ザイスの学徒2さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザイスの学徒2

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復讐 THE REVENGE 運命の訪問者(1997年製作の映画)

4.2

奥にぽつんといる六平、ファーストショットから禍々しい。それにオフスクリーンの玄関のベルの暴力性。外側から切り替えして射殺する暴力。あと、なんでもないシーンだけど、奥さんが拉致される前のマンションのエレ>>続きを読む

カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.0

フィクスのカメラで撮ってて取り方はまとも、ゆえに禍々しさがひき立つ。グスタフマインリンクのゴーレムのようなオチにドイツの怪奇の文化の厚みを感じる。

エル・スール(1982年製作の映画)

5.0

超ウルトラ大傑作。編集、オフスクリーンの音を使った画面の豊かさはすごいし、植木道の縦の構図を使った時間の経過なんか見た事がない。オールタイムベスト。

モール・ラッツ(1995年製作の映画)

4.3

オールタイムベスト級に好き。ナンセンスなバカキャラクターが最後につながってくるのがいいし、女優さんがかわいくていい。モールが舞台ってゆうのは変に抽象的な感じが出て素晴らしいね。

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

しっかりとしたメロドラマ演出もいいけど、雷雨の中のフリークス総進撃がやっぱりヤバい。超興奮した。

男性の好きなスポーツ(1964年製作の映画)

4.5

これ、たぶんこうゆう絵を撮りたいから組み立てられてるんじゃないかな。熊とか最後のシーンとか。なぜか崖の上のポニョを思い出したわ。

ときめきサイエンス(1985年製作の映画)

3.7

ロケットのギャグとか、仮死したおじいちゃん、おばあちゃんとか、暴走族とか、DQN兄貴とか馬鹿すぎのハイパー童貞力炸裂のコメディ。おっぱいのデータ選びやブラジャーですでに股間、いや心を掴まれる。童貞映画>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

4.4

アラン・ドロンの歩行、クローズアップの切り返し、北野武への影響あり。

罪とか罰とか(2008年製作の映画)

1.6

ギャグが物語から浮き、絡んでこない。ショットが単なる説明。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

1.9

ダニーボイルの映画は自分にはMTVにしか見えん。30分我慢して退席。

吸血髑髏船(1968年製作の映画)

3.1

黒沢 清の叫の影響はこれっしょ!!まぁあっちの方が好きだけど。

ハネムーン・キラーズ(1970年製作の映画)

3.5

多分、万田監督「接吻」は影響受けてるんじゃないかな。孤独な男女が犯罪を通じてつながる。
自分自身はなぜか女性にすごく感情移入してしまい、切なくなった。

さらば あぶない刑事(2016年製作の映画)

3.6

このバブリーなノリは今の重苦しい時代にカウンターになると思うぜ!見てて赤面が止まらなかったぜ!!

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.7

スリのシーンのサスペンス性も素晴らしいけど、やっぱり俳優。特にジャンヌ!なんだろ、少しくたびれた感じだけど健気なのが演技なしでも伝わってくる。ブレッソンの役者の使い方はたけしみたいで好きです。ラストシ>>続きを読む

目撃(1997年製作の映画)

3.8

こんなありえない話をエンタメにしちゃうイーストウッド、すごい!!

プレイタイム(1967年製作の映画)

4.5

泣いた。この映画はユロ氏が主人公だけでなく、文明に踊らされる都会の人々・街・乗り物が主人公のコメディだ。けどそれを冷ややかに見るんじゃなく、ある種の温かみをもって見つめる。「ま、人間ってそんなんだもん>>続きを読む

あなたとのキスまでの距離(2013年製作の映画)

3.5

これ、オススメされたけど、確かにこれただの不倫ドラマじゃないですよ。
夢を諦めきれない男に、女性と出会う事で自分の夢が再燃する話っすよ。
これ今だに夢を諦めきれない人にはグッとくる話っす。
はい、例外
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(1964年製作の映画)

4.0

ゴシック青春剣道物とゆうべきか、妙な禍々しさがある。
腕立てのショットは笑っちゃった。

ファウスト(1926年製作の映画)

5.0

こんなもんが世の中に存在していいのか、と見た時思ったよ。大傑作。

サンライズ(1927年製作の映画)

5.0

「ムルナウは『サンライズ』を撮る前に、まるごと一つの世界を構築しておいたのであり、撮られた映画はその記録にすぎない」―エリック・ロメール

まさに。ムルナウの世界観は宇宙に到達していてそれはクラフトワ
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