Arlecchinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

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100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.5

フォレストガンプとスナッチを混ぜたような100歳の爺さんの冒険譚です。といっても本人は冒険してるつもりはなさそうです笑
爆発物マニアの爺さんの昔話が傑作でしたね(フォレストガンプ側)。20世紀の歴史の
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オデッセイ(2015年製作の映画)

2.4

リドリースコットだから、と期待が高かったのですが....
設定に無理がありすぎるのは原作のせい、ということにしよう。

主人公が能天気すぎる、という批判があるようですが、ああいうふうに常人離れした前向
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ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー(2014年製作の映画)

3.5

ペンギンズ大好きです。TVシリーズのDVDも全部(かな?)持ってます。ちょっとおまぬけだけど勇敢で男らしい角刈りの隊長。でも非常に危険な専制思想(妄想)を持っていて暴走しそうになります。新人がいつもそ>>続きを読む

悪童日記(2013年製作の映画)

2.1

子供とは残酷なもの、ということなんでしょう。
2人の少年の境遇を可哀そうだとは思うけど、「がんばれ」と応援する気にはなれませんでした。導入部で、かわいらしい純真な子供たち、というのを印象付ければよかっ
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グリフィン家のウエディングノート(2013年製作の映画)

1.6

田舎のかあさんをがっかりさせないためにみんなで嘘をついてくれ.... もうその設定にうんざりです。そんな必要ない。皆それに素直に乗っかるようなキャラじゃないし。嫌いな映画です。
クリスチャンは嘘をつい
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ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

3.6

何ですかこの邦題。逃げるんなら娘も連れて行くだろう、だから逃亡じゃないって何度も言ってるでしょう(怒)。
良い映画でした。R.レッドフォードはさすがにちょっと年寄りすぎたかなあ。でもこういう良識派の役
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プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ。(2013年製作の映画)

3.3

双子の姉妹。姉のオードリーは成績優秀、明朗快活でモテモテ。都会で成功している。一方妹のローレルはみそっかすでイケてない女性。田舎で父親の面倒を見つつ贋作の絵を描く日々。顔かたちはそっくりなのに私だけが>>続きを読む

New York 結婚狂騒曲(2008年製作の映画)

3.0

たわいのないお話ですがまずまず楽しめました。U. サーマンとC. ファースだから☆三つ。I. ロッセリーニもいい感じだったし。これがS.J. パーカーとかR. ウィザースプーンが主演だったら☆一つだな>>続きを読む

インフォーマーズ〜セックスと偽りの日々〜(2008年製作の映画)

1.6

ブレット・イーストン・エリス原作・脚本。なるほど文芸作ね。だから豪華キャストなんですね。それらしい思わせぶりだけど全然まとまりのない作品です。意外にアメリカの最近の文芸の映画化って成功していない感じが>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

1.6

ツタヤのイチオシだったのでブルーレイを借りて観ました。
素晴らしい音質でした。さすがオスカー録音賞。内容はいまいちでしたねえ。
最後はあれでいいのか? ( ゜Д゜)ポカーン...
よい音楽は最後に勝つ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.3

とてもよくできたストーリーでした。思ったより深い。
見る価値ありです。

アフガニスタン/パトロール(2013年製作の映画)

4.2

アフガニスタンで、ある村の歩哨をする士気の上がらない6人の英国軍兵士。

味方のアフガン軍は全くあてにならない。最初は3日間の簡単な作戦だったはずが15日を越える長丁場に。メインであるはずの米軍は引き
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インベーダー・ミッション(2012年製作の映画)

3.7

国に背いて真実を明かすことは、自身のみならず友人や家族を死の危険にさらすことになる。黙って秘密保持契約にサインしたとしても、誰も彼を責めることはできないだろう。私は妻子ある身として当然そちらの平穏を選>>続きを読む

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.1

おしゃれな恋愛小説の極北である「日々の泡」の映像化。
夢のような面白い映像が満載で監督のアイデアが光ります。映像はおしゃれだと思いました。
ただ、私が原作を読んだイメージではコランとクロエはもっと若く
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ダイバージェント(2013年製作の映画)

3.8

SFの重要なテイストに社会批判があるわけですが、この映画はその意味でよくできていると思います。<勇敢>はなぜあんなにマッチョで愚かなのか? 皮肉として見ないと笑えないです。批判・皮肉・寓意ということが>>続きを読む

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

2.1

つまんなかったので途中から早送りしちゃいました笑。正解。
俳優陣はなかなかよかったです。K.ベッキンセールは魅力的でしたし、C.ウォーケンもなかなか妙でした。ナイトライダーの彼(名前知らないw)も中途
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

4.1

面白かったー!
よく練られた脚本でうなりました。でもちょっと凝りすぎたかなぁ....
女優二人の熱演も光りました。J.ローレンスおいしいところ持ってったね。
市長のJ.レナー、ありゃイタリア系には見え
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スティーラーズ(2013年製作の映画)

3.7

グロい悪ふざけに満ちたくだらない映画だったが、意外とよくできていて面白かったです。
マッド・ディロンとドノフリオは豪華キャスト(笑)だけにとてもいい味が出ていた。
ヤク中の妄想で「裸の女性のゾンビ集団
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エージェント・スティール(2013年製作の映画)

