カトマンズの掟さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

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探偵に憧れる映写技師のキートン、現実で探偵の真似をするも逆に犯人に仕立て上げられて彼女の信用を失ってしまう...
落ち込んで映写の仕事に戻ると、夢の中(映画の中?)に入って探偵として活躍する。

映像
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風来坊探偵 赤い谷の惨劇(1961年製作の映画)

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小林旭と宍戸錠、加山雄三と佐藤允...そしてこの『拳銃コンビ』千葉真一と曽根晴美。
この時期に流行った無国籍アクション(和製西部劇)の模倣で、他社の二番煎じ、三番煎じもいいとこだけど嫌いではない。B級
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俺は銀座の騎兵隊(1960年製作の映画)

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ガンアクションが少なかったのが残念。殴る蹴るだけじゃあ正直物足りない...
ま〜でも子供VS大人みたいな構図だしね、一般の子供が拳銃を持ってるという方が不自然かも。
あと敵が間抜けすぎる。

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

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西部劇というか『荒野の七人』のパロディ?
とにかく笑えるコメディ。映画スターが現実の世界でも活躍するって面白いしカッコいいよね。
「映画は嘘だった、インチキだ」って挑まれた早射ち勝負で勝利するとこが一
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ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(2019年製作の映画)

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2019 0701 シネマスコーレにて観賞。

ひと言で言えば『ゴジラ対ヘドラ』?つまりは、原発をテーマにしたストレートな社会批判とサイケなアニメーション。それに加えて要所にミュージカル、ブラックジョ
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東京ドドンパ娘(1961年製作の映画)

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渡辺マリのヒット曲『東京ドドンパ娘』を映画化。

レコード会社の買収話、新社長に偽者の息子が就任してなんやかんやあって...彼のプロデュースで『東京ドドンパ娘』をヒットさせ会社復活!めでたしめでたし。
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こんにちは赤ちゃん(1964年製作の映画)

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梓みちよのヒット曲『こんにちは赤ちゃん』を映画化。

梓みちよ本人は登場せず、山内賢らが歌唱。

涙をありがとう(1965年製作の映画)

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西郷輝彦のヒット曲『涙をありがとう』を映画化。

青春ものを想像していたが、日活得意のアクション映画だった。実質、主人公は高橋英樹。

高橋英樹、張り込み中に襲われた刑事の父の敵討ちに、その手がかりと
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人生劇場(1983年製作の映画)

5.0

2019 0608 ロイヤル劇場(岐阜ロケ作品特集)にて観賞。

作品の故郷、三州吉良出身としての感想。
吉良上野介義央公と吉良の仁吉や、吉良独特の忠臣蔵の展開から、主人公の生まれ三州吉良を面白おかし
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴジラは怪獣王!!!モスラは女王!キングギドラは偽の王、ラドンは...?

過去作へのリスペクトが凄いね!特に昭和シリーズ!
やっぱりギドラは宇宙怪獣やな!未来のペットや護国三聖獣でもなく!!!
ゴジ
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おんな船頭唄(1956年製作の映画)

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三橋美智也のヒット曲『おんな船頭唄』を映画化。

2枚目路線(まだ整形前!)の宍戸錠が、主人公の恋のライバル的なポジションで出演。クレジット順にしては出番も多いし、いい役貰ってんねえ。
早とちりした錠
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打倒(ノック・ダウン)(1960年製作の映画)

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赤木圭一郎主演のボクシング映画。
スポーツ万能、優等生の主人公が暴漢に襲われた兄への復讐を機にプロボクサーに。

OP、パンチ・ダウンに合わせた『打倒』のタイトルバックの始まり方はシビれた。
ボクシン
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新・男の紋章 度胸一番(1964年製作の映画)

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2019 0601 ロイヤル劇場(岐阜ロケ作品特集)にて観賞。

バリバリのヤクザ映画を想像していたが、意外にもコメディチックなシーンも。
陸軍と海軍が合わさったような名前の「虎鮫」、「風来坊の辰」の
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青春の海(1967年製作の映画)

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【1967年・お正月映画(日活)】

日活青春オールスター!
吉永小百合と和泉雅子が姉妹で、川地、渡哲也、和田浩治に山内賢らが四兄弟(笑
しかもそれぞれキャラが立っていて面白い。

吉永小百合と渡哲也
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すべてが狂ってる(1960年製作の映画)

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戦後派のハイティーンたち。自由な時代に育って、苦しかった時代なんて知ったこっちゃないんだ!
テーマ性は感じられるが、表現の仕方が自分に合わないような感じがする。『素ッ裸の年令』もそうだった...あれも
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東京ナイト(1967年製作の映画)

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ベンチャーズ歌謡『東京ナイト』+『日活ヤング&フレッシュ』!
GSや歌謡曲がいくつも劇中で流れる、この頃の若者音楽が伺える歌謡映画。
オシャレ風なOP、あと和泉雅子さんの舞妓姿が可愛い。

「東男に
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地獄の曲り角(1959年製作の映画)

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謎の鍵を拾った主人公、その持ち主にふさわしいように悪女に唆され裏社会でのし上がっていくが、その結末は...

