わしみやさんの映画レビュー・感想・評価

わしみや

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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

夏にまた見たくなりそうな映画だった。暑いのは嫌だけど、なんで夏の部室の蒸し暑さというのはこうも時々戻りたくなる風景なのだろうか。新幹線の移動時間に見たけど、上映当時に映画館で見られたらより一層楽しめた>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

見たい映画に間に合わなかったので、他に同じ時間で探したらちょうど上映していたので鑑賞。一話完結ものだと思って見てみたら、ちゃんと前作があって続きのお話だったのね。とはいえ、個人的には前作の知識がなくと>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

コナンの最新作を鑑賞。漫画を頑張って追いつこうと思ったけど残念ながら17巻までしか読めず。(圧倒的未達)一応怪盗キッドの初登場までは読んだから良しとしよう。
・・・
シリーズでも屈指の傑作という意見や
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

留学時代に英語字幕で見せられてなんかよく分からんかったのを日本語字幕にて改めて視聴。ロケにまったく金かかってないんだろうなと思いつつ、脚本が面白ければちゃんと映画として完成するんだなと感じた。(wik>>続きを読む

また春が来やがって(2021年製作の映画)

4.1

たしか今泉力哉監督が旧Twitterで褒めていたのを見てマイリストに入れていた映画。だいぶマイリストで漬け込んではいたが、なんとなく寝る前に見たくなって鑑賞。
・・・
今の自分にめちゃくちゃ刺さるし、
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

2年ほど前に「愛なのに」「猫は逃げた」の2作が今泉力哉監督×城定秀夫監督で生み出されてから、なぜか「愛なのに」は劇場で見たのに「猫は逃げた」だけ未視聴のまま残っていた。
・・・
個人的には「愛なのに」
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

ごめんなさい。めっちゃ長いと思ってしまいました。勝手に山荘で起こった転落死を作家の妻が解決していく名探偵コナン的な展開だと思い込んでしまってました。思い込みは良くないですね。めちゃくちゃ重厚で静かな法>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.8

実話映画好きとして予告編から楽しみにしていた映画。クリント・イーストウッドの「インビクタス」とか好きだったので、そんな感動を得られるのではとワクワクしながら映画館へ。
・・・
基になった実話自体は面白
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

漫画原作は読んだことがなかったけど、漫画の映画化としては非常に出来が良いと聞いたので鑑賞。アニメ実写系を見たのがかなり久々だったので、想像してはいたけど凝縮さへた内容かつ続編ありきの展開で「やけにトン>>続きを読む

ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

3.3

平成ガメラを一通り見た後に鑑賞したのでなかなかのチープさに笑ってしまった。とはいえこれが昭和特撮の良さでもあるのだろう。
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日本人少年と日本語を話せるアメリカ人少年のバディ物というのはなかなか新
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

ずっと見たかった作品を映画館で見られたのが嬉しい。「コーヒー&シガレット」や「ちょっと思い出しただけ」も見た後の鑑賞。
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オムニバスの1編目のウィノナ・ライダーは確かに良い。みんな言っていること
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

期待以上に面白くて良かった。あまりに余韻が良くて帰りに原作の漫画を買ったけど、改めて映画はいい肉付けがされているなと思った。漫画は漫画で面白いけど、原作の内容を映画にしたらあそこまで面白くはならなかっ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

完全に喰らってしまった映画。平山の微笑みや涙が終始胸に迫ってきた。微笑みの説明も、涙の説明も何もないのだけど、でもそういうことってあるよね。言葉にできないけど笑顔になってしまうことや涙が止まらなくなっ>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

飛行機の中で鑑賞。円井わんの表情とマキタスポーツの軽い上司の演じっぷりがよくて楽しく鑑賞することができた。ループものって途中で疲れちゃうものも多いけど、テンポが良くてあっという間だった。
・・・
永久
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

飛行機の中で鑑賞。スポーツ映画は好きなので割と期待しながら見ていた。マット・デイモンは「インビクタス」のイメージだけど中年で腹が出ていてもかっこよく見えることが判明。走りたくないし、マット・デイモン系>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.1

杉咲花の凄さを見せつけられた映画だった。なんであんなに温かい顔も冷たい顔もできるんだろうか。童顔も相俟って20代女性も高校生も自然に演じられるのも俳優としてアドバンテージだと思わされた。
・・・
無戸
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

「チャーリーとチョコレート工場」にそこまでの思い入れはないが鑑賞。普段あまりファンタジックな映画を見ないのでこれはこれでいいなと思った。ミュージカル映画結構好きだし。
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とはいえ、終盤はそこまで
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.6

見ながら何となくズッコケ三人組を思い出していた。きっと小学生の頃に見ていたらよっぽど嵌まっていたんじゃなかろうか。もちろん今見ても楽しく鑑賞できたけど。
・・・
とはいえところどころ話に追いついていけ
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クナシリ(2019年製作の映画)