3.4

なるほどそういうオチか! 一本取られましたな。
でも「スーラはどうなったんだよ」ってのが残ってたからまだヒトクセあるな、と思ってたらやっぱりそういうことでしたか。クスグリも結構あってそこそこ面白かった
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ロボコップ(2014年製作の映画)

3.7

期待しないで観たら割とまともで真面目な映画でした。
敵役のマイケル・キートンがもっと極悪で、それを徹底的にやっつける、という話のほうがもっと痛快だったんじゃないかな。結局一番の悪役はサミュエル・L・ジ
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.3

設定がとてもよくできていて面白い話でした。教師の奥さんの画廊の話などサイドストーリーも皮肉が効いていて笑わせてくれます。全ての俳優さんがドンピシャではまっていました。
しかし。肝心の「作文の話」が大し
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クライム&ダイヤモンド(2001年製作の映画)

3.3

なかなかよく練られた脚本で、とても面白かったです。
Critical Jim(だっけ?)という殺し屋(ティム・アレン)が無類の映画好きで、いろいろセリフと題名・制作年・制作元を語ってくれるのですが、あ
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ガンズ・アンド・ギャンブラー(2011年製作の映画)

3.4

狙って作ったB級作品。結構楽しめました。
インディアンじゃなくて先住民だ、ってしつこくやるのは「インド人」の伏線だったんだな、って寒いだけだしw
C.スレイターって薔薇の名前のころは美少年役だったんだ
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素敵な相棒〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜(2012年製作の映画)

3.6

意外に面白かったです。

痴呆の入り口にいる前科2犯(窃盗と脱税)の頑固おやじフランク。
その息子ハンターはそんな父の面倒を見るのが億劫なために万能介護ロボットを与える。
フランクは最初そんなロボット
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.8

まずヴァージンスーサイズを思い出しました。決定的な欠落をもつ美少女たち。マリーアントワネットしかり。S.コッポラはそういうもの、つまり「大人の規範から外れた反社会的なる美しいもの」に興味があるんでしょ>>続きを読む

フットノート(2011年製作の映画)

4.7

タルムード文学研究者の教授親子。息子は多角的な視点からの研究と、世渡りのうまさで一躍花形研究者に。息子の華々しい授賞式から映画は始まる。内心面白くない父親。息子の研究はうわっつらで空疎なものなのにとや>>続きを読む

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.3

「観客と演者」という映画の枠組みを重層的に活用した面白い趣向の映画です。楽しめました。

ロバート・デ・ニーロ エグザイル/ビーイング・フリン 〜僕と父さんをつなぐもの〜(2012年製作の映画)

3.2

ビーイング・フリン~僕と父さんをつなぐもの~という名前でTVで見ました。青臭い文学青年は冒頭の「アメリカの3大文豪はマーク・トウェイン、J.D.サリンジャーと私だ」というところでオッとなる。これは一級>>続きを読む

彼女はパートタイムトラベラー(2012年製作の映画)

3.9

見方によっちゃかわいくないこともない(すでにビミョウだ)ヒロインのダリアスは、最初のシーンで、自分はちょっと世間からはハミダシていて人付き合いの下手な微妙な女かも....という感じの自己紹介をする。そ>>続きを読む

俺のムスコ(2012年製作の映画)

3.5

中学生で色っぽい女教師をモノにし一躍ヒーローに。その後落ちぶれてクズみたいになり金策に苦しむものの、下品なのに厚かましさと話術と下半身の魅力でモテモテの主人公。ほぼ好き放題のどたばたを繰返しつつ、でも>>続きを読む

ブルース・ウィリス/イン・カントリー(1989年製作の映画)

4.3

イラク戦後もよく取りざたされている帰還兵士のPTSD問題。
殺したベトコンが持っていた子供の写真。子供を含めた家族全員を皆殺し。仲間が死に自分だけが生き残った負い目。夜の森に音もなく現れるベトコン。ア
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.1

主人公2人のいろんな行動に対して周囲の大人も子供もちょっと甘いかな、というくらい赦しちゃう。常識的な倫理観だとあり得ない、と思うとしらけちゃうと思うんですね。でもそこが童話的であり、映画としてほっこり>>続きを読む

スティーヴとロブのグルメトリップ(2010年製作の映画)

3.8

イギリス北部の有名レストランを食べ歩く取材ツアーに出かけるコメディアンの中年男2人。映画の話、文芸の話、ABBAの話、葬式の話、夢の話、物まね合戦、どれも傑作に面白い。物まねは半分くらいしか元ネタが判>>続きを読む

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.9

全く荒唐無稽な「イエメンで鮭釣」を大真面目なプロジェクトで取り組む、政府の体面のために。設定からしてちょっとひねくれていて面白い。
プロジェクトの仕掛け役のクリスティン・スコット・トーマス(はまり役!
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天国の約束(1995年製作の映画)

4.0

大恐慌に人々があえぐ時代。映画館ラ・パロマ開業の日。入場料は25セント。
娘には言えない秘密を持つ移民の老人。天国はラ・パロマのようだという。その孫の思春期の少年。
入場料25セントのために奔走する少
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エリザベスタウン(2005年製作の映画)

1.7

若造にビッグプロジェクトを任せて一発で数百M$がパアって設定にすでに無理ありすぎでしょう。
キルステンダンストがうざい。ほっといてくれたのむから。
どん引きのお葬式。アメリカ人ってあれでいいわけ?
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