木さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

木

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サンライズ(1927年製作の映画)

5.0

ワンカットの中で視点って切り替えられるんだ
ムルナウってめちゃいろんなことをやろうとした人なんですね、挿入字幕も工夫されている

螺旋銀河(2014年製作の映画)

5.0

ラジオドラマの収録では二人が前を向く。お互いに話しかけるセリフのときには目を合わせるのではなく、斜め前のどこでもない一点を見る。

早春(1956年製作の映画)

5.0

吉田喜重が岸惠子のシーンを小津らしくない自然な撮り方、自然な演出をあえてしていると言っていたけどどうなんだろうという感じだった。そんなことよりおもしろすぎる。死というものの扱い方、距離感がすごい。

吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界(1993年製作の映画)

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全く作品みたことなかっなけど吉田喜重すごいと思った。吉田喜重が撮った現在のショットと小津作品のモンタージュすごすぎ。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

デビッド・バーンってバスター・キートンみたいだ
「ありがとう!なにか質問は?」

階級関係 -カフカ「アメリカ」より-(1984年製作の映画)

4.5

カール・ロスマンの見た目がフランツ・カフカ自身に似ていると思った。そして両親の写真はカフカの実の両親のカフカ亡き後の写真らしい。
原作で一番好きなベランダで学生としゃべるシーンがカットされていなくてよ
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ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

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映画にするならそれは先王が死んだところからやるか。そのあとのハムレット、ガートルード、クローディアスのスリーショット。は狂っていく様子を見せず自殺させ、ハムレットはその報告を母親から聞く。毒入りのもも>>続きを読む

処女ゲバゲバ(1969年製作の映画)

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人間とケダモノをわけるのは尻尾が生えてるか生えてないかという共通認識がある世界。目隠しした男女がカップルで追い込まれた状況なのになんか呑気。星はなにも見えないなか性的な欲望で見えない女性の体を触る→途>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.5

ソフィーは恐ろしい呪いにかけられた次の日誰にも姿を見せずに出ていく。「私ソフィーよ、信じて」的な展開が一切ないのがすごい。呪いをかけた荒地の魔女が早々に身内になるのもすごい。「大丈夫よおばあちゃん。あ>>続きを読む

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ミシェル・ウィリアムズ、ホン・チャウたちの作った作品によって心が動かない自分は飛び立つ鳩とそれを追いかけて個展に戻ることはない二人に感動するものの、それでいいのだろうか。
映画なのでふたりの作った作品
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レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

4.5

ウェディングケーキに重ねる手、、、
お風呂で脇毛を剃られるアン・ハサウェイ、、、

市子(2023年製作の映画)

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伏線回収のための具体ばかりで萎える
音の位置が同一シーン内でもカットが変わるたびに変わってとても良くない
杉咲花さんはめちゃくちゃ素敵だったので、杉咲花さんが写るカットを楽しみにそれ以外の時間を過ごし
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おんな地獄唄 尺八弁天(1970年製作の映画)

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「地獄へ行くにはまず高いところへ昇らなくっちゃならん。谷底に針の山が見えるしかけだ」

「お名前を伺わせてくださいましな」
「ふふん」
「本官の名前をきいてどうする」
「賽の河原から呼んで差し上げよう
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たそがれ酒場(1955年製作の映画)

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室内クレーンすげー
いまさらだけどクレーンの後退は下からフレームインしてくるのがいい
じじいたちにルノワールを感じた

堕靡泥の星 美少女狩り(1979年製作の映画)

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ちょっと夜神月を感じた、りんご食ってたし
夜と霧、聖書からの引用
血しぶきをなぜかうける人形
ツィゴイネルワイゼンの一年前だけど、ラスト一緒

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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この映画のラストがこれでいいのだろうか。

イーニッドのノックの仕方!
リズムが好き、もうひとカットありそうでない気持ちよさ

色道四十八手 たからぶね(2014年製作の映画)

4.5

愛田奈々初登場の紙相撲のカット
水の音、生と死をつなぐ穴という井川耕一郎的モチーフより納豆がすごい

愛欲の罠(1973年製作の映画)

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おれは性欲と食欲がごっちゃになるシーンに目がない
2秒寝る
西郷とマイコのダンス

「この映画の最後において明かされるナンバー1の殺し屋の正体――実は西郷はダミーの人形で、本体はマリオだった――は、し
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(2023年製作の映画)

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いつも通りだが、キメるところをちゃんとキメてくるのであらゆる適当さも含めかっこいい映画
中村獅童の舌の白さ

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.5

靴屋と足つぼマッサージのクロスカッティングからの笑い声に重なるタイトルバックでもういい映画。夫婦二人が同じ画面にいるシーンはそこまで多くなく、並列させるだけで夫婦だな、という感じがする。
本屋のそこに
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枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

ユーロスペース
終盤のアンサのフルショット

23/12/19
シネマカリテ