Arlecchinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

筋書きは大した話ではないですし、いろいろ細部はユルイし、白鼠やコアラはあまりほめられたキャラクターではないし、全体のストーリーはいまいちでしたね。

でも音楽はとてもよかったー!
んで、最後に音楽は克
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.8

実話を基にしているわけですがストーリー映画としてとてもよくできていました。まったく赤狩りとはひどいことです。全米がソ連(共産党)の脅威に神経質になっていた時代なのでした。
カーク・ダグラスがかっこよか
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

3.8

ゲスな独裁者のじいちゃんと無邪気な孫の遁走譚。面白いネタを思いつくものです。変装し民衆に混ざって逃げている間に、これまでしてきた残虐な悪行がどんどん暴かれていって、独裁者が「どれほど民衆を苦しめたかを>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.5

結構よくできてました。面白かったです。
主人公の造形が良かったですね。
捜査自体は若干ラッキーが多すぎたかな。

リミッツ・オブ・コントロール(2009年製作の映画)

3.5

登場人物を半分くらいにして40分の映画にしたら、ものすごくかっこいい映画だったと思う。
最初の10分と最後の10分観て、中間は任意の1時間くらいは寝ていても全然OK。工藤夕貴?出てたっけ? 覚えていな
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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

4.1

私は(ビートルズブームには乗り遅れた)普通の音楽ファンで、ビートルズのアルバムを数枚、J.レノンのソロアルバムを1枚持っている程度なので彼らの生い立ちなどにはあまり興味がありませんでした。
でも2人の
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神のゆらぎ(2014年製作の映画)

2.5

グザヴィエ・ドランが出ているというので観てみましたが、いまいちでした。
群集劇なんですが、登場人物それぞれの物語が浅いので胸に迫るものがありません。
「飛行機が落ちるのは、全能の神が存在しないからだ」
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.4

神話と現実の世界大戦を絡めたストーリーは割と(笑)説得力ありました。
強くて知的で純粋で美しいプリンセス・ダイアナ。ガル・ガドットは素晴らしく役にはまっていました。彼女の魅力に☆一つ追加。
こういうス
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.9

探せばアラや突込みどころは山ほどありますが(笑)、のんきな話で結構楽しめましたよ。
劇中劇でエル・ファニングが「私のためを思うなら行かないで。愛してるの」と迫真の演技を見せるシーンで少年たち全員が「惚
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1001グラム ハカリしれない愛のこと(2014年製作の映画)

3.0

静謐な北欧の空気感がよかったです。
設定は面白いのですが、そのわりには面白い展開がありませんでした。

キログラム原器をめぐる最近の動向が、集まった研究者たちの世間話を通じて観客に説明されているのは親
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マリリンとアインシュタイン(1985年製作の映画)

4.5

温かい人間性とスパイシーな風刺に満ちた佳作です。
実際アインシュタインはM.モンローに言い寄られたことがあるそうです。プロポーズとも受け止められる誘いを、あっけなく断ってしまったのでした。モンローは「
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

かわいい女の子ときっかけを作るためにバンドを組んで、そして音楽的に成長して行き....ってまあ陳腐な話なんだけど結構よかったです。主人公たちはエンドシーンのあと、挫折したりルーザーになったりするかもし>>続きを読む

テストN(2013年製作の映画)

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この10年間で5000本くらい映画を観ていますが、その中で最低の映画です。
☆評価はゼロです

モーガン プロトタイプ L-9(2016年製作の映画)

3.3

演出、配役、音楽、映像なんかはまずまずで、監督としての力量はあると思いました。悪くはない。悪くはないんですがストーリーがいまいち陳腐で残念。

マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

4.1

フランス革命前数日のベルサイユをマリーアントワネットの側近の視線で切り取った佳作です。歴史を知っている観客のためには革命自体を大げさなドラマとして描く必要はない...側近の女性の心情の機微を描く方に力>>続きを読む

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

2.4

ストーリーは完全にくそだし、拷問シーンもなんだか生ぬるいし、全体的にはダメ映画です。
でも登場人物がみななんかヌケていてオフビートに笑えるところが結構あるんですよ。署長の息子とか。不動産屋の女性とか。
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汚れた血(1986年製作の映画)

3.5

映像、音楽、せりふ、どれをとっても素晴らしい天才の技を感じます。
ただしストーリーがつまらなかった。

ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)

