NKNKTさんの映画レビュー・感想・評価

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ギミー・ザ・ルート ~NYグラフィティ~(2012年製作の映画)

4.0

黒人の社会的地位を深いところで訴えてる作品だけど、それを表立って表現しないところは高評価。
ただただゆるい会話が続く空気感のいい作品。
せっかくならりんごに落書きするシーン見てみたかったね。

イノセンス(2004年製作の映画)

3.5

辞書の単語読みまくってるレベルでセリフに引用が多い。
攻殻機動隊観てなければ、話もめちゃくちゃ見えづらい。
ただ作画は圧巻。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.1

よくあるタイムリープものだけど、会話のテンポや比喩表現がすごく好き。
ただ全体的な色味の作り方は、ポスターのようなビビッドな色合いにして欲しかった感はある。

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

4.5

「欲しいものを追い求め大切なものを失った、僕は一人だ」ってセリフが本当に沁みる。
手に入れては失う、この連続が人生なんだよなぁ。
スケートだけでなく、ハードコア、ラップメタルなどの文化にも焦点を当てら
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

4.5

よくあるプロットの作品だけど、登場人物のバッググラウンドがすごく重たいものだったから見応えがあった。
主人公はいつか孤独から救われるのだろうか気になる。
それくらい余韻がすごかった。

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

-

自閉症の人たちにとって世界はどう見えているのかという疑問がスッと晴れた。

彼らがもつ感覚は健常者と言われる人にとっては感じられなくて、ある意味すごい才能なんだなと改めて感じた。
また、自閉症に限らず
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デビルズ・メタル(2015年製作の映画)

4.0

メタル、スプラッターが好きな自分としては大満足な内容。
「メタルを聴くと救われる」これマジなので、みなさんメタルを聴きましょう。

ノマドランド(2020年製作の映画)

-

自分には合わなかったな。
歳とってからもっかい見直したい。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

青春時代の葛藤をなんとか乗り越えた大人たちが、大小あれどそれぞれの幸せを手に入れる様がリアルでよかったな。
mid90sみたいに、もっとスケートカルチャーにフォーカスしてくれたら評価爆上がりやった。

アナザヘヴン(2000年製作の映画)

3.3

途中までの展開はアクションは安っぽいものの、犯人の正体が誰なのかワクワクしたし、程よいゴアシーンもあって、めちゃくちゃいい世界観やなと思ってたのに、終盤が残念すぎて椅子から転げ落ちた。
こっちはラブロ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.5

登場人物全員がいいキャラしてる。
この世に嫌気が差して死のうとしてるところに、生きる希望を見つけられることがどれだけ素晴らしいことか考えさせられたな。

ダウンサイド・アップ(2016年製作の映画)

4.5

長編でもきっと面白かったと思えるくらい濃い内容。
ダウン症がマジョリティの世界でなぜ病院や不動産が成り立ってるのかが不思議やったけど、そういう抜けてるところも、世界観を作る上でのいいアクセントになって
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ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

3.0

事実をただなぞられてる感あってあんま好みではなかったな。
仰天ニュース感覚で見るのがおすすめ。

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

4.4

主人公と爺さんの相性が絶妙だし、全員いいキャラしてる。
粋な作品だなと。

ママ友(2013年製作の映画)

4.0

変なホラーよりグロいし怖い。
何よりこれが現実でよくあることなのがもうキッツイ。

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.3

結局一作目が最強に面白いんだけど、これも前作の世界観を損なわずにうまく作れてた印象。
それも宇宙人を引っ張りすぎないうまさ故なのかなと、、、
三作目どういう繋げ方でいくのか楽しみですわ。

天国にちがいない(2019年製作の映画)

4.5

あらすじを真面目に読まずに観たからかもしれんけど、終盤、主人公が放った初セリフでこの作品に対する評価、感じ方が180度変わった。
全体的にはフランス特有のわかりづらいシュールコメディではあるけど、ラス
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

会話が本当に心地よかった。
次はどんな組み合わせなのか常にワクワクしてみれたわ。
今日も世界のどこかで誰かが懸命に生きてるんやなあ。
どこか遠くへ旅をしたくなる作品でもある。

料理は冷たくして(1979年製作の映画)

3.9

会話や世界観がまるで夢を見てるように支離滅裂。
だけどなぜだか心地よいね。
ただ、一応コメディジャンルやけど、正直そんなに笑えない。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

最初から観たくなるのも納得の内容。
ラストの尋問シーンは圧巻やった。

スペル(2020年製作の映画)

3.5

タイトルの意味が????って感じ。
ラストの程よい抜け感とめちゃくちゃさは好き。

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.7

家族が紡ぐ激重ロードストーリー。
この時こうだったら、という運命の儚さが感じられる。
これでドゥニヴィルヌーブの作品はプリズナーズとDUNE 2以外は制覇したけど全部面白いの本当にすごい。
SFからサ
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hanafusa ハナフサ(2005年製作の映画)

-

紡がれる言葉一つ一つが尊い。
映画というより舞台、演劇みが強い。

轟音(2019年製作の映画)

3.9

暴力的なシーンはギャスパーノエを彷彿とさせる感じで好きでした。
田舎の鬱屈した雰囲気、人それぞれが悩みを抱えてる様を表現した作り方は結構新しい感じがする。
結局本質から逃げ続けて、なんの解決もしないま
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Noise ノイズ(2018年製作の映画)

4.0

こだわって作ったという音楽が作品とハマっててなかなかナイスだったな。
この作品を作った経緯と作品への想いについて語ってるインタビューを見たら、より見方が変わったな。

Winny(2023年製作の映画)

4.8

基準を作る大切さや今でこそ強めるべき情報を精査するネットリテラシーの重要性など、本当に学ぶべきことがたくさんある作品。
誤った正義が時に類い稀なる天才の才能を潰したり、殺してしまうということは常に肝に
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.5

ものを作って売る仕事をする人やメディアマーケティングに興味ある人にオススメでしかない作品。
説教がましくなく、程よく笑いもあっていいバランス感でした。

Two(2021年製作の映画)

2.5

個人的にはハマらなかった。
もっとハラハラさせてくれ。

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

4.6

ラストシーンめちゃくちゃ良かったな。
ニコールキッドマンの鬼気迫る演技は非常に見もの。

ラブレス(2017年製作の映画)

4.5

ハネケ好きにはオススメ。
人間の身勝手さ、現実という不条理な世界を十二分に体感できる。
甘えが一切なくて辛すぎて途中泣きそうになったわ。

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