かすみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

時の面影(2021年製作の映画)

3.5

静かにストーリーが進んでいく中に、歴史へのロマンや発見に対する調査をしていく中で、私たちが今まで生きてきた背景を知ることができて、歴史って知れば知るほど面白いなと感じる作品です。

この作品の時代背景
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

主人公の世界観の設定、出てくる道具全てが、私たちの厨二心をくすぐってきます。
現実と地獄が重なり合う世界も、ファンタジーだったりちょっとホラーっぽかったり、アクション、サスペンス感もあって見応えありま
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スカイブルーな恋の予感(2023年製作の映画)

3.0

王道なラブコメの展開なので、正直ドキドキはあまりしませんでしたが、日本では感じられないような、オーストラリアの広大な自然と美しい空には目を奪われました。

大きな企業にも良い所はあるだろうけど、地元や
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.5

主演、リリー・コリンズの役作りに圧巻。
拒食症だけでなく、病気や人が精神的に追い詰められてしまう様々な症状に対して軽い言葉はかけられないなと感じたのと、その症状を持っていない人は簡単に言うかもしれない
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

4.0

作品を演じる人、作品を作る人の夢に向かっていく姿勢や壁にぶつかった時の葛藤、そして大人と子供たちの青春が詰まった作品。
日本でいう部活なのかな?サマーキャンプでの出来事はそれぞれの心にこうやって強く残
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君はONLY ONE(2017年製作の映画)

4.0

よくあるラブストーリーかもしれませんが、大切な人たちと過ごす限りある時間がこんなにも大事なんだなと思えます。
邦題より、英語直訳の方が好き。(“かけがえのないあなた”になります)

アビーの病気が進行
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

90年代のタートルズや、マイケル・ベイ監督のタートルズを見て来ましたが、題名にもある通り個人的にこの作品が一番彼らのティーンの雰囲気を感じる作品でした。

作風もアニメーションと漫画を組み合わせたよう
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

若者達の不思議な三角関係を描いた作品かと思いきや。
見ていくうちにどんどん、出てくる皆の異なる立場の“好き”が溢れていて、かつそれがどこか美しくて、胸がキュッとなってしまいました。

人間は気軽に相手
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ジャンパー(2008年製作の映画)

3.5

題名の通り、主人公がとにかく色んな世界を“ジャンプ”します。
この作品見るまで、主人公デビッドを演じたヘイデンはSWしか見たことなかったのですが、彼の美しさに気付けました。

「こんな能力あったらこう
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ロンゲスト・ヤード(2005年製作の映画)

3.0

刑務所の中で繰り広げられる囚人vs看守のアメフト対決という設定だけでもうユニークなのが伝わります。
キャスト情報にもあるように、ボブ・サップさん出ています。笑
囚人、看守それぞれの能力や立場を活かした
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

4.0

今までのポアロさんシリーズから見たら、テンポの良い謎解きは地味かもしれませんが、ホラーの雰囲気はピカイチ。個人的に雰囲気はこの作品が好き。

館で起きる現象が霊の仕業なのか、はたまた人なのか。謎解きに
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.0

いい意味の方で終始胸糞悪くなる作品。
最初から最後まで誰も救われていない感じが凄い…

事実ではないと述べられていますが、果たしてどうなのか…
全人類が背けてはならない問題だし、技術が発展した今でもこ
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

4.0

数字では測れない、人の行動や運命について改めて感じさせられる作品。
「ここまでうまくいくかい!!(ツッコミ)」と感じるシーンはありますが、個人的にはこういう作品は大好物です。

運命の二人がすれ違うも
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ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

3.5

主演のマーティン・ローレンスの出ている作品はこの手の雰囲気の作品が多いけれど、なんやかんやで面白くてついつい見てしまう。

狙っていた宝石に手が届きそうで届かない、このもどかしさが「もう…ッ!!」とな
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.5

こんなにジジイ、ババアをかっこいいと思える作品あるだろうか。(褒めてる)

かっこいい爺さん婆さんを舐めてはいけないと改めて感じます。
現役時代を思い出させるような、無駄のない潜入とキレッキレの彼らが
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ビッグ・ビジネス(1988年製作の映画)

3.5

運命のいたずらでこんなにも人生が変わってしまうのか…!
二組の双子のすれ違い具合がもどかしくて、でもそこが面白ポイント。

同じ俳優さんが演じているので、そっくりなのは当たり前なのですが、各々の姉と妹
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ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

3.5

この手のライアン・レイノルズ作品が面白くないわけなかった。
これも鑑賞している人に語りかけてくるタイプの作品です。

ざっくり説明すると、MIBの対象がゴーストになったver.なのかなと。
ありそうで
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フレッチ/死体のいる迷路(2022年製作の映画)

3.0

コメディですが、ドタバタし過ぎている感じは否めません。笑
ですが、主演のジョン・ハムさんが可愛いから良しとしましょう。
もう少し心理であったりトリックとかを織り込んでくれれば謎解きモノとしても面白かっ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

