最初の額縁からパンで、もう勝負あったって感じ。あとフィルムノワールみたいな照明が本当に素晴らしく、画面の細部が本当に豊か。赤のイメージ、歌なども大好き。
なんじゃこりゃー内容覚えてないけどショットは印象に残ってる。水面に映った花びらと少女とかクローズアップでガンガンつないでいくのは加藤泰っぽい。最後の一人一人の紹介はなんかグッとするもんがある。
いやもちろん犯罪の時の長回しとかすごいけど、ラストなんだあれ?見ながらどう物語をしめくくるのかなと思ったら、溝口健二の雨月物語よろしく、はるか彼方に行ってしまった笑。
渦巻きとか、ナイフとかところどころ怖い。友人同士の会話がユーモアがあってよく、ガーディニアなど謎めいた小道具もいい。
ストッキングを下ろすエロス、ウィットにとんだ逃避行、グロテスクさ、ヒッチコックらしさがつまった傑作!
こんな禍々しい、なんてと思ったらユニバーサルなんだ。編集が素晴らしいし、あの溺死した少女を抱える農夫の禍々しさはなんだ!
・サスペンスというよりヒューマンドラマ?主人公の犯行がばれるまでハラハラ感なし。
・ジャンヌ・モローはただ歩いてるだけ。あとモロー苦手、って言ってる人がいて、わかったわ。なんか顔キツいし、所帯感がある>>続きを読む
専業主夫が隠れて浮気とかありそうだなぁー。キャリアと家庭というテーマも良い。デニーロは天使となって幸福を運ぶ。こんな会社で働きたい!
このレビューはネタバレを含みます
赤、おばさん、アイス、性的なモチーフに序盤から溢れている。あとさりげなく長回しでジェーンと主人公のやりとりを捉えるシーンとかたまらない。あるカットがあってそこから逆算して書いた脚本もいい。夜の娼婦とか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ソロルド・ディキンソン気になってたけどめっちゃ面白いやん。恋人と出会う時の群集の中を走るスリリングなショットは素晴らしいし、組織に尋問される時の照明やショットの不気味さも見事。人の動線もちゃんと狙れて>>続きを読む
人生ワースト並みにひどい映画。ズーランダーに並ぶ。ショットが物語の説明になってる。