「最近のスリラー映画が気に入らないなら、自分で撮っちゃえばいいじゃない! フィルム技師降ろされてはらわた煮えくり返ってるし!!」
という言い分のもと、イングランド先生シネコンでやりたい放題。
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サスペンスとしては小粒良品だが、ストーカー&偏執狂のマイケル・アイアンサイドがすべてを持っていく……どころか牽引していく点でカルト入り。
怒濤のラストに何故か泣けた。カフカかと思ったらヘルレイザーになって、しまいには……
冒頭に「夫婦の愛の物語」とあったけど、そこまでいくと夫婦愛を越えたもっと強い何かになってるよ。
ガジェットや設定やストーリーが幼稚なのは、この手の映画なのだから一向に構わない。しかし、だったらその幼稚なガジェットを使ったアクションをしっかり見せてこその中学生スピリットじゃないのか!?
ちなみに、>>続きを読む
安定してる。セガールは激しいアクション若手に丸投げで、ヴィング・レイムスは悪い奴で、トレホは近年の悪党だけどイイ奴路線。しかし、まさか唐突に「魔法使いトレホ」(ただし荒療治)に変身するとは……。
しか>>続きを読む
アート(この場合はもちろん映画で)は現実を反映する鏡であるということを、虐殺者だったおじいちゃんにも観客にも、極めて恐ろしい形で突きつけてくる。その結果アンワルは吐きそうになり、観客は無言になった。
このレビューはネタバレを含みます
コルネット三部作の中ではもっとも陽気そうな粗筋でありながら、その実もっともシビアな現実を叩きつけてくる一本。しかしそれだけに、やはりこのダメな大人に肩入れせずにはいられない。「バカをやるのは人間の権利>>続きを読む
戦いに巻き込まれたヒロイン(カーライル)を救うアウトロー型ヒーロー(ケリー・フー)。もしくは巻き込まれた仔犬(カーライル)を不憫に思って拾ってしまった心優しき殺し屋。しかしスコット・アドキンスはもっと>>続きを読む
徹底した中つ国の描写と、LOTR三部作につなげるためにレゴラスの登場や指輪の魔力やサウロンの描写が必要なのは分かる。しかしときどきさすがについていくのが大変になる……が、サイズからいってもパワーからい>>続きを読む
三部作にしたいようですが、その下敷き(元ネタ)にする映画がよりによってアレですか! アレやっちゃいましたか! 確かに盛りすぎて散漫な印象もあるけど、ここまできたら最終章ではトレホおじさんには行けるとこ>>続きを読む
決して……というかできれば一人では観ないでください。一人で観ても、赤青のどぎつい色彩やゴブリンの音楽に浸ったり、執拗な美少女イジメを観てアルジェントの嗜好に思いを馳せてしまったりと楽しめる。でも欲をい>>続きを読む
頑張れ素人なりきりヒーローたち! クロエちゃんどこまでも可愛い! 音楽もいい! ……と手放しでテンション上げたいとこだが、原作の陰惨さ(これでも映画じゃソフトになった)と、それを上回る不謹慎な痛快さの>>続きを読む
西部劇風にやりたいのは分かるけど、カメラワークが悪いし、音楽が変に浮いてるし(エンディングがマノウォーなのは嬉しいけど)……。
いやそれでもいいんだ! スコット・アドキンスのアクションをちゃんと魅せて>>続きを読む
終末世界で車をぶっ飛ばす孤独なサバイバー(できればイケメン)になれたらいいなー……というボンクラの夢と、強いカリスマ的なダニー・トレホが観たい! という出オチ部分がほぼ全て。
SFにうるさいと、パラレルワールドの設定や矛盾につっこみたくなるのかもしれないが、マッツ・ミケルセン版『世にも奇妙な物語』として観ると楽しめるのでは。
よくあるディストピアものをポン・ジュノがどう扱うのかと思ったら、閉鎖空間だからこそ突きつけられる「生態系維持」「持続可能」を持ってきた。
給水セクションまでが動、エンジンセクションまでが静。動のバイオ>>続きを読む
シェイクスピア劇要素もあった前作から、世界とグリニッジを飛び回る割とストレートなアクションへ。ホーガンの故郷やダークエルフのカースなど、コミック設定を知ってる前提の描写はちと不親切だが、前作およびアベ>>続きを読む