3.5

もし日本人がそのまま住み続けていたらこの国後島の荒野はどうなっていたのだろうと考えた。本土と変わらないようなコンビニがあって、スーパーがあってというような光景になっていたのだろうか。それは荒れ果てては>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

初めて見た北野映画だったが、周りの意見を聞いてみるとそこまで北野映画らしいわけではないらしい。個人的に北野映画はアウトレイジのような暴力性しか知らなかったからあまり分からなかったが、他の作品を見れば感>>続きを読む

リュウグウノツカイ(2013年製作の映画)

3.6

なんだなんだと思っていたら終わってしまった感じ。設定がめちゃくちゃ面白いからこそ、そこを内容が超えてこなかったというか、超えるには時間が足りていなかったのか。でも長ければ良いわけではないから難しいな。>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.2

面白い映画を見たなあという気持ちになった。シリアスや緊張感の中に抜けたような面白い会話があって思わず笑ってしまうような、それでいて真剣な気持ちで織村家を見つめてしまうような本当に良い映画だった。
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.7

古典とも言えるホラー映画を鑑賞。何やら「13日の金曜日」でジェイソンがチェーンソーをもっているイメージは「悪魔のいけにえ」によるものらしい。ジェイソンは本当はナタしか使わないんだとか。それほど影響力の>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.9

現代っぽい映画だなあと感じさせられたのはやはり原作が朝井リョウだからだろうか。自分の性癖に苦しむ人間たちの話なのだが、こういうのって昔からあったのだろうかといつも思う。極端に言えば縄文時代から西壁に悩>>続きを読む

警察と泥棒(2020年製作の映画)

3.6

知っているはずだし自覚もしているはずなのに、こういう映画を見るたびに欧米における黒人差別の存在や凄惨さに驚かされる。2023ねんだよ?と思うが、日本にいる私には分からない憎悪に似たものが人種間で発生し>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.8

黒い影は両親の後悔の塊のようなものだったのかなと思った。こういう具体的なテーマを持った作品が作られるほどアメリカにおいてスクールシューティングは大きな問題になっているのだなと驚いた。なんだかんだといっ>>続きを読む

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.3

今回見たウェス・アンダーソンの17分短編3作品の中で一番よく分からなかった作品だった。色々と「どういうこと?」が多すぎて自分にはまだ早かったんだと信じたい。
・・・
3作品に通じている小説をそのまま映
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(2023年製作の映画)

3.7

今回見たウェス・アンダーソンの17分短編3作品の中では一番好きだった。自分の腹の上にヘビがいる(かもしれない)ということをこれだけ愉快に映像として表現できるのはすごいと思った。ウェス・アンダーソンがす>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

3.6

ウェス・アンダーソンですねっていう雰囲気の短編。とんでもなくやばい同級生に蹂躙される男の子のお話し。最後、白鳥であってくれと願った。白鳥でよかった。
・・・
昨日見た「ヘンリー・シュガーのワンダフルな
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.8

今まで見てきたウェス・アンダーソン作品の中で一番理解しながら見ることができた。とてつもなくシンプルなストーリーで40分という短編だから当たり前の話ではあるのだけど、もしかしたら今の自分にとってはこのく>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ずっと期待をしていたゴジラ映画の新作。楽しみ半分、裏切られたらどうしようという不安半分で公開二日目に劇場へ。見終わった感想は「とっても良かった!」
・・・
「シン・ゴジラ」の完成度があまりにも高すぎて
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

注目していたわけではなかったが、本当にタイミングよく上映したので何となく見に行ってみた映画。あまり普段見るタイプの映画ではなかったが主人公のSISUっぷりは手に汗握りながら見ることができた。(なんでそ>>続きを読む

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.8

小・中の頃、宗田理先生の原作が大好きでぼくらシリーズを読み込んでいたが、この歳になってついに角川の映画版を鑑賞。
・・・
原作と比較して結構色々な要素が抜け落ちてはいたが、それは映画版オリジナルとして
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

3.8

物語の主軸でもあったと思うが、「怪獣の戦いに巻き込まれて死ぬ人間」が生々しいほどに表現されていた。直近の映画でも細かく映すことがないことを、この時代に向き合って映像として作っていたことに驚きを覚えた。>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

何となく気になっていたくらいだけど、何やら評価がすごい高いらしいぞということで鑑賞。正直カーレーシングには興味がないし、グランツーリスモというゲームがあることもこの映画の予告編で知ったくらいだったので>>続きを読む

国葬の日(2023年製作の映画)

3.7

「なぜ君」「香川1区」で大好きになった大島新監督の最新作を鑑賞。国民が大きく二分された「国葬」をテーマにしたドキュメンタリー。個人的に少しく関心を持っていたテーマでもあるので上映開始日に劇場に向かった>>続きを読む

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