黒人の社会的地位を深いところで訴えてる作品だけど、それを表立って表現しないところは高評価。
ただただゆるい会話が続く空気感のいい作品。
せっかくならりんごに落書きするシーン見てみたかったね。
辞書の単語読みまくってるレベルでセリフに引用が多い。
攻殻機動隊観てなければ、話もめちゃくちゃ見えづらい。
ただ作画は圧巻。
よくあるタイムリープものだけど、会話のテンポや比喩表現がすごく好き。
ただ全体的な色味の作り方は、ポスターのようなビビッドな色合いにして欲しかった感はある。
「欲しいものを追い求め大切なものを失った、僕は一人だ」ってセリフが本当に沁みる。
手に入れては失う、この連続が人生なんだよなぁ。
スケートだけでなく、ハードコア、ラップメタルなどの文化にも焦点を当てら>>続きを読む
よくあるプロットの作品だけど、登場人物のバッググラウンドがすごく重たいものだったから見応えがあった。
主人公はいつか孤独から救われるのだろうか気になる。
それくらい余韻がすごかった。
自閉症の人たちにとって世界はどう見えているのかという疑問がスッと晴れた。
彼らがもつ感覚は健常者と言われる人にとっては感じられなくて、ある意味すごい才能なんだなと改めて感じた。
また、自閉症に限らず>>続きを読む
ACのCMみたいやったな。
メタル、スプラッターが好きな自分としては大満足な内容。
「メタルを聴くと救われる」これマジなので、みなさんメタルを聴きましょう。
青春時代の葛藤をなんとか乗り越えた大人たちが、大小あれどそれぞれの幸せを手に入れる様がリアルでよかったな。
mid90sみたいに、もっとスケートカルチャーにフォーカスしてくれたら評価爆上がりやった。
途中までの展開はアクションは安っぽいものの、犯人の正体が誰なのかワクワクしたし、程よいゴアシーンもあって、めちゃくちゃいい世界観やなと思ってたのに、終盤が残念すぎて椅子から転げ落ちた。
こっちはラブロ>>続きを読む
登場人物全員がいいキャラしてる。
この世に嫌気が差して死のうとしてるところに、生きる希望を見つけられることがどれだけ素晴らしいことか考えさせられたな。
長編でもきっと面白かったと思えるくらい濃い内容。
ダウン症がマジョリティの世界でなぜ病院や不動産が成り立ってるのかが不思議やったけど、そういう抜けてるところも、世界観を作る上でのいいアクセントになって>>続きを読む
事実をただなぞられてる感あってあんま好みではなかったな。
仰天ニュース感覚で見るのがおすすめ。
結局一作目が最強に面白いんだけど、これも前作の世界観を損なわずにうまく作れてた印象。
それも宇宙人を引っ張りすぎないうまさ故なのかなと、、、
三作目どういう繋げ方でいくのか楽しみですわ。
あらすじを真面目に読まずに観たからかもしれんけど、終盤、主人公が放った初セリフでこの作品に対する評価、感じ方が180度変わった。
全体的にはフランス特有のわかりづらいシュールコメディではあるけど、ラス>>続きを読む
会話が本当に心地よかった。
次はどんな組み合わせなのか常にワクワクしてみれたわ。
今日も世界のどこかで誰かが懸命に生きてるんやなあ。
どこか遠くへ旅をしたくなる作品でもある。
会話や世界観がまるで夢を見てるように支離滅裂。
だけどなぜだか心地よいね。
ただ、一応コメディジャンルやけど、正直そんなに笑えない。
最初から観たくなるのも納得の内容。
ラストの尋問シーンは圧巻やった。
家族が紡ぐ激重ロードストーリー。
この時こうだったら、という運命の儚さが感じられる。
これでドゥニヴィルヌーブの作品はプリズナーズとDUNE 2以外は制覇したけど全部面白いの本当にすごい。
SFからサ>>続きを読む
紡がれる言葉一つ一つが尊い。
映画というより舞台、演劇みが強い。
ウルフオブウォール・ストリートのゆるコメディみたいな感じ。
暴力的なシーンはギャスパーノエを彷彿とさせる感じで好きでした。
田舎の鬱屈した雰囲気、人それぞれが悩みを抱えてる様を表現した作り方は結構新しい感じがする。
結局本質から逃げ続けて、なんの解決もしないま>>続きを読む
こだわって作ったという音楽が作品とハマっててなかなかナイスだったな。
この作品を作った経緯と作品への想いについて語ってるインタビューを見たら、より見方が変わったな。
基準を作る大切さや今でこそ強めるべき情報を精査するネットリテラシーの重要性など、本当に学ぶべきことがたくさんある作品。
誤った正義が時に類い稀なる天才の才能を潰したり、殺してしまうということは常に肝に>>続きを読む
ものを作って売る仕事をする人やメディアマーケティングに興味ある人にオススメでしかない作品。
説教がましくなく、程よく笑いもあっていいバランス感でした。
ラストシーンめちゃくちゃ良かったな。
ニコールキッドマンの鬼気迫る演技は非常に見もの。
ハネケ好きにはオススメ。
人間の身勝手さ、現実という不条理な世界を十二分に体感できる。
甘えが一切なくて辛すぎて途中泣きそうになったわ。