カトマンズの掟さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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星と俺とできめたんだ(1965年製作の映画)

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歌謡界のスター西郷輝彦と日活期待の新人渡哲也の対決。
若々しく初々しい渡哲也。

紅の翼(1958年製作の映画)

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【1959年・お正月映画(日活)】

破傷風の子供を助けに八丈島へ飛ぶパイロット役の裕次郎。しかし殺し屋と乗り合わせてしまう!子供の命ははたして…
簡単にいえば空の上のサスペンス物だが、運転の知識や情
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野球狂の詩(1977年製作の映画)

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女性初のプロ野球選手を目指す水原勇気、老投手岩田鉄五郎らの野球ドラマ。

アイドル+野球+独特な愚連隊感?なB級映画といった感じ。
好きだけど誰にでもオススメはできる作品ではない。
昔のプロ野球の雰囲
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川上哲治物語 背番号16(1957年製作の映画)

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【1957年・お正月映画(日活)】

前半は学生時代の活躍、後半は「抱き合わせ入団」と言われたプロ入りから日本一の打者に成長するまでを描く。

若き宍戸錠の演じた吉原正喜。
作中では青年時代の川上哲治
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男ありて(1955年製作の映画)

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プロ野球を舞台に、監督として親として悩む男を志村喬が演じる。
監督業を優先し、家庭を蔑ろにしていたが出場停止処分中の10日や妻の死を通して少しづつ変わっていく。

それにしてもキャプテン矢野を演じる三
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散り椿(2018年製作の映画)

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2018 1016 ミッドナイトスクエアシネマにて観賞。

平日の朝の上映だったからか、お年寄りのお客さんで埋まっていてビックリ!

本格的な殺陣が印象に残る一方、噴き出る赤い返り血の表現にどよめきが
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野獣都市(1970年製作の映画)

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孤独な大学生有馬青年は、実業家石浜に拳銃の腕を買われて運転手、ガードマンとして雇われた。
親なしの有馬、非行に走る娘に手を焼き息子を欲しがった石浜、二人は段々と本当の親子のような信頼関係になっていく。
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斬る(1968年製作の映画)

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藩政改革を巡った藩や浪人、青年武士達の対立のはずが、「酒と女」で内部分裂、敵は敵で浪人と藩士の対立があったりして話は二転三転。
しかし全体的にノリが意外と軽くて観やすいぞ。
武士を辞めた主人公源太と武
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野獣暁に死す(1968年製作の映画)

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恋人を殺された罪を着せられた主人公が復讐を遂げるといったストーリー。
内容は典型的な西部劇に思えたが、大剣を使ったちょっとした時代劇の殺陣のような演出もあった。

仲代達矢が宿敵エルフェゴを演じ、OP
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暁の脱走(1950年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

戦場の恋と日本軍の理不尽さが描かれた作品だが、公開は戦後わずか5年!
GHQ占領下の反戦映画という驚き!

印象に残ったのは主人公三上が捕虜にされ半狂乱になり軍人勅諭を暗誦するシーン、同じ谷口千吉監督
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白夫人の妖恋(1956年製作の映画)

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2018 0922 ロイヤル劇場にて観賞。

原作が海外の民話だからか、ストーリーの現実味のなさが気になった。
初めて日本でBB合成を用いた作品と聞いていたが、その出来をみたがまだ発展途上だったんだな
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新・喜びも悲しみも幾歳月(1986年製作の映画)

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2018 0907 ロイヤル劇場にて観賞。

灯台守の主人公と家族や不思議な縁の人々との人生を描いた作品。

今回観賞したロイヤル劇場、お客さんにお年寄りが多いからか植木等さん演じるおじいちゃんの役の
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みな殺しの歌より 拳銃よさらば!(1960年製作の映画)

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兄の復讐に燃える男、銀行強盗を働いた七人の男達、隠された拳銃と金
これらが絡み合った結果、拳銃のほかには何も残らなかった・・・

刑務所からでて真面目に生きようとした主人公が拳銃を手にして変わってしま
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雨あがる(1999年製作の映画)

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2018 0612 ロイヤル劇場にて観賞。

山本周五郎原作のハートフルなストーリー、イイね。
用心棒や椿三十郎とまではいかないが、殺陣もなかなか。

個人的に好きなのは主人公の回想シーン 、モノクロ
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憎いあンちくしょう(1962年製作の映画)

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2018 0505 ロイヤル劇場にて観賞。

スターとしての仕事の繰り返しや、四六時中一緒のマネージャー兼恋人とのマンネリから抜け出し、裕次郎は走り出す。
情熱的な愛を求めたロードムービー。

見せ方
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ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)

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学生の頃に原作を読んだが、同じ作品でも映像で観るとやっぱり違う。
歌ったり演奏するシーンや水島の苦悩が映像と音楽でより鮮明に感じた。
それと当時は分からなかった仰げば尊しを弾く場面の意味がわかるように
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文化生活一週間/キートンのマイホーム(1920年製作の映画)

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古典的な喜劇の中に、映画の魅力が詰まっている。
とにかく体を張って笑いを取るキートン。
ヘンテコなマイホームの様々な舞台装置や、カメラを手で隠すといった小ネタも面白い。
これで100年近く昔の映画なの
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日本一の裏切り男(1968年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クレージー映画で振り返る戦後25年史。
終戦から70年安保まで、今となってはある意味パラレルな世界?

新しいスタッフや作風にマンネリ化したシリーズのテコ入れが見られる。
ブラックユーモアはこの作品に
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