かすみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ユアプレイス、マイプレイス(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーは可もなく不可もなくといった印象ですが。なんやかんやでこういう超絶仲良しとの恋愛ってもどかしくてちょっとキュンとしてしまうのは否めません。
大親友、近すぎる存在だからこそお互いに気を遣って言
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失恋セラピー(2024年製作の映画)

3.0

失恋した人をのサポートの為の居場所は日本人にはない発想で、いい着眼点だなと。

ただやっぱり若干先が読めてしまう所とか、セラピーの先生なのにそれはダメだろ。笑 と感じてしまうのが惜しい所。
題名から勝
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マペット・ムービー/マペットの夢みるハリウッド(1979年製作の映画)

3.5

「あぁ、セサミストリートとかに出てくる人形の作品ね~」と子供向け作品と思って見たら大間違いです。

作中の歌、メロディと歌詞には大人でも響くものがあります。
カーミットが夢をかなえる為に、徐々に増えて
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

舞台は戦争中の年代となっていますが、そんな中宮殿で繰り広げられる女のバトルにヒヤヒヤ・わくわく・ぞわぞわしながら見てしまいました。

サラとアビゲイルの裏でのバチバチ感も堪りませんが、女王の表と裏の顔
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

ジェリーの思い描く世界と現実とのギャップ、周囲の人の当たりの冷ややかな具合がクセになる作品です。

“好き”の度合いは人それぞれなのは十分承知なのですが、人の好きの感情のバロメーターが振り切ってしまう
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

様々なサメ作品を見てきましたが、これぞ王道でかつ今のサメ作品の元になっているなあという気持ちになりました。

某テーマパークを先に楽しんだ派ですが、アミティ島の街並みもまんまで感動。(当たり前だけど)
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クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

3.5

職場の閉鎖危機を救おう!=毎年の最高のパーティーを開催しよう!

…っていう発想が海外っぽく、ぶっ飛んでいて好きです。笑

盛大なパーティーに負けないくらい、それぞれのキャラが濃い…。
楽しいパーティ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

日々の生活の中で“生きづらさ”を感じる人にはそっと寄り添ってくれるような、夜明けの光のような優しさを感じる作品になっています。
勿論そうでない人も山添くんや藤沢さん、2人を支えるひとたちのさりげない優
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12人のパパ(2003年製作の映画)

3.5

作品に触れるまでは12人のお父さんが出てくる作品かと思っていました。笑

12人も兄弟がいるなんてことあるんだろうか…と終始思ってしまいましたが、最後はやっぱり家族っていいなあと思えます。
自分の夢の
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フレーミングホット!チートス物語(2023年製作の映画)

3.0

鑑賞後は確実にチートスを食べたくなるやつです。

展開は王道ではありますが、自分たちが今当たり前のように食べている、いわゆる“スパイシー味”が少し前までは当たり前じゃなかったのが意外でびっくりしました
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

映画としては40分という短編になっていますが、情報・キャラクター全てが濃くて短編には思えない程の満足感があります。

ウェス・アンダーソン監督ならではの色遣いや登場人物、何回も見て初めて気付くような物
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ミッキーのクリスマスの贈りもの(1999年製作の映画)

3.5

3つのクリスマスプレゼントにまつわる物語。
子供の頃に感じた「毎日がクリスマスならいいのに!」や「サンタは本当に存在する!」といった気持ち、そして大人になってから感じる“サンタを信じてもらう為の行動”
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

歌うことを夢見る3人の女性たちの物語。

煌びやかで1度は憧れる世界でも、やりたいことと世間から求められることとの葛藤とぶつかり合う所が印象的。

それぞれの感情が込められた歌唱シーンはどれも熱い想い
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

グラン・トリノってどういう意味だろう…?
と思いながら鑑賞しましたが、最初から最後まで見て「なるほどな…!」と感心しました。

気難しいおじいちゃんが家族ではなく今まで関わってこなかったような民族と心
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.5

