かつぴんさんの映画レビュー・感想・評価

かつぴん

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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.8

波乱万丈の人生が短い時間に詰め込まれていて、
広く浅くの感が否めない。しょうがないかな。
靭性の出来事をエピソードとしてちりばめる程度
に描くなら、もう少し音楽に重きを置いて
彼の曲をたくさん聞かせて
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.6

ニューヨークの景色がとってもきれい。静かな映画で
鑑賞中の映画から入る情報より頭の中の思考量の方が
おおきい感じ。このシチュエーションは誰もが多少は
身に覚えあり?昔の自分をリマインドしてくれる映画
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

予備知識が無いと全てを理解するのが難しそう。
映画鑑賞後録画していたNHKの映像の世紀の
オッペンハイマー特集を見ると彼の生涯とその
周辺環境がとってもよく分かった。映画は映画
としてよくできており、
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.0

面白かった。シリーズ1はアマゾンで視聴。やっぱり
劇場で観ると迫力が違う。続編予告して終わったので
シリーズ4があるんでしょうね。また劇場へ観に行く
ことになりそうです。
何も考えず楽しめる痛快丸かじ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.4

大人のからだに赤ちゃんの脳みそを
移植するとこうなるのか。原田マハの
「奇跡の人」を思い出した。
エンディングに向けての長大な伏線の
映画と見た。(結構なエログロで好み
ではない)こんなテイストが好き
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.1

虐げられた時代が長すぎて最後は寸足らず気味。
ミスターが改心して妹を帰国させるために尽力
したことになっているらしいけど、そこの描写が
ほとんどなくフィナーレになってしまうので
ミスターへの気持ちが翻
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

大物俳優がちょい役で出演してぜいたくなキャスティング。
最後の八角のつぶやきが日本の会社の本質を言いえて妙。
コンプライアンス違反で問題が顕在化している企業が
途絶えることが無く、これからも無くならな
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

複数回鑑賞の人が多いようで。名作なので何度も観ますよね。
毎回同じところで泣いてしまいますね。なく準備してますもん。
母親がビリーを連れに来る前の公園での父子の会話で号泣です。
この映画観て涙いっぱい
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

ディズニープラスで視聴。ジョジョとお母さんの会話がいいね。
緊迫した環境での生活なのにほっこりする。どうしてお母さんは
処刑されてしまったんでしょう。びっくりした。
最後にK大尉も殺されたのかな?
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.1

父と娘版「クレーマー、クレーマー」かな。本当の親子じゃ
ないので「キッド」か。女の子がかわいくて入り込んでしまう。
大多数の人がこの映画のような子供時代を子供には経験して
ほしいと思っているのでしょう
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」のリメイク。ストーリー
の展開はほぼ同じだけどエピソードがアメリカ版に変わっている。
若いころ夫婦が出会った時のエピソードや俳優はオリジナル版の
方が好き。やっぱ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

自分の心の中を映像にされたような感覚。それがこの映画の
最大公約数の感想なのでは?平山の心の動き方が自分のそれと
同じで、誰もがこの感覚を感じながら毎日生きているのかな?
なんて。でもこの映画を観てそ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

長かったけどだれずに最後までおもしろく鑑賞。
デ・ニーロは悪役が板についてる。FBIの誕生も
ドラマに組み込まれていて見ごたえあり。
人の名前だけが覚えられなくて、誰のことだった
かな?なんて考えるこ
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

3.8

サラリーマンの悲哀、母と息子の関係、男と女
いろんな境遇でのあるあるがあって、身につま
されたりくくくっと笑ったり、納得したり。
自分の母親が普通の人間だと気が付くのは結構
年取ってからだったもんね。
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.5

ビリー・ワイルダーの映画は面白いね。この映画の
マリリン・モンローは極め付きにかわいい。一度は
鑑賞をお勧めします。面白い映画を観終わった満足感
に浸れます。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.6

仲のいい二人なんだから、レミはもっとレオに思うところを訴えれば
よかったのにと、大人なら考える。でもレオのその後を見ていると、
自分の子供のころが重なって胸が痛くなった。物語の展開は平板
だけど、二人
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コンサート・フォー・ジョージ(2022年製作の映画)

4.5

コンサートの様子はyoutubeで細切れに見ていたけど映画に
編集されるとこんなに受け取り方が違うのか。ピーター・
バラカンが涙なしには見られないなんて言ってたけど本当に
そうだった。ポールがウクレレ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

久しぶりのインディ・ジョーンズ。これかシリーズ最終版?
今はどこまでがCGなのか見てても全くわかりませんね。
ストーリーが単純明快で、ただぼーっと見ていられて
楽しく鑑賞しました。おもしろかった。
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黒部の太陽(1968年製作の映画)

