勝沼悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.1

 大人気残虐格闘ゲームが映画化。

 ゲームが持っている残虐性は抑えつつ、それでもちゃんと再現している。
 面白い映画と言えるほどのパワーはないが、とにかく真田広之がかっこいい。ハリウッド映画で一番真
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

1.8

 ヒトラーと東条英機は生きていた。ガーナに渡った二人とゲーリングはそこで武術で勢力拡大をするが。。。

 もっと突き抜けた映画かと思ったらそういう部分はほとんどなかった。完全に設定負け。
 武術修行シ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.9

 新ジュラシックパーク第三弾。前作により世界中に恐竜が放たれた世界を描く。

 前の時もジュラシックパークは回が進むごとに大作感が薄れていくイメージがあったが、今のシリーズもそんな感じ。恐竜達のシーン
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.9

 1年に一度12時間だけどんな犯罪も許されるパージ法。しかし、パージが終わった後も「フォーエバーパージ」を叫び殺戮を続ける集団がアメリカ中に現われ。。。

 パージフォーエバーってそれじゃパージじゃな
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.9

 78年デンバー、誘拐犯に捕まった少年が閉じ込められた部屋にある鳴らないはずの黒電話が鳴る。

 インパクト絶大の仮面誘拐犯(顔の下半分は仮面に合わせたメイクで仮面が動いてるように見える)、しかも演じ
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劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

3.7

 アフガニスタンで用水路建設に尽力し現地で亡くなった中村哲医師の20年の映像をまとめたドキュメンタリー。

 最初は登山隊の医師として。そこで現地の人々の医療の少なさを目の当たりにして医療支援者に。今
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エリア51(2015年製作の映画)

2.4

 『パラノーマル・アクティビティ』の監督が今度はエリア51を舞台にPOVを製作。

 POVとしての見せ方はさすが。
 ただ、POVってどれもオチがいまいちなんだよなぁ。最後に衝撃と共に真相がってのが
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

1.7

 帰ってきた夫は別人のようになっていた。同じ頃、街ではバラバラ殺人事件が起きて。。。

 元の舞台がどんな感じなのか分からないが、これは映画化するにあたり足したものが全て裏目に出てるように感じた。色々
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レジェンド・オブ・ドラゴン 鉄仮面と龍の秘宝(2019年製作の映画)

2.3

 イギリス人やロシア人の冒険家達が遠く中国の龍を巡る戦いに駆けつける。

 あのジャッキー・チェンとアーノルド・シュワルツェネッガーが共演というか戦うとんでもない映画。
 なのだが、そこは本編とあまり
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レッド・ブレイク(2021年製作の映画)

2.4

 政治家の義父が営むスーパーが武装集団によって占拠される。元海兵隊の男が武装集団と戦う。

 見どころがあるようなないような微妙さ。なぜか裏切ってしまう店員さんとか脇役にキャラが立つ人物が何人かいるの
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プロジェクト・グーテンベルク 贋札王(2018年製作の映画)

2.5

 「画家」と名乗る男に偽札づくりのチームに誘われた男を描く。

 チヨウ・ユンファ出演ながらアクションではないのかと思って見ていたら中盤で突如ガンアクションが展開。主人公がオタオタする中、空中ショット
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

2.5

 都会に出たピーターはそこに住むウサギのバーナバスから悪の道に誘惑される。

 前作とほとんど変わらず、CGの自然さとストーリーの不自然さに目がいく作品。決してつまらなくはないのだが。。。
 「私のピ
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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

2.3

 『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』がリメイク。

 ここ何本かのドラえもん映画は小説家が脚本を担当してたはずだが、リメイクということもあってか今作は特にそういったことはなく、良くも悪くも普通の子ども
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.2

 エスター前日譚。
 エストニアの精神病院から脱走した成長が止まり10歳にしか見えない31歳のリーナはアメリカによく似た行方不明の少女エスターがいることを知り、成りすましを画策する。。。
 
 09年
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日本統一外伝~山崎一門5~(2022年製作の映画)

2.9

 日本統一の山崎一門の一人にスポットを当てたスピンオフシリーズ第5弾。

 渋くてかっこいい川上にスポットを当てたこの作品。安定して面白い。
 彼らの若い頃のエピソードが出てくるのだが、山崎一門って半
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.1

 人生の半分以上を獄中で過ごした男が出所。一人のテレビマンが彼を取り上げようと近づくが。。。

 厚生しようとする男とその手立てのない冷たい社会。人々は偏見があるようで、でも人の交流がやはり希望を運ん
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

2.9

 60年代後半のイリノイで活躍したブラックパンサー党のフレッド・ハンプトンとFBIの命を受けて彼の元に潜入したウィリアム・オニールを描く。

 黒人の人権活動団体が魅力的なリーダーを得て黒人ギャングな
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透明人間(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

 執着の強い恋人から逃げた女性。相手の男は自殺するが、女性の周りに奇妙なことが起き始める。女性は科学者である元恋人が死を偽装しステルススーツを開発して近くにいるのではないかと疑心暗鬼になるが。。。>>続きを読む

シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 2(2014年製作の映画)

