カトマンズの掟さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

  • List view
  • Grid view

警察日記(1955年製作の映画)

-

東北の田舎を舞台にした人情劇。

宍戸錠の公称デビュー作。若いおまわりさんの一人。当然頬の整形前なので、爽やかな好青年だ。方言は話さないが、東北で育った宍戸錠さんには合っているのでは。
脇役で出番は少
>>続きを読む

何処へ(1966年製作の映画)

-

2019 1212 ロイヤル劇場にて観賞。

田舎へやってきたハンサム教師伊能琢磨(加山雄三)。とにかく女性からモテるモテる。恋人候補は4人!
教師の暴力問題、教師間の派閥なども取り上げながらどこかホ
>>続きを読む

星は何でも知っている(1958年製作の映画)

-

【1958年・お盆映画(日活)】
平尾昌章のヒット曲『星は何でも知っている』を映画化。

日活所有の江ノ島水族館、海デートと真夏の公開時期と合わせた季節感を感じさせる。
平尾昌章の『夕焼け小焼け』。

妻という名の女たち(1963年製作の映画)

-

2019 1205 ロイヤル劇場にて観賞。

クズ夫めっっっちゃ腹立つ...
女の方もよく別れようとしないな...
最後にやっと見捨てちゃってよかったよ
妻からも浮気相手からも愛想つかさせる男どうな
>>続きを読む

青春を吹き鳴らせ(1959年製作の映画)

-

【1960年・お正月映画(日活)】
水原弘のヒット曲『黒い落葉』を映画化。

麻薬中毒から復帰したサックス奏者・通称山七(岡田真澄)、それを弟分のマキ(和田浩治)は喜んで迎える。
山七の才能に嫉妬した
>>続きを読む

俺らは流しの人気者(1958年製作の映画)

-

三角関係の恋愛?親子の愛情?...どれも中途半端に終わって、結局友情ものに落ち着いた印象。都会の街と流しの雰囲気は良かった。

宍戸錠さんは、流しで稼ぐ弱気な?作曲家。借金の糧に妹を奪われそうになった
>>続きを読む

俺の故郷は大西部(ウェスタン)(1960年製作の映画)

-

【1961年・お正月映画(日活)】

日活和製西部劇、あるいはOK牧場の決闘のパロディ。ワイアット・アープ、クラントンの子孫が日本を舞台に再び対決する。
その一方で、「三人ひろし」など当時のロカビリー
>>続きを読む

街が眠る時(1959年製作の映画)

-

冒頭、トニーがジョーに殺される!
後の拳銃無頼帖シリーズからすると考えられん...衝撃的なシーン。
宍戸錠のキザな殺し屋のイメージはこの頃から既に完成している。

特ダネを追っていた記者・田中(赤木圭
>>続きを読む

女中ッ子(1955年製作の映画)

-

2019 1109 羽島市映画資料館・フィルム上映会「映画のつどい」にて観賞。

秋田から上京してきた女中の初(左幸子)の物語。
時に理不尽な目にあったり、「たかが女中が」と言われようと健気に我を貫く
>>続きを読む

七人の野獣 血の宣言(1967年製作の映画)

-

にっかつビデオ NK-809

大金求めて団結したり、独り占めを狙って足を引っ張り合ったり...
丹波哲郎、小池朝雄、郷鍈治、高品格...悪役が主役のドタバタ&グダグダアクション。悪役俳優好きとしては
>>続きを読む

錆びたナイフ(1958年製作の映画)

-

裕次郎・小林旭・宍戸錠の共演作という触れ込みだが、宍戸錠は二人と同一カットに映っていない。(殺人事件の現場の目撃者の三人組として、暗闇で二人の顔が見えにくいが映っているかも?)

物語の構造が見事。
>>続きを読む

風速40米(1958年製作の映画)

-

【1958年・お盆映画(日活)】
「台風シーズンが近い」というセリフもあり、公開時期と合わせたのか?

山で助けた女の子が義理の妹とか、大会社の就職試験をバックれたあと車で乗り合わせた人がその社長とか
>>続きを読む

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

-

2019 1005 大須シネマにて観賞。

【日活製作再開三周年記念作品】

いくつかの落語のストーリーをなぞりながら、乱世に生きる人々の生活や幕末の「太陽族」を描く。

長州藩士役に日活ニューフェイ
>>続きを読む

西銀座駅前(1958年製作の映画)

-

フランク永井のヒット曲『西銀座駅前』を映画化。

銀座の街角、医薬店で働く奥さんの尻にひかれっぱなしの大山氏(柳沢真一)。事あるごとに、かつて戦地の南の島で過ごしたひと時のロマンスの幻想をフラッシュバ
>>続きを読む