3.6

未完だからもちろん欠けた部分はある。
それを補って余りあるリヴァー・フェニックスの存在感に圧倒される。
レベルの高い、いい映画です。

嗤う分身(2013年製作の映画)

3.0

ストーリーも映像もどこかで見た感じで目新しいところがありませんでした。
リンチやカウリスマキを挙げてらした方がいますが、私としてはレトロな未来感からギリアム監督を想起しました。

ラスト5イヤーズ(2014年製作の映画)

1.8

男女どちらにも感情移入できません。
別れるべくして別れた二人。どちらも悪い。つまらないストーリーです。
ミュージカルにすればいいってもんじゃない。
アナケンはわりと好きです。ピッチパーフェクトなんか結
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

4.2

凄いメンバー
トマス・ウルフ、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ... 凄いメンバーです。
書架にはコールドウェルもありました。凄い編集者だったんですね。
内容の濃い、しっかりした作品でした。秀作だと
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.4

ポルノ映画なみのどぎついセリフがバンバン出てきてあきれていたら、スプラッターだわドラッグだわなんでもありありの良識に挑戦する映画でした。ここまでやればもう潔いかも。
くだらなそうな面白そうな駄洒落がい
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

3.2

D.リンチ監督だったから最後まで付き合ったけど、そうでなければ途中リタイアだな.... でもまったくの意味不明ってほどじゃないし、最低ってこともない。
雰囲気はリンチらしかった。

ジュピター20XX(2012年製作の映画)

1.2

鯨が出てきた時点(開始3分くらい?笑)で見限るべきだったな。そこでいやな予感はしたんです。
そういう科学考証(?)を無視した映画ならもっと人間ドラマがしっかりしてるとかなんか取柄がほしいものだ。

ヒトラー最後の代理人(2016年製作の映画)

4.2

250万人を虐殺したとされる巨大なモンスターであった、ヘスの人間としての一面を感じさせるという意味で非常に感慨の深い傑作です。

この愛のために撃て(2010年製作の映画)

2.7

大怪我をしている犯人にすら追いつけない警察。かけっこ全敗。困ったもんです。
主人公はあれだけのことをしておとがめなし、ってことはないよねえ....

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

音楽も含め一応いい映画であったが、この映画の面白さというか醍醐味はある仕掛け(ミスリード)があるからなんですよね....
サスペンスやミステリーならわかりますが、家族の喪失と再生、のような話をしたいの
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複製された男(2013年製作の映画)

1.4

設定は面白かったがストーリーがぐだぐだ。登場人物の行動原理が謎。どうしてそんなことするの?? 意味不明なんすけど。
夢だから必然性がない、整合しなくてもしょうがないって話ですかそうですか。
他人の夢を
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善き人に悪魔は訪れる(2014年製作の映画)

1.5

ジェフリー?
おいおい、そりゃないだろ(笑)
ちょっと腰が砕けましたよ

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前作の雰囲気を壊さないようにものすごく努力した、ということは評価する。
前作と比べないで独立した映画として鑑賞すると、まあ普通のできかな。
前作があまりに傑作だから前作を超えた、はあり得ないなあ。
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あの頃エッフェル塔の下で(2015年製作の映画)

3.2

作品性のある映画ではある。
演出や音楽はなかなかで監督の手腕は認めざるを得ない。
最初の語り口で、おっと思って見入ったのですが最終的にストーリーは面白くなかった。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.4

SFとしてストーリーはまずまずよくできていました。
なぜあの二人があんなに惹かれあっちゃうのかは謎です。きっと共感の深さが違うってことなんでしょうね。

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.5

最後はあれでいいのか?
アサドがフランス語をしゃべるところがかっこよかった。
アラブ系がちゃんとした職に就くのには特別に能力がないと。
最後はアレでいいんでしょうかね?

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.3

ジャンレノ扮する祖父とその仲間の音楽(SE含め)が1970頃の曲なんですね。
私が青春時代に好きだった曲。

「映画に出てくる頑固爺さん」は私よりずっと年上なものだとぼんやり今まで考えていましたが、私
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生きうつしのプリマ(2015年製作の映画)

3.3

意外な展開になかなか引き付けられます。まるで韓流ドラマのようでした。
音楽が良かったです。マーラーの「私はこの世に忘れられ」が歌詞ともども効果的に使われていました。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.1

O.ヘップバーンに娼婦役は合っていないですね。
M.モンローで作ってほしかったな。