HIROKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

クレイジー・プラン・イン・ブダペスト(2018年製作の映画)

2.8

フランス的なユーモアのあるマイルドになった「ハングオーバー」という感じの作品。

結婚前ははっちゃけたくなるものなのだろうか。

ガンモ(1997年製作の映画)

3.0

一貫して混沌としていてちゃんと鑑賞するのには強靭な精神力が必要。

BGM的な感じで流し見するのがちょうどいい。

劇中のサントラもなかなかにサイコチックな選曲というか、なんか演出がもうぶっ飛んでる。

トロール(2022年製作の映画)

2.8

北欧ってこういう神話が多そう。

個人的に政府の車のBMW X5のキドニーグリルのなかにチカチカ光るライトあったディテールがかっこいいと思ってしまった。本編もはや関係ない。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

自分も田舎出身で東京に出てきた身だから分かるけれども、良家でなくとも田舎生まれと東京生まれでは本当に環境が違い過ぎる。

そして、おのぼりさんが誤って東京生まれの富裕層に接する場面があると階級というか
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.8

偉大な写真家ユージーン・スミスと水俣病の物語。

経済成長における負の歴史である公害被害。

フォトジャーナリズムは本当に命懸けの仕事であり、後世に事実を残す上では不可欠なのだと痛感する。

この作品
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

コングとゴジラの戦闘シーンが白呂満点。

あと気のせいかもしれないけどゴジラの水中移動時になんかエラみたいな部位が首元に見えて、もしやゴジラってエラ呼吸できるのかと疑問に思った。

コングは高い知能を
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ミルフ(2018年製作の映画)

3.5

セクシーマダムとピチピチイケメンズの年の差恋愛物語。

序盤から下ネタ炸裂しまくりだし、独特なフレンチユーモアが面白い。

いくら若い女性が好きな男が多いとはいえ、男女逆でもここまでの歳の差はあまり見
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.2

終盤ホラーというよりもSFアクションみたいになってしまった…

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.0

いかにも文学を映像化したという感じ作品。

お互いの身体を求め合う二人をひたすら描き続ける。

小説で読んだ後に観たらまた違ったのだろうか…

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.5

これぞ男女の別れるフォーマット、というような物語。

カルチャー系大学生の嗜むものを数々目にしてはいかにも過ぎてなんだか笑ってしまった序盤だった。

でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード(2021年製作の映画)

3.8

不思議な動物とそれに介在したまたも不思議な老人という極めて典型的なファンタジーコメディだけど、動物沢山出てくるし主人公のエミリーも巨大なクリフォードもとてもキュートでよい。

私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

3.8

終盤までなぜこの作品がこのタイトルなのだろうかとずっと疑問が続いていた。

過去に性暴力を受けた女性の苦悩のお話。

あまりあらすじも読まずにプラダを着た悪魔みたいな物語かと思って鑑賞したが、これはか
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アテナ(2022年製作の映画)

4.0

この世界にあるのは正義と悪の二項対立ではなくて、自らの正義が複数存在している。

弟を失った二人の兄弟もお互いの正義に従ってぶつかる。

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.5

絵はすごく綺麗だったけどもストーリーに物足りなさを感じてしまった。

あと不遇な家庭環境だったとはいえ、ヒロインのメンヘラ具合に少しイラッとしてしまった瞬間もあった。

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.5

ジブリのような世界観を新海誠監督のような色彩豊かな描写で描かれた作品。

コテコテの青春ラブコメファンタジー的なカテゴリーといえる。

なんとも甘酸っぱすぎて共感するには歳を取りすぎた。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

世界観の作り込みが半端じゃない。

そして、ティモシー・シャラメは例の如く美しい。

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

4.0

イギリス映画はこの手の音楽ストーリーで好きな作品が何個かある。

ミュージカルではなくて、あくまで音楽がテーマの物語。

個人的にはもう少しヒューマンドラマ的な厚みをもっと入れ込んでもいいのでは、と少
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.8

中盤で全く予想していなかった展開に。

テクニカル過ぎる陰湿ないじめがクオリティ高過ぎてやばい。

予告犯(2015年製作の映画)

3.8

どうしようもない世の中のどん底にいた人間にしか分からないことがある。

どうにかなりたいけど救われない人間なんていくらでも世の中にはいるのだと、そして、救いを求めろよと言ったところで救われなんて選択肢
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.8

アメリカ側から描かれているから日本側のディテールをあまり観ることはできなかったけれども、かつて日本はこんなにもアメリカの脅威だったのかと思うと凄い時代もあったのだと感じてしまう。

新潟出身者としては
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

自分がおかしいと思われる孤独感とメンタル追いやられる感じのサイコスリラー。

ヴィラで始まる恋(2022年製作の映画)

2.5

驚くほどコテコテのアメリカンラブコメ。

それ以上でもそれ以下でもない、という感じ。

ミー・タイム(2022年製作の映画)

3.5

男女の社会的立場を逆転させてコメディーとして描く意外と社会派な作品。

専業主夫というのは欧米でもマイナーな存在なのだと感じたし、逆に見えない家事をすることがいかに家庭においては大切かが伝わる。

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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

またアニメの実写かと思いきや、キャスト陣のキャラのトレース具合が半端なくて結構感動した。

ほんとにアニメがそのまま実写になった感。

特に王騎将軍の演じ方がアニメのそれと瓜二つ。

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

アクションが本格的なのとカッコイイ女性エージェントが赤いアウディRS7乗り回してるのがとてつもなくかっこいい。

ゴリゴリ系ガイのカーチェイスよりスマートでクールな女性がブンブン車かっ飛ばしてるの観る
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バブル(2022年製作の映画)

3.5

新海誠氏の作品のような恐ろしく美しい描画と目まぐるしく変わるカメラワークとアニメーションとしてのクオリティは非常に高い気がしている。

ただ伏線回収や起承転結が1時間半ちょっとの尺に無理やり収めている
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アンタッチャブルズ:ザ・リターン(2022年製作の映画)

3.2

フランスの独特なユーモア?が織り交ぜられておりコテコテの欧米アクションとはまた違ったテンション感。

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

4.0

こんなに頭が良いと世界はどんな風に見えるのだろう。

そして痛快すぎるストーリー。