勝沼悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 77ページ目

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

2.5

 吸血鬼にされて棺桶に200年閉じ込められた実業家が落ちぶれた子孫に会う。

 うーん、昔のドラマのリメイクだからか何となく盛り上がりに欠けるというか物足りない感じがした。
 ヴァンパイアや女性陣のス
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ラストスタンド(2013年製作の映画)

5.0

 脱獄した麻薬王とその武装組織がメキシコ国境を目指して片田舎にやってきた。元エース刑事で今は田舎の保安官をしてる男が仲間と共にラストスタンド(最後の砦)として奮闘する。
 シュワちゃん映画復帰作。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.5

 少女の頭の中の感情たちを描く意欲作。

 感情を主役にするという試みは相当にチャレンジング。こういうのが企画として通っちゃうって素晴らしい。
 少女ライリーが美少女でないあたりも日本のアニメと違って
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グリーンバーグ/ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010年製作の映画)

2.5

 ニューヨークで心を病んで入院し、ロスに帰ってきた40歳の男がかつての友人や新しく出会った女性と心を通わせていく。

 コメディ俳優のベン・スティーラーが病んだ男を演じていているんだけど、不安定で扱い
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

5.0

 センチネルがミュータントだけでなく人類までも滅ぼそうとする近未来。プロフェッサーXとマグニートはウルヴァリンを過去に送って歴史を変えようとする。

 良作だった前作のファースト・ジェネレーションと旧
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.5

 旧三部作後、ジーンを自らの手で殺めて傷心のウルヴァリンに長崎の原爆の時に助けた男から日本への招待が。

 日本を舞台とした外伝的な作品。
 ちょっと外人の勘違いっぽい日本になってるけれども、うまく日
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U.M.A レイク・プラシッド3(2010年製作の映画)

2.0

 ワニ・パニックもの第三弾。デカいワニがたくさん出ます。

 突出していい部分はないが、戦う女性が主人公なところと血糊が半端なく多いとこは評価。
 ただ、ワニものってCGのワニと水や襲う人とがふれるの
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シャッフル(2007年製作の映画)

3.5

 夫を突然事故で亡くした女性。しかし翌日夫は普通に生きていた。そしてその翌日は夫の葬儀。彼女は夫を亡くした一週間がシャッフルされて順不同にやってきていることに気づく。

 『スローターハウス5 』のト
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.0

 あの「ベスト・キッド」がなんと中国を舞台にリメイク。

 色々とツッコミたくなることは山ほどあるのだが、ジャッキー・チェンとウィル・スミスJrの二大スター共演でオリジナルよりもしっかりとしたつくり。
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

5.0

 2029年、新たにミュータントが生まれなくなった世界。老いたプロフェッサーXを抱えるローガンの元に彼と同じ爪を持った少女がやってくる。

 こういう話だったのか。プロフェッサーXはチョイ役などではな
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偽りなき者(2012年製作の映画)

3.5

 小さな街の幼稚園教諭が友人の娘の少女の嘘から性的虐待犯にされてしまう。彼はコミニティから完全に敵対視されてしまい。。。。

 相当に気持ちの悪い映画である。もちろんそれを意図してやっているのだから、
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

 GOG第二弾。GOGの危機に現れたエゴは自らがスターロードの父親だと告白する。。。

 前作のライトなノリはそのままにストーリーや視覚効果はパワーアップ。前回で魅力的なキャラクターだったネビュラとヨ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

 宇宙一のおたずね者軍団ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが映画化。

 ロックやグルードの声が超豪華。キャラクターがみんな立ってる。ストーリーも王道。変な奴らなんだけど、なんかかっこいい。
 一作目
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

5.0

 あの有名ミュージカル『アニー』を現代を舞台に映画化。

 現代での舞台設定が見事。携帯会社の社長ってのはうまいなぁ。あ、そうか。アニーも社長もオリジナルは黒人じゃないのか。この主役を黒人にすることに
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.0

 84年のイギリス。ストを起こした炭鉱労働者に同性愛者団体が支援の手を差し伸べる。同じ活動家としてという思いは報われるのか。。。

 『フル・モンティ』や『リトル・ダンサー』など、サッチャー時代の炭鉱
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

5.0

 シリーズ最強の敵、テッカード・ショウに挑む為にチームは危険なミッションに挑む。

 車が空を飛ぶシーンもさることながら、それが霞むくらい次から次へと上質のアクションが展開していく。もはやちょっとネタ
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ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

4.0

 核戦争後の新世界で警察権と司法権を持ち悪を裁くジャッジ。その中でも最も優秀な男ジャッジ・ドレッドの活躍を描く。

 95年のスタローン作品とは全くの別物。ジャッジが決して仮面を脱がず(本当に徹してま
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シンデレラ(2015年製作の映画)

2.5

 誰もが知っている有名童話シンデレラを映画化。

 確かに映像はファッショナブルで幻想的ですごぶる綺麗。なんだけど、この映画って大人の鑑賞に耐えうるつくりじゃない。ほんとにシンデレラの絵本を映画にした
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デイライト(1996年製作の映画)