3.7

富山県生まれなので黒四ダムは子供の頃から
おなじみ(話題として)でした。行ったのは3回
のみですが、話に聞いていたより映画を観て
その工事の過酷さが実感できました。山に
トンネルを掘るだけの土木工事が
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

静かでいい映画でした。定年を迎えた後
鑑賞することになったので、仕事や人生の
いろんな機微がわかるようで、深く考え
させられました。自分の為にじぶんらしく
生きると言う事は、人のために生きている
こと
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

映画を観終わって自分がどんな心境になったのか、
うまく言葉にできません。登場人物が自分のよう
でもあるし、傍観して考えてみると、もっと自分に
正直に生きていれば他人に生まれ変わらなくても
それなりに自
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ラブストーリー(2003年製作の映画)

3.9

過去の色んな名作へのオマージュのような雰囲気。
一番初めは「小さな恋のメロディ」が頭をよぎり
「ひまわり」「ディア・ハンター」「冬のソナタ」
までいろんな作品のエキスが詰められて出来上がっ
ているよう
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サラの鍵(2010年製作の映画)

4.0

ユダヤ人少女サラの生涯を後の女性ジャーナリストが
資料や証言などから明らかにしていく物語。断片的に
しか描かれないサラのエピソードからその生涯は波乱に
満ちたものであったことはわかるが、本人の心情につ
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

3.5

物語は単純で最悪の状態に追い込まれるジョニー・デップを
楽しめる作品。決行はらはらさせられて面白い。
一般の人がこんな想定外の災難に見舞われるところを
高みの見物するのは楽しいものなんですね。自分なら
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

殺戮シーンにもう少し愛嬌があればもうちょっと点数が上がったけど
エログロすぎて飽きてきちゃう。ストーリーは面白いのにね。
まじの殺し合いはラストシーンだけでよかったんじゃないかなと。
ブラピのキャラで
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

社会派映画かと思いきや、家族愛の物語。主役の少年が素直で
子供らしく描かれていて共感できる。映画を見ている間中自分が
主役の少年になったり父親になったりおじいちゃんになったり
登場人物になって感慨深か
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

市の催しで上映された映画の鑑賞会。そこそこ大きなスクリーンで
初めて観たひまわり。ソフィア・ローレンの表情のアップが、心情を
訴えかけていて、テレビ画面で観る感覚とは違う印象。
哀しい映画だけど、改め
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

物語が進むにつれて、両親のルビーへの愛情が見え隠れして
家族の運命が切なく感じてしまう。音の聞こえない世界に
住む人には音楽なんてどれほどの価値があるか、理解する
ことが難しいんだろうな。可愛い娘が近
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

5.0

DVDが出るまで我慢しようと思ったけどやっぱり無理。
この時代、フィルムの流し撮りでよく長時間にわたって記録を
残したものです。世界中の人が感謝していることでしょう。
意見の合わないときもあるけど、4
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッドの映画は欠かさず鑑賞中。今回で
最後の作品か?なんて感じながら劇場へ行きました。マルタ
がよかったです。芝居が自然でマルタ登場以後違和感なく
観ることができました。なぜか「お祈
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リスペクト(2021年製作の映画)

4.2

アレサ・フランクリンは好きだけど私生活のことは全然知らなかった。
アレサの音楽好きにとって圧巻はマッスルショールズスタジオでの
レコーディング風景。もっと尺を取ってくれてもいいのにと思うぐらい。
いろ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

今の映画は特撮がすごいね。昔の007映画とは
かなりテイストが変わってる。長かったけど
退屈せずに鑑賞した。007が死んだらおかしいよ。
きっと不死身で無事に脱出したんだろうね。
ダニエル・クレイグは
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.8

動いているマヘリア・ジャクソンを初めて見た。もっとステイプル
シンガーズを見たかった。やっぱりスライがすごいなあ。69年に
こんなコンサートやってたなんて初めて知りました。
黒人の音楽が社会情勢と切っ
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.8

原作を先に読んでから映画化されたものを観るとほとんど
原作(本)の方が何倍もおもしろい。これまで映画の方が
おもしろかったのは「ショーシャンクの空に」(塀の中の
リタ・ヘイワース)だけ。
この映画は原
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.5

今考えると当時よくこの映画を作ってくれたもんだと感謝。
We are the world の R&Bバージョンっていうところか。
大御所はもう今は亡き人となってしまって、生きて動いている
しかも歌って
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.5

若いころは二人の生き方に憧れた。自分の人生にこんな相棒が
いたらなあなんてことも。でも二人はギャングなんだよね。
アメリカンニューシネマのエンディングだけど、かっこよくて
悲しくなくて、どうしても憧れ
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