かつを(@katsuwow)さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

かつを(@katsuwow)

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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

3.6

@イメージフォーラムにて

後味の悪さがある意味抜けてる作品。

約2億4千万の人口のうち、893な青年団に入ってるのが300万人で人口の1.2%って凄くないですかね。それももしかして全国組織でなく、
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.5

丸の内TOEIにて

実在のオペラ歌手、ポール・ポッツの逆転人生を描いた作品。
オペラときいて、絶対に映画館で観ようと決めた。大正解だった。

運が向いて来たと思ったら挫折の連続だけど、信じて最後のワ
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Something Borrowed/幸せのジンクス(2011年製作の映画)

3.5

Movieプラスにて

幼い頃からの親友ダーシーが婚約した相手は、レイチェルが大学院時代好きだったデックス。レイチェルの誕生パーティーで再会したデックスとレイチェルはお互いが愛していた相手だったことを
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

黄金町ジャック&ベティにて

グザヴィエ・ドラン監督作は「わたしはロランス」TIFF2013で「トム・アット・ザ・ファーム」と観ているので、このデビュー作は劇場で観てみたかった。とにかく「恐ろしい」と
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ラブレイン<劇場ver.>禁じられた愛(2013年製作の映画)

3.0

WOWOWにて

何の気なしに観た「ラブレイン」これ、元々ドラマを<劇場版>にして2本立てにしたらしい。激甘な雰囲気だな…と思って最後のテロップ見たら「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督だったという(笑)
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世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

黄金町ジャック&ベティにて

ケニア、アルゼンチン、モロッコ、そしてインドに済む子供達の通学風景を収め、少年少女に対して教育の機会を与える重要さを映しだしたドキュメンタリー作品。

素直に観て、過酷な
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

黄金町ジャック&ベティにて

「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」で出会い再会を約束したアメリカ人のジェシーとフランス人のセリーヌは「ビフォア・サンセット」でパリで再会した。パリからNYに帰る日で
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夢は牛のお医者さん(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

黄金町ジャック&ベティにて

映画チラシのイラストの優しさが、リアルだったという驚き。ドキュメンタリー映画を観てて、号泣したのは久しぶりだった。

温かい地元の方々に囲まれ9人の小学生が3頭の子牛と共
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ル・シネマにて

50年間、実は男の子を産んでいた未婚の母であったことを隠し続けていたフィロミナは娘のジェーンに打ち明け、フィロミナと職を失っていたジャーナリストのマーティンと共に生き別れとなった場所
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

丸の内TOEIにて

スティーヴ・マックィーン…その名前を聞いて「あれ、まだご存命だったっけ?」とか素で間抜けなことを口走っていましたが、俳優の方ではなくて監督のスティーヴ・マックィーンの作品、オスカ
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ルートヴィヒ(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

黄金町ジャック&ベティにて

宝塚の花組の「ルートヴィヒⅡ世」そして全組だけでなく東宝ミュージカルでもお馴染みの「エリザベート」。良く観た作品だけに、この映画の登場人物がそれらにも出てくる(背景的に当
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神奈川芸術大学映像学科研究室(2013年製作の映画)

3.8

黄金町ジャック&ベティにて

神奈川芸術大学映像学科・助手の奥田は、学生と教授たちと、そして同僚との板挟みで毎日辟易する日を送っていた。単調で面倒くさい仕事に追われていたところの、転職の誘いを保留しな
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FLARE フレア(2014年製作の映画)

3.4

シネマート六本木にて

売れない写真家と幼い頃のトラウマを抱え家出をした少女が出会う。そして少女が恋心を経て成長する様を描いた作品。日仏合作です。

福田麻由子ちゃんが20歳になってからの意欲作という
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スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.7

早稲田松竹にて

煙ったような映像、揺れるカメラにずっと手持ちで撮る主義なのかな?と思っていました。「パリ、ただよう花」「ふたりの人魚」と共に観たロウ・イエ監督作品。中国で製作を禁じられていた時に南京
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

横浜ブルク13にて

「アデル、ブルーは熱い色」
3時間強…確かに長かった。
ただ「人と別れる痛みと後悔」を久しぶりに思い出した。アデルを観ていて私の胸の奥が痛くなるばかり…。

17歳のアデルはある
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愛しのフリーダ(2013年製作の映画)

3.5

黄金町ジャック&ベティにて

ビートルズの歌をリアルタイムで聴いた世代ではないものの、中学生の時に「YESTERDAY」をギターで練習した思い出以降、ビートルズの曲は今でも好き。昨年の夏はブロードウェ
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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.5

黄金町ジャック&ベティにて

たまたま上映後にスイスから帰国したばかりの監督の挨拶付き回だったので、お得感がありました。
それによれば、そもそも二階堂ふみありきの映画だったそうです。人間を撮るのに適し
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ふたりの人魚(2000年製作の映画)