2.4

 鉤を持った殺人鬼ジェイコブの映画第二弾。

 一作目は未視聴。
 何でも1作目は色々殺し方がその相手に合わせたヴァリエーションがあったとのことだったが、今作は普通。
 WWEのスターだったケインの殺
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クライモリ(2021年製作の映画)

2.7

 人気シリーズがリブート。旅行に行った田舎の山で若者達が謎の集団に襲われる。

 オリジナル未視聴。オリジナルとかなり違い今作の敵は独立国家を気取り山奥に籠る人々。この設定が普通に襲ってくる連中より質
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ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染(2020年製作の映画)

2.2

 ホテルに突如蔓延した謎の奇病。

 誇張でも何でもなく映画の1/5は釈由美子の足の裏を眺める映画。1/4は這いつくばってる釈由美子。
 Amazonレビューに「序盤をよーく見てください!」って書いて
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

2.8

 不思議な町の支配者から女を連れ戻す依頼を強制された男を描く。

 最近のニコラス・ケイジ映画はトリップ感があるものばかりだが、園子温監督の今作はなぜかその成分を煮詰めに煮詰めて濃くしている。ママチャ
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

1.8

 殺人鬼の犯行現場に居合わせてしまい狙われる聴覚障碍者の一夜を描く。

 事件を目撃してしまい後日狙われるのではなく、その夜だけで話を完結させるというノンストップな展開は悪くない。
 だが、そうはなら
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ドント・ゴー・ダウン(2019年製作の映画)

2.3

 東ヨーロッパで行動するイギリスの特殊部隊が戦闘を終えて避難の為に建物の階段を登る。ドアを開けた先には先ほど戦闘する直前の自分達がいた。。。

 いわゆるループもので、脱出を目指すがうまくいかず同じこ
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インヘリタンス(2020年製作の映画)

2.5

 政財界に影響のある一家の父が急死。父から娘に託された鍵は父が男を長年監禁している場所の鍵だった。。。

 サイモン・ペッグはこういうサイコパス的な何かがありそうな役も合っている。
 ただ、ストーリー
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総理の夫(2021年製作の映画)

1.8

 日本初の女性総理とその夫を描く漫画の映画化。

 映画としてはスカスカな印象。てっきりドラマのダイジェストなのかと思った。
 一つ興味深いのは民主党政権をイメージしてる主人公が消費税増税を訴えている
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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

4.1

 元カレとパイロットと3人で小型飛行機に乗った女性。パイロットが急病で亡くなり、大海原の上空で元カレとサバイバルすることに。

 小型機の中でよくもここまで色んな展開ができるものかと感心する。
 原題
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

 80年代にアーカンソーの田舎で農場を始める韓国系家族を描く。

 俳優の顔に惹きこまれる系の映画。子役からおばあちゃんまでみんな素晴らしい。
 アメリカ映画ながら大半が韓国語で進むことからゴールデン
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ひとよ(2019年製作の映画)

2.4

 暴力を奮う父を殺害して刑務所に入った母が15年ぶりに帰ってくる。

 うーん。。。意味不明な言動多すぎ、怒鳴り過ぎで入り込めないまま終わってしまった。
 ラストも何だかなぁで終わり、最後まで入り込め
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.4

 ウルトラマンに続き今度は仮面ライダーがシンに。

 だいたいシンウルトラマンと同じ。こういう感じなんだろうなぁというのがそのまま映像になった感じ。
 しかも、今作はシンウルトラマンの後なので、やっぱ
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宇宙大怪獣ドゴラ(1964年製作の映画)

2.5

 ダイヤモンドを食べる不定形の宇宙怪獣が現れる。

 非動物、非人間の珍しい怪獣もの。扉絵の様なのとはちょっと違うが、見せ方でうまく不定形の怪獣を描いている。
 怪獣パートと人間パートのつながりが弱く
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ブラッド・パンチ タイムループの呪い(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 あやしいカップルに幻覚剤の製造を持ちかけられた男。彼の方に殺されそうになった男は何とか返り討ちにするが、朝になると殺人をする前の火曜日の朝がまた繰り返される。。。

 よくあるタイムループものながら
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クリスマス・ ウォーズ(2020年製作の映画)

2.4

 アラスカにいるサンタクロースは収入不足で満足なおもちゃが贈れず悩んでいた。そこに金持ちの子どもの依頼で殺し屋がやってきて。。。

 シュールというか不思議な世界観。エルフもいるから一応ファンタジー?
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マジンガーZ対デビルマン(1973年製作の映画)

2.5

 マジンガーZとデビルマンが戦うようなタイトルだが、実際は二大永井豪ヒーローが協力して戦う話。アニメのデビルマンが終了している為、マジンガーZにデビルマンが助太刀する形。それでもデビルマン+マジンガー>>続きを読む

CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ(2014年製作の映画)

3.9

 ボーイスカウトより年少のカブスカウトに行った少年達。その中でもいじめられ気味のサムは森に何かがいることに気づき。。。

 田舎で何かに襲われる系の映画なのだが、何本かの線があり、何に襲われているのか
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

2.5

 アルコール依存から立ち直り兵士を経て暗殺者になった女性。仕事を明かさず家族の元へ帰るが、暗殺相手になぜ殺されるのか聞くことが分かり組織に疎まれ。。。

 ジェシカ・チャステインら出ているキャストは豪
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