の神様、ってのは本来そういうものだと思うので。自分用の、自分の守護神たるヒ>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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全編「おばけなんてないさ」的なあみ子の頭ん中が見られて、時々ふと現実が見える、みたいなのを想像して見てしまったら割合が真逆で驚いた。こういうダマは好きじゃない。それで当てたんだか知らないけどそういうプ>>続きを読む

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

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アニメーションならではの工夫は、まず現実重力をしっかり理解した上で作るからこそ面白くなる。ということを良くも悪くも理解する。
ドワンゴにブチギレた事件を思い出す。

透明人間(2018年製作の映画)

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透明人間に重さがない、という新しい解釈を加えることでかなり見える景色が変わる。よい発想だ!

サムライエッグ(2018年製作の映画)

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ちょっと泣けた。躍動に関する工夫、アニメーションならでは。
下の歯を屋根の上になげる→現代っ子の解釈めちゃくちゃ良かった。

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