3.5

早稲田松竹にて

カメラマンのモノローグで展開されるストーリーでもあり、客としてやってきたマーダーの恋と幻の話でもあるのかな…。観ていてカメラマンのように、観客の私も海に身を投げた彼女なのか、バーで人
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パリ、ただよう花(2011年製作の映画)

3.5

早稲田松竹にて

パリの留学生ホアが組立工マチューとレイプまがいの出会いから始まり、ベッドで終わる、7割はセックスシーンだったんじゃないかというこの作品。

パリと北京で2人はそれぞれ秘密を隠したまま
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最後の晩餐(2013年製作の映画)

3.8

シネスイッチ銀座にて

最終日の最終回にようやく観られた。台湾映画「あの頃、君を追いかけた」のタイプかなーという程度の知識でしたが、Twitterでの評判が良かったので。
これは完全に偏見なんですがフ
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トップスター(2013年製作の映画)

3.5

シネマート新宿にて

「韓国映画セレクション2014SPRING」と題して上映されている3作品のうち、観たかった「トップスター」を観て来ました。大きくはないスクリーンですが客席結構埋まってました。
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ラヴレース(2013年製作の映画)

3.6

黄金町ジャック&ベティにて

「レ・ミゼラブル」でコゼットだったアマンダちゃんが、ポルノ映画で一世を風靡した"女優・リンダ・ラヴレース"を演じた本作品。もう、アマンダちゃんの脱ぎっぷりの良さと絡みっぷ
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

109シネマズにて

評価が高いから凄く書きづらいけど、予告編に期待し過ぎた。途中から筋が読めてしまってワクワク感が失速してしまった。

現実逃避するとか、妄想の世界に浸るとか誰しも経験があるのだけど
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

ムービルにて

私、ジブリもディズニーもアニメはほとんど観ないのですが、愛してやまない姪っ子と映画に行きたくて、喜んでくれそうな作品を選んで行って来ました横浜駅西口のムービル。ある程度の年齢の横浜地元
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

3.3

早稲田松竹にて

脚本・監督は「横道世之介」の脚本を書いた方だったんですね。この映画の台詞が独特だったのでどんなお仕事を中心にしてるのかと思ったら舞台が多かったとは。

早稲田松竹では「もらとりあむタ
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.7

WOWOWにて

古い映画の分類に入ってしまうのだけど、通してきちんと観たことがなかった作品。メグ・ライアンの魅力が余すことなく出てました。

大学卒業からサリーとハリーを追いかけて、二人の関係性を丁
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズ六本木ヒルズにて

弟がF1好きでテレビで放送を観ているのを「あんなぐるぐるサーキット回るだけのもの、なーにが面白いんだ!」と喧嘩した思い出があったけど、この映画を観て見方が変わった。
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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

3.3

シネマライズにて
(加筆)
前売り買ってた「あの娘が海辺で踊ってる」を見逃してたので早めに鑑賞。アイドルグループの東京女子流が主演で、女子校の文化祭までの揺れる女の子たちのお話だった。入場してみると、
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ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.3

シネマライズにて

「セッションズ」は様々な障害を超えて初めてセックスする喜びを描いた作品だが、こちらはポルノジャンキーのジョンが初めて深く愛し合う喜びを見つけるまでを描いた作品。ある意味設定は違うけ
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あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

3.5

BSプレミアムにて

工場で無遅刻無欠勤。黙々と働き決して周りに溶け込もうとしないハンナ。会社はハンナに一ヶ月の休暇を取るように半ば強制的に勧める。

ある中華料理店でご飯を食べていた時に、石油掘削基
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マチェーテ(2010年製作の映画)

3.5

Movieplusにて

「マチェーテ・キルズ」の前に観たかった作品。
いや、殺す殺すブッ殺すという作品で、グロいのに、なんだろこの漫画感。ありえねぇーーってツッコミ入れながら観られた。元捜査官なんだ
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世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―(2010年製作の映画)

3.6

黄金町ジャック&ベティにて

こういう小粒でも面白い作品を掛けてくれるこの映画館が好き。イメージ・フォーラムで上映されていたときにロングランだったのは知ってて観たいと思った。本を作るって、私の中では憧
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.5

イメージ・フォーラムにて

監督や作品を下調べしてないレベルで、なぜかそのタイトルを多く目にして興味を持った。観た回もほぼ満員。なんだろう、これはシネフィルの方々が観るべき一本だったのかな?

彼女の
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少女は自転車にのって(2012年製作の映画)

3.8

黄金町ジャック&ベティにて

サウジアラビアに住むワジダが巻き起こす「こうあるべき」への反抗。そして一人娘であり、男の子が生まれなかった事が、遠からず父の心が離れるきっかけとなってしまった母への想い。
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ある精肉店のはなし(2013年製作の映画)

4.0

黄金町ジャック&ベティにて

小学生の頃、少し太り気味でからかわれてた男の子が給食で出てくる肉が食べられなくて昼休みの掃除の時間も残されて食べてた。理由は動いてる可愛い豚が捌かれて肉になったということ
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