4.5

 ニューヨークの海底トンネルで爆破事故が発生。中に取り残された人々を救う為に元救急医療班の男が単身内部に潜入する。

 スタローンの映画ってただのアクションに見せてそうじゃない。スタローンが決してスー
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

1.5

 名探偵コナンの劇場版20作目。

 うーん。。。初めて名探偵コナンを最初から最後まで見たんだけど、こんな話なの? いつもは殺人事件の推理してるけどたまに悪の組織と戦うのね。でもいくら何でもいつもと違
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装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版(2008年製作の映画)

4.0

ボトムズ前日譚のOVAが映画化。

 最初のアニメから20年を経てのOVA。ATがCGだったりと映像的な進化は歴然。
 ただ、そういったこと以上に、ボトムズが持つ渋い雰囲気をちゃんと守っていることが何
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コマンドー(1985年製作の映画)

5.0

 元特殊部隊の男が娘をさらわれ、暗殺を強いられる。しかし、男は反撃に出る。
 あまりに有名なシュワルツネッガーの代表作。

 やはりこの映画は面白い。
 シュワルツネッガーの筋肉を活かしたアク
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

4.5

 クレしん映画24作目。
 幼稚園に転校生がやってきた。その頃から春日部のみんなが悪夢にうなされるようになる。。。

 相変わらずクレしん映画はクオリティ高く手堅く面白い。
 親子の絆とかが描かれるの
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

5.0

 ホワイトハウスが何者かに占拠された。シークレットサービス採用に落ちた男と大統領自らがテロに立ち向かう!

 これは21世紀版ダイ・ハードといえる一本。
 色んなことがやり過ぎてて楽しい。メチャクチャ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

5.0

 ベトナム戦争終結直後、未開の島へと向かう調査団と護衛が目にしたのは巨大な猿、キングコングだった。

 巨大生物の溢れる島。圧倒的な躍動感のキングコング。炎や自然の大迫力。怪獣映画に必要なものはほぼ全
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

4.0

 怪盗グルーのアニメ第二作。

 ミニオン達がかわいい、女の子達もかわいい。子どもも大人も楽しく見れる。
 やっぱ、変な男は変な女と結ばれるのが幸せなのかも。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

5.0

 孤独な女性、花が愛した男性は狼男だった。彼を亡くした花は一人で雪と雨の二人の子どもを育てていく。

 もちろん実際に狼男の子どもを育てるなんてことはありえないわけだが、この映画は実際の子育てが描かれ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

 あの庵野秀明がゴジラを撮る。

 シン・ゴジラ=白米 論争というのがあったが、私もこれは白米だと思う。
 ゴジラや登場人物達は魅力的で特撮やCGも悪くない。怪獣映画としての見せ方としては最高に近いと
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時代屋の女房(1983年製作の映画)

4.0

 古道具屋に謎めいた女が押しかけ女房としてやってくる。彼女は過去を何も話さず、時々数日ふらりといなくなってしまうのだが。。。

 古道具屋が道具を再生する様に女性達が主人公との交流を機に生まれ変わって
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.5

「グットウィルハンティング」で彗星のごとく表れた演技派のマッド・ディモンが何故かアクションに挑戦したボーンシリーズの完結作。記憶を失ったCIAの暗殺者ボーンがついに自分の過去にたどり着く。

 3作
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

5.0

 運命の出会いを夢見ていたジゼルは王子と出会う。しかし結婚目前に王子の継母の魔女によって”永遠の幸せなど存在しない世界”現代のニューヨークに飛ばされてしまう。
 ディズニーのセルフパロディともいえる
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

 魔法の髪の為に生まれてすぐ魔女に塔に幽閉されたラプンツェルの物語。
 グリム童話を基にしたディズニー・アニメ。

 CGアニメの質感の進歩は水や髪なんかでよく分かるのだが、だったら髪が主人公の話をつ
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.0

 もはや説明の必要はないだろう。ディズニー版X-MEN。

このストーリーの肝は王子からの真実の愛が二度に渡ってフェイントで、そのまま終わってしまうことだと思う。
近年の「魔法にかけられて」や「塔
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

5.0

 新撰組を貧しい家族を助けるための出稼ぎの場としていた吉村貫一郎を描く。

 志で動く新撰組の中にあって給料が上がると大喜びの吉村貫一郎。理想ではなく死に場所を求めてるかのような斉藤一。ひたすらに生を
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28日後...(2002年製作の映画)

4.8

 人を凶暴にする感染症にイギリス全土が襲われる。28日後、昏睡状態から目覚めた男が見たものは。。。

 無人のロンドンの街の怖さがすごい。早朝に撮影したそうだが、よくこんな絵取れたもんだ。
 ウィルス
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

2.5

 突如謎の宇宙人が地球を侵略。ロサンゼルスでも海兵隊と宇宙人の死闘が繰り広げられる。

 同じ時期に何本か似たような映画が出てたと思うが、これはその中では一番まとも。
 あの状況で民間人を救出し
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