やっと見たけど、めっちゃよかった〜
変化がなく完成されているからこそ常に明るく前向きなバービーランドのバービーと、うつろい感情をかきたてられるときのバービーのどちらもよかった。
「悲観主義は気分に>>続きを読む
「はい。この人が、この人のことを、見てます!」っていう、絵コンテのような映し方。開始1分で、にやにやしながら観た。
スーパーをクビになって、同僚と手を繋いで別れるシーンが一番好き。こんなにストレート>>続きを読む
今年一番どころか、この作品に出会えてよかったと思うほどよかった。
感覚的な映像だから言葉にしにくいけど、自死が与えるあらゆる余韻。どんなに穏やかな時間があったとしても、それを無効にするほどの力がある>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
塔が崩れてインコやペリカンが飛び立ち、父親と新しい母親と抱きしめあうエンディングを見て、駿は現代に絶望しつつ、それを受け入れてるんだと思った。本当はその先が知りたかったけれど。
全力で走るときの呼吸>>続きを読む
序盤は「コルムの気持ち、わかるわあ〜」と思ってみるのだけど、指切ってフィドル弾けなくするし、考えてみればパードリックと仲良くしてるから曲が書けないわけではないよね?と気づいて、この人全然作曲家になりた>>続きを読む
冷笑主義がはびこる社会において、一人の熱が伝わっていく過程を見れることは希望だ。
小川議員が総理大臣になったとして、日本の経済がよくなるか、安全保障がうまく機能するかはわからない。それでも、もし彼が>>続きを読む
BRUTUSの本特集で池松壮亮さんのインタビューが載っていて、書評がすばらしくて気になった年末。
池松さんてすごい役者さんなんですね……(遅)。今回演じた照夫は内向的で少し中性的な役だけど、一方で>>続きを読む
『アフター・ヤン』観て、この映画観たことを思い出した。
音響含めてめちゃくちゃよかった。また映画館でやるなら観たい。
夕陽が家の中に差し込む黄昏。
窓から見える木々の揺れ。
絵付きの皿に並んだお菓子。
茶に集中する父親の姿。
ライブハウスでの恋人の横顔。
ファミリーダンスバトル。人生。
ろう者のなかでも両親は聴者への接近を避けるが、兄は聴者の飲み仲間を見つけたり、漁港組合をつくろうとしたり……ろう者のなかの考えの違いなども描いていておもしろかった!
ただ、この映画で描かれる家族像が>>続きを読む
『コロンバス』のココナダ監督が小津安二郎好きと聞いていて、いつか見よう見ようと思ってたらAmazon primeにあがっていたので、秋の夜長に。
お父さん、お母さんのバックショットがめちゃくちゃかわ>>続きを読む
ユリヤの服がたいへん好みだったのでメモ📃
◎サマーハウスでの夏休み
水色の5分袖のTシャツ+白い短パン
海辺のサマーハウスで海風が強そうだったから、コットン素材のTシャツが気持ち良さそうだな〜
◎>>続きを読む
2020年は政治ドキュメンタリーが豊作だったよねと思い出し『なぜ君』『はりぼて』と続き『れいわ一揆』も見てみる。
2019年の参議院選挙、公示日の3ヶ月前に立ち上げた「れいわ新撰組」の選挙活動を追っ>>続きを読む
「ぺらぺらぺらぺら」というフレーズを意味もなく使ったり、森の中で絶叫したり、ああいう小さい関係の中でしか発生しないモーションがすごくよかった。
とにかくあまり今は人と話したくない気分で(いい意味)パ>>続きを読む
2021年、衆議院議員選挙 香川1区で小川淳也さんが当選。気になってみてみた。
小川淳也議員という政治家の魅力はもちろんだけれども、所属政党の鞍替えがあれほど影響するものなのかとか、野党とはいえ(だ>>続きを読む
脚本が評価された映画ってことだけど、私はいつもながら細部を統合するのが苦手なものでシーンにばかり集中してしまった。
「寝ても覚めても」のときも思ったけど、走行シーンが日常なのか異世界なのかわからない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
友人三人と観にいって、みんなの意見は「ストーリーに無理がある(中村佳穂は最高)」という感じだったけど、私はいい話だな〜と思った。
とくに、名前も知らない子どもを助けた母の死をどう捉えればよいかわから>>続きを読む
まち好き必見の映画!
はい、私は大好きです🤚(挙手)
移民とその子孫が暮らし、167もの言語が話されているニューヨーク・クイーンズ区 ジャクソンハイツ地区を舞台にしたまちのためのドキュメンタリー。>>続きを読む
日本で「ノマド」といえば「ノマドワーカー」。
働く場所も時間も選べる選択肢のある人という言葉だったから、てっきりアメリカの裕福な高齢層が人生の意味を改めて考え、あえて家を手放すみたいな話だと思っていて>>続きを読む
友だち達がいいよ、いいよと言うので仕事を終わらせて観に行った。
偶然の描かれ方がすごくいい映画。
居酒屋さんでちょっと喧嘩っぽくなって、麦くんが追いかけるが絹ちゃんは振り向かず。そこへ自転車がやって>>続きを読む
振り返って考えたときに辻褄合わなくない?って思う箇所はあるけど、それでもカメラワークやアクションがかっこよすぎて酔った!くう!
あと、毎回ながらノーラン監督の作品のサントラが好きだ。
138分という時間が少し長くて、それがよかった。
この物語の素朴で、普遍的な部分を理解するのにちょうどいい時間。
うつろいやすい関係に一喜一憂してしまうこと。
大人たちの、時としてあいまいに、時とし>>続きを読む
与党も、既存メディアも、活動団体も、集団化した瞬間に冷静さを欠くよね、という森達也のクールな視線。よい。
籠家夫婦のシーンはなんだか「FAKE」を思い出す雰囲気だった。
ストーリーはシンプルなんだけど、台詞の間やカメラワークや音楽ですごく魅せる。
ピアノ音に弱い当方は、問答無用に「音楽200点です。はい」ってなった。tofubeatsでしたか、最高かよ。
あと朝子>>続きを読む
フレームに映る構造美に「うわあ〜〜〜!」と恍惚とし続ける109分。
ただ綺麗ってだけじゃなくて、ケイシーが乱れた心を癒すときにファーストフィナンシャル銀行を見に行ったりするシーンがあって、建築の効用>>続きを読む
早口な台詞たち+カラフルな画面+葛藤が一切ない展開⇒仕事から頭を切り替えるのに役立つ映画🎬
思ったよりも淡々としていて、冷静であることのメリットを感じる映画。
カメラワークもよくて観ていてたのしさがあった。
生きていることの、耐えられない醜さや弱さを思い出させてくれる映画。
自分の中にある傲慢さや身勝手さ、人を傷つけてきた過去のことを思い出して、胸が苦しくなりました。
ううううう…。
あと、久しぶりにイ>>続きを読む
韓国の格差社会をエンタメ化した映画。
深刻なテーマを扱っているものの、展開の仕方や音楽でポップに仕上がっていて、小心者はホッとしました。
とくに地下室が発見されるシーンはスピードがあってよかった!!>>続きを読む
台詞が少なくて画で語る映画。
でも、子どものときっていろんなものが未分化で言葉にならなかったよね、ピョトレックに語る私。