不滅の熱球(1955年製作の映画)

-

戦争に散った伝説の名投手、沢村栄治の栄光と挫折。
今日に伝わる彼の野球人生と異なる部分が多いので、あくまでフィクションとして楽しむ方がいいかも。

昭和15年(1940年)巨人軍復帰に際して、沢村栄治
>>続きを読む

(1968年製作の映画)

-

2019 0926 ロイヤル劇場にて観賞。

取調で行われた警官の暴行による死亡事件。戦時下の統制、警察と検察の共謀隠蔽を暴こうと正木弁護士(小林桂樹)が奮闘する。
手がかりとなる遺体は日に日に腐って
>>続きを読む

TRAVERSE トラバース(2019年製作の映画)

-

2019 0915 安城コロナシネマワールド(舞台挨拶付)にて観賞。

ブルース・リー主演映画のようなワイヤーやCGを使わない生身のアクション、『座頭市』のような往年の日本映画からの伝統的な見栄をイ
>>続きを読む

太平洋ひとりぼっち(1963年製作の映画)

-

2019 0914 大須シネマにて観賞。

【昭和38年度・芸術祭参加作品】
石原プロ映画製作第一作目。

太平洋をヨットで横断する孤独な男の挑戦。
話のほとんどが海を漂うヨットの上、裕次郎の一人芝居
>>続きを読む

喜劇 百点満点(1976年製作の映画)

-

2019 0913 ロイヤル劇場にて観賞。

森繁久彌芸能生活40周年記念作品。

喜劇 各駅停車(1965年製作の映画)

-

2019 0906 ロイヤル劇場にて観賞。

ナポレオンを自称するベテラン機関士(森繁久弥)と彼を辞めさせるよう頼まれた相棒な機関助手(三木のり平)のお話。
喜劇というか、人情劇のような印象を受けた。
>>続きを読む

明日の太陽(1959年製作の映画)

-

松竹映画の新人紹介。
青春モノ、ギャングアクション、時代劇などをプロモーション的に演出。

日活から移籍した、穂高渓介(松本錦四郎)や津川雅彦の姿も。特に人気絶頂期の津川は大きく取り上げている。

最後の突撃(1957年製作の映画)

-

『すべてが狂ってる』の冒頭に映像が流用されている。

ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

-

2019 0822 ロイヤル劇場にて観賞。

平成ガメラシリーズ初見。まさか、三部作の最終作から観ることになろうとは。

怪獣のルーツを古代日本や中国の伝説、神話と結びつけた、同じ金子修介監督のGMK
>>続きを読む

最後の戦斗機(1956年製作の映画)

-

飛行場で情報員を務める白井中尉(葉山良二)は特攻隊を何度も見送ってきた。戦友の死をきっかけに特攻隊に志願するも、二度の生還によって謹慎を受ける。恋人(芦川いづみ)の自殺を知った白井は遂にある決心をする>>続きを読む

硫黄島(1959年製作の映画)

-

硫黄島から生きて帰った男(大坂志郎)の独白と謎の死。
彼の記事を執筆した新聞記者(小高雄二)は『硫黄島の男』と親しかった人々を尋ねて彼の人柄を知ると共に、誰にでもある「忘れたい戦争の思い出」について考
>>続きを読む

零戦燃ゆ(1984年製作の映画)

-

2019 0809 ロイヤル劇場にて観賞。

零戦の興亡、パイロットと整備兵ふたりの青春を重ねて描く。最後まで観てタイトルの意味になるほどな〜と納得。
メインキャストよりも、脇を固める豪華なベテラン映
>>続きを読む

零戦黒雲一家(1962年製作の映画)

-

【1962年・お盆映画(日活)】

石原裕次郎・二谷英明・浜田光夫、三大スターによる零戦モノ。カッコイイっすねえ。

俺は地獄の部隊長(1963年製作の映画)

-

北支最前線を舞台に、西部劇的な演出。
日活版・『独立愚連隊』+『やま猫作戦』+『血と砂』のような作品。

隊長のロビンフッド(小林旭)、彼を弟の仇と疑い命を狙う赤鬼(内田良平)など個性的なメンツが揃い
>>続きを読む

生きていた野良犬(1961年製作の映画)

-

クールなインテリからワイルドな「ダンプ・ガイ」へのイメージチェンジ。
兄貴の復讐に燃える男を二谷英明が熱演する。

とにかく殴る、殴る殴る。仇を探す中でヤクザの裏での争いに巻き込まれる形だが、意外にも
>>続きを読む

家族マニュアル(2019年製作の映画)

-

2019 0308 ええじゃないかとよはし映画祭にて観賞。

豊橋市で撮影されたショートフィルム。