超大作の第3章。
始めのネオをこの時のネオとの成長を比べると、本当に革命だなと感じました。

機械VS人間との闘いのシーンは圧巻。今のCGには劣るかもしれませんが、公開当時のことを思うと相当凄かったん
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I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

4.0

恋をしたチャーリーがだめだめな彼なりに女の子に対して行動を見せていく所にほっこり。
時々合間に挟んでくるスヌーピーの世界は一体何なのか…。笑
と思いますが、スヌーピー、ウッドストックが可愛いから良しと
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.5

今までも戦争をテーマにした作品は見てきましたが、この作品は激しい攻撃シーンとは裏腹に静かに計画が進んでいきます。
これが実話をもとにしているから驚き。
一見シンプルな計画に感じましたが、シンプルだから
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

よくあるAIvs人間との争い。
確かに、一つの都市を破壊させられたらこうなってしまうかもしれないけど、AIに対してここまでしなくてもいいじゃないか…!と人間の酷さに胸が苦しくなります。

また、他のA
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

3.5

試写会にて初めて鑑賞。
鑑賞後に初めて気付きましたが、ドラマがあったとは。
ドラマは未鑑賞でしたが、作中にドラマの内容もちょくちょく描かれていたので、ドラマを見ていなくても楽しめました。

父の罪が世
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魔法にかけられたエラ/魔法の国のプリンセス(2004年製作の映画)

3.0

若かりしアン・ハサウェイがとにかくキュート。
シンデレラのお話をベースに、アクションやファンタジーの世界の冒険にはわくわくしました。
時々ラブの要素もありますが、ファミリーで楽しめる作品となっています
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

4.0

前作もでしたが、疲れている時、頭を空にして見たい作品。
今回もジョニーのミッションにイチイチクスッとできますし、彼はきっと大真面目にミッションをこなしているんですが、その姿がまた面白くて元気をもらえま
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ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.5

主演マイケル・ケインが良い…!!
今までおっとりした感じといいますか、穏やかなおじいちゃんのイメージがありましたが、気難しいおじいちゃんの役もハマっていて良かったです。(俳優業引退なのが寂しいくらい…
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

目に見えないものに対する恐怖や、人はいざ死に直面した時にどのような行動をとるのか、そうなった時にどう感じるのか。
様々な媒体で情報が得られる時代だからこそ、窮地に陥った時に“死”に対して各々の感じ方の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

エマ・ストーン、マーク・ラファロの主演お二人が大好きで鑑賞しましたが、2人だけでなく他の登場人物の表現に圧倒され、鑑賞後の余韻が強い作品でした。

タイトルにもなっている“哀れなるもの”それは一体誰の
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スランバーランド(2022年製作の映画)

3.5

メインの夢の世界でのお話が進みつつ、かつ現実でもニモが成長していく姿だったりとか、家族の愛情に不覚にもウルッときた作品です。

はっちゃけているモモアさんや、相棒の豚ちゃんのぬいぐるみが可愛くて一家に
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

3.5

人種差別が色濃く残る時代に法を味方にして、人を救う姿には痺れました。
自分自身ももしかしたら非難を受けてしまう可能性もあるのに、正義の為にここまで動けるのは人としてかっこいいなと感じました。

事実を
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フォーガットン(2004年製作の映画)

3.0

設定とか作品の雰囲気は好きなのですが、途中からの中だるみが気になってだいぶびっくりはしました。笑
父親もそうだけど、お腹の中にずっと子供を抱えていたらここまでの絆と愛情が生まれるだろうなあと納得。
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アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

物語の舞台はシカゴの仕立て屋。
様々な立場の人が訪れる仕立て屋で展開される物語にはつい見入ってしまいます。
スーツってシンプルだけど実は奥が深い物なんだなと気付かされます。そしてこの作品も同様。話の軸
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足跡はかき消して(2018年製作の映画)

4.0

PTSDを抱える父と娘の森での生活を描く作品。
派手なシーンや特別はありませんが、互いが思いやるが故に起こってしまう、心の苦しさが非常に切ない…
自分は良かれと思ってしている行動が、いつの間にか苦しめ
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