面白くない
岡崎京子ブランドで観てみたが全く面白くなかった。キャストにも魅力がない。
ヘルター・スケルター、リバーズ・エッジに続いての鑑賞だが、岡崎京子の画の持つヒリヒリしたエッジが映画では表現できて>>続きを読む
大戦下でドイツに占領されてユダヤ人狩りに協力した国家は多い、って言うかほとんどの国がそうせざるを得なかった。この題材のフランス映画は結構ありますね。ノルウェーも同様だったというわけです。国家としてよう>>続きを読む
アメリカでは認知症のことを「Long Goodbye」というのだというシーンがある。長い時間をかけてだんだんと忘れて遠くに行くから。それで「長いお別れ」という題名になったようだ。確かにチャンドラーの「>>続きを読む
真面目な良い話でした。主人公ハフマンの心変わりや葛藤が案外あっさりしていました。ここをもう少し掘り下げたらもっと劇的だったかもしれないが、それはそれであざとい映画になったともいえますね。これぐらいでよ>>続きを読む
怒ったキャロルがメルビンに「私の気に入るようなことを言って」と迫るところと、メルビンが自分のいる精神病棟のようなところで、ほかの患者たちに向かって「現状が最良だとしたらどうよ?(What if thi>>続きを読む
タランティーノ脚本の冴え
父クリフ(デニス・ホッパー)の最後のセリフ(シシリア人は昔ニガーにファックされまくったからシシリア人はニガーなんだ、みたいなの)はめっちゃタランティーノらしいと思いました。
なかなか興味深い、いい話でした。留置されたジャックは何をしでかしたのか、なぜそれをしでかしたのか。この2つは終盤になるまで明かされません。少なくとも「何を」については登場人物には周知なんですね。それを>>続きを読む
なんだか妙なディストピアSFでした。ちょっと社会風刺が入っていますが全体にぼんやりした進行。ヒロインは綺麗でした。変な音楽が映像にあっていておしゃれかも。
有名なので観てみました。韓流TVドラマみたいな話でした。
女優は可愛かった。クラシック系の音楽が結構しゃれてた。
奇矯な歌手グンダーマン(グンディ)の生きざま。正義が揺れ動いているところが面白かったです。
こういう、時系列が細かく前後する映画に我々は慣れてきましたね。例えばパルプフィクションなんかがこのタイプ。>>続きを読む
途中までは面白かったんだが、示談のあたりからワケワカな展開。あれだけしっかり契約書を読んだようなのに解雇条項に気づかないか? だいたいトム(マイケル・ダグラス)を馘首(くび)にするのが目的なら、あんな>>続きを読む
すばらしい社会批判ですね。
狂った大統領と資本主義のカリスマとそいつらを翼賛するマスコミ。それを支持する愚かな大衆。自らが選んだ破滅への道。
合理的精神なんてそれらの前には完全に無力。現代社会そのもの>>続きを読む
2015年に、アメリカの脚本家が選ぶ「最も面白い脚本の映画」で第8位だったのでどんなもんかと観てみました。結構面白かったけど、ベスト10に入るほどかな、っていうのが正直な感想です。
ちなみにベストテン>>続きを読む
奇天烈なアイデアですが結構よくできてました。良く思いつくものです。CUBEみたいなのだ。観る価値はあったと思う。
料理人たちのシーンとか彼らへのメッセージにあまり意味がなかった、というかいかにもそこが>>続きを読む
厳しい映画でした。実話で、彼女は国では英雄なんですね。
訓練のときに「できない奴はすぐに死ぬ」みたいに言われてヘラヘラしているシーンがとても良かった。死ねば最愛の彼に会えるというわけだ。
それなりに(笑)面白かったです。「最後に音楽は克つ」という話は好物です。
キアヌ・リーブスはおまぬけな役の方が似合いますね。
このレビューはネタバレを含みます
渋い恋愛ドラマでした。武士の一分(藤沢周平)みたいな話でした(そおかあ?笑)。
3者の視線から章立てになっていましたが、たいして新しい視点もなく、無駄に時間が長くなっていただけのような。それにしても中>>続きを読む