前半と後半のギャップがあり過ぎて、「あれ?私はサスペンス作品を見ていたのかな?それともアクション作品を見ていたのかな?」という感覚になります。

“人は見かけによらない”ことをひしひしと感じる作品。
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.0

映画好きなら感じる、このキャストの豪華さ…!
豪華でありながらも、こんなに緩く話が進んでいくことに衝撃。
ブラピの無駄遣い作品は数ありますが、この作品もその一つかと。

小さな勘違いが起こした物語の結
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ターナー&フーチ/すてきな相棒(1989年製作の映画)

3.5

人×動物のバディモノは見ていてホッコリできます。
潔癖&超真面目なハンターがフーチと心を通わせていくにつれ、行動や表情が柔らかくなっていく姿が印象的。
見ていくうちに徐々にフーチの表情や感情が理解でき
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真夏の夜の夢(1999年製作の映画)

3.5

シェイクスピアの作品ということで。
始めのうちは「最後まで見ることができるかなぁ…」と感じていましたが、妖精の世界の表現が美しくてつい魅入ってしまいます。

鑑賞後はまさにタイトルの通り“真夏の夜の夢
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

4.0

見るとパークのアトラクションに乗りたくなる程、作中にはアトラクションを感じさせる景色や登場人物が散りばめられています。

前作のホーンテッドマンションよりはゴーストとのフレンドリー感はあまり感じなかっ
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ホーカス ポーカス(1993年製作の映画)

3.5

ハロウィンの時期に家族で楽しんで見たい作品。

個性的な魔女の3姉妹や街に伝わる魔女の伝説、ゾンビ、人間の言葉を話す黒猫、海外のハロウィンの雰囲気…
ありがちな要素だし、特別盛り上がる訳ではないですが
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28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

3.5

アルコールや薬だけでなく様々な依存症の怖さを感じられます。
そういった症状を完全に治すことは非常に難しく、家族といった身近な人の存在と支えと、その人たちに認めてもらえることがどれだけ当事者にとって重要
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オールド・ドッグ(2009年製作の映画)

3.5

ジョン・トラヴォルタとロビン・ウィリアムズの中年おじさん2人が子供に振り回されながらも子育てに奮闘する様子が微笑ましい&クスッとできます。
作中、お父さんではなくおじいちゃんに間違われるのが題名にもな
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.5

名作程ではないけれど、男勝りで女っ気のない(褒めてます)グレイシーがどんどん女らしく垢抜けていく姿には勇気と、自分も「頑張ろう!」って気持ちになれます。
個人的には大好きなマイケル・ケインがいつもの優
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シンデレラ・ストーリー(2004年製作の映画)

3.5

ここにも時代に合わせたシンデレラのお話が…!!
メル友の存在が流行っていたあの時代のワクワク感を思い出しました…

この人が童話のシンデレラだとこの登場人物かな?と重ね合わせながら見るのも面白かったで
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モンスター上司(2011年製作の映画)

3.0

会社や上司に不満を持っている社会人はいませんか?
そんな人達皆に見ていただきたい作品。

自分がここまでやる勇気はないからこそ、大胆かつ抹殺作戦のグデグデ感にクスッと・スカッとします。
素人が企てる作
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マイ・ファースト・ファイト(2023年製作の映画)

3.5

ある意味、青春が詰まった作品。

喧嘩を計画的にやろうとしているところが、ミゲルの喧嘩に慣れていない感が出ていたし、途中に挟む喧嘩への妄想が映画ネタ・格闘ネタが拳での喧嘩したことない民であるあるな気持
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

作品全体の雰囲気や、アメリのキュートなファッション、仕草に目を奪われます。

子供の頃に培われてきた想像力でアメリらしい人と人とを繋げていく様子は見ている側も何故か微笑んでしまいます。
そして作中の何
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

4.0

ただのドラえもん作品と思いながら何気なく見ると危ないです。

子供の頃は気付けない、自分勝手な行動に胸がチクリと。

のび太とおばあちゃんのエピソードはずるすぎるし、のび太と親友たちとの友情にも刺さる
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ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

3.0

ストーリーがギュッとされている感は否めない。
ラウールのことは好きだけれど、キャラがクールって設定のせいか棒読みぽく感じてしまうのが勿体無く感じました。
もっと羽花ちゃんが“何故石と呼ばれていたのか”
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ライトアップ! イルミネーション大戦争(2006年製作の映画)

3.5

クリスマスイルミネーションを巡ったお隣さんとの攻防戦…
クリスマス=派手なイルミネーションの全力な感じが海外っぽさを感じます。

“宇宙から見えるくらい自宅を光らせたい!”
…もう発想が斬新で好きです
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

飲食しながら見るのはオススメしません(褒めてる)
見ていると一緒に喉の辺りが「うっ…ッッ」となります。
でもそのゾワゾワ感が堪らない。

誰もが羨む生活の裏には、こういう事実が隠れているかもしれない、
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.5

発想と世界観が好き。
あのごちゃごちゃギラギラしたNYのあれだけ荒廃した風景が何だか良い…!
そしてその中に犬と自分だけっていう設定も孤独感感じて好き。

他の皆さんが述べている通り、わんちゃんとのシ
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