ノンクレジットだが、脚本は今村昌平らしい。
1/2の鍵、テープレコーダを使った強請りなどア
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けんかえれじい(1966年製作の映画)

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バンカラ・スタイルの硬派学生たちの喧嘩武勇伝(高橋ヒロシとかの)、的なのを期待していたが...
硬派になりきれなずどこか抜けたような主人公が学生らしく恋をしたり馬鹿馬鹿しい喧嘩に明け暮れたり、これはこ
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あゝ野麦峠 新緑篇(1982年製作の映画)

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2019 0505 ロイヤル劇場にて観賞。

高校日本史で学んだ、過酷な労働環境にあった工女たち。映像にするとそれは凄まじいものだったのだと改めて実感した。
時代の流れとその出来事ももちろん物語に影響
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くたばれ愚連隊(1960年製作の映画)

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孤児として育った主人公、実は淡路松平家跡取りの隠し子だった!
持ち前のパワーと若さで、利権を奪おうと企む大人たちを蹴散らしていく。

アキラやトニーの映画とは違った、爽やかなコメディアクション。
画面
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皇室と戦争とわが民族(1960年製作の映画)

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※あくまでこの作品はフィクション

・前半
神武天皇の日本建国神話から始まる。嵐寛寿郎が演じた。
・中盤(メイン)
昭和天皇を中心とした戦中から戦後の歴史を再現したドラマが展開。しかしそれらは、必ずし
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尻怪獣アスラ(2004年製作の映画)

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だいぶ前に観たっけ。
モスラのパロディと下ネタ。
笑いに振ったタイプのB級映画好き。

グラマ島の誘惑(1959年製作の映画)

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皇族と従軍慰安婦が南海の孤島でサバイバル。
こんな映画、今では作れないだろう。

・戦時中の天皇制、軍部の権力
・女性の地位の向上(ある種の革命)
・戦後の民主主義
・沖縄問題
・反核
など、島の小さ
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南の島に雪が降る(1961年製作の映画)

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2019 0414 ロイヤル劇場にて観賞。

南の戦地、娯楽もない弱りきった兵隊たちを癒すため劇団が結成された。舞台のなかに彼らは遠い故郷を思い、涙を流す。
ラストではついに南の島に雪を降らせることが
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続・東京流れ者 海は真赤な恋の色(1966年製作の映画)

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一応、『東京流れ者』の続編。続編要素はほぼない。
前作にあった演出のスタイリッシュさ、非情なヤクザの世界を描いたストーリー、独特な世界観はなくなってしまった。「いつもの」日活アクション。
別物としてみ
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東京流れ者(1966年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2019 0330 ロイヤル劇場にて観賞。

「破る!この地獄を突き破らなきゃ、俺には明日はやってこねえんだ!」
カット割り、構図、色調、そしてアクション。「東京流れ者」の口笛とともに独特な世界観が展
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太平洋のかつぎ屋(1961年製作の映画)

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着陸事故の冤罪で航空会社をクビになった主人公(小林旭)。母校の航空学校で教師を務めて燻っていたが、パイロットとして再び空を飛ぶため国際色豊かなクズ揃いのパシフィック・ポーターズ(太平洋のかつぎ屋)とし>>続きを読む

拳銃無頼帖 不敵に笑う男(1960年製作の映画)

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2019 0323 ロイヤル劇場にて観賞。

宍戸錠演じるコルトのケン!面白くてカッコいい!あくまで主人公との勝負だけにこだわって、タイトルの通り不敵な笑いを見せてピンチを救う。最高のライバルだ。..
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抜き射ちの竜 拳銃の歌(1964年製作の映画)

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赤木圭一郎の『拳銃無頼帖』シリーズから三年、高橋英樹主演による続編?

死んだ恋人の墓参りに一年ぶりに帰ってきた抜き射ちの竜。すでに足を洗った竜だったが、弟分とその恋人のために再び拳銃を握る。
この作
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