未来は変えられる、ってわけだが変えられた方の未来はどうなるんだか、とかそういうことを突っ込んではいけないんですね。それはタイムパラドックスだからしょうがない。そこには目をつぶって楽しむのが映画の楽しみ>>続きを読む
敬愛するベルトルッチ監督作品だし、淀川長治氏が大絶賛してるし、尊敬する読書家の友人が「最近の注目はポール・ボウルズ(原作者)」と(この映画の公開の頃)言ってたし、音楽は坂本龍一だし、チャーミングで大好>>続きを読む
面白かった。前作前々作のヒーロー・ヴィランを登場させるのにマルチバースを使うとはすばらしい。行き来の方法はどうあれ(笑)一応理屈は通ってる(そおか?)。
「デバイスをリンクしました」のところが笑えた。>>続きを読む
結構面白い設定のスプラッタコメディ。お姉さんには正直に言うべきじゃないのかなあ。
のんびりと楽しめる、なかなか良くできたSF佳作。
イドの怪物っていうところがおしゃれ笑。
タガの外れた女店員のいるガソリンスタンドの一夜。
笑えるストーリー展開とベタな音楽。いいじゃないすか。
抜け出せないタイムループ。果たしてどうやって抜けるのか?
量子宇宙論(流行の笑マルチバース)を猛勉強すれば....
タイムループのリアル(なんじゃそりゃ)が丁寧に描かれている佳品です。
タイムループ>>続きを読む
なぜ「マクベス夫人」なのか。
もちろんシェイクスピアなのですが、イギリスでは「マクベス夫人」はその言葉だけで禍々しい業(ごう)の印象があるようですね。その名前の小説が原作。
重みのある、なかなかの映画>>続きを読む
それでいいのか?だめだよ!
俺はラミ・マレックが好きじゃないんだよなあ。
フレディ・マーキュリーはあんなチンケなやつじゃねえよ!(無意味な八つ当たり笑)
これは素晴らしい映画です。ダライ・ラマがいいこというんだよ。
もっと早く観ておけばよかった。J.J.アノーなんだし。
可愛げのあるいたずらならまだしも、お互いに修復不能な破壊を目指すのはどうなのか。しかも他人を巻き込んで。お誕生パーティ台無しとか、かわいそ過ぎだろ。戦争の虚しさを描きたかったのでしょうか(なわきゃない>>続きを読む
期待ほどには面白くない。
ストーリーを楽しむんじゃなくて人物を愛でるというのがイギリス風ユーモアなのかな。
ロックバンドのユーライア・ヒープの名前はここから採られたんですね(@_@)
監督があえて>>続きを読む
ほっこり、ほろりとした終活コメディ。面白かったです。
ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」ってソ連時代にカヴァーされて大ヒットしたらしいですね。劇中とエンディングでそのロシア語の曲が流れます。
あれ、これ>>続きを読む
ほぼすべてがマッチョイズムというC.イーストウッドらしい映画でした。
軍隊バカが喜びそうですね。
面白い映画でした。ファルハディ監督はこういう、進退きわまる「のっぴきならない」状況を描くのがめちゃくちゃうまい。脱帽です。
最初の1時間半くらいはクラシック音楽の詳しいうんちくがたくさん出てきて、わかる人には面白かろう、という話。うんちくはほとんどが正鵠を得ていて、ややクラシック音楽オタクの私にはとても面白かったです。私に>>続きを読む
ジョーダン・ピール監督らしい緊迫した絵作りであったが、いかんせんネタが薄かった。
いろんなことについて考えさせる、いい映画でした。
原題の”Never Rarely Sometimes Always”は、主人公が受けるカウンセラーからの性体験についての質問の答えの4択の選択肢。この>>続きを読む
なかなか綿密に作られたストーリー。本当の生い立ちとか母親の死因とか、いろいろとよくできていて楽しめました。
ファッション界の話なので衣装が華やかでおしゃれなところもいい。脚本に「プラダを着た悪魔」のア>>続きを読む