かつを(@katsuwow)さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

かつを(@katsuwow)

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FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

3.5

シネマート新宿にて

「家族」「母の力は偉大」「公務員の不正」「兄貴と俺」「対アメリカ」「やる時はやるが行き過ぎる」そして「愛」に「子供の演技で泣かせる」…みたいな韓国映画の要素をベッタベタに盛り込ん
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ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)

3.5

ル・シネマにて

ルブタンといえば、靴、あのヒール!靴のデザイナーのルブタンが「クレイジーホース」の演出をしたというショー「ファイア」のドキュメンタリー。

去年の映画「クレイジーホース・パリ」で未知
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Seventh Code(2013年製作の映画)

4.0

渋谷シネクイントにて

観終わって頭の中で逆再生すると全て辻褄の合う、隙のない作品です。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

BSプレミアムにて

ほぼ二人の会話で、それも信じられないくらいの長回しで、これ台詞なのか⁈とも思ってしまう。会話を楽しみながらほぼ丸一日ウィーン観光している気分になる。

同時に他人との距離を縮める
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マイヤーリング(1957年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズにて

宝塚でも「うたかたの恋」という名前で公演されているルドルフとマリーの物語。オードリー・ヘップバーンと夫のメル・ファーラーで作られた日本未公開作品が限定公開されていたので観に行っ
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.4

109シネマズにて

ソフィア・コッポラの作品を観るのが初めて。
実話を元にしてるって事だけど、だとしたらLAのセレブはどんだけセキュリティ甘いんだって、CSIあっても、それより先にセコムとアルソック
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.5

キネカ大森にて鑑賞

35歳独身彼女いない歴も同じの童貞男が婚活パーティーで親が見つけた相手と偶然出会うも親の介在で離れ離れにさせられ、それでも忘れられず家に侵入するまるでロミオとジュリエットな物語。
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かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.6

キネカ大森で鑑賞。

友達がいない存在感ゼロの不細工な主人公にある日親友と呼べる美人の友達ができたのだが、主人公を束縛する態度が激しくなるに連れ笑えない状況に追い込まれる物語。「桐島」以降虐めやスクー
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天国の門(1980年製作の映画)

3.5

黄金町ジャック&ベティにて

新宿で見逃してて、4時間近くの長さだからどうしても年末までに観ておきたかった一本。

アメリカの実話、移民迫害の歴史を描いてる作品なんだと思って観てたんだけど、後から富め
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アイ・ウェイウェイは謝らない(2012年製作の映画)

3.5

黄金町ジャック&ベティにて

日本でも法律が出来たことによって表現の自由が危ぶまれている、と言われているが、この映像観たら「日本の芸術家はどこまで闘うのかな」と考えてしまった。

鳥の巣のアーティスト
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オース!バタヤン(2013年製作の映画)

3.3

黄金町ジャック&ベティにて

田端義夫という名前と歌っている映像は、何処かで見たことある程度だったけど、90歳を過ぎても現役の歌手ってことで、ドキュメンタリーを見てみた。

電気ギターを担ぎ、呼吸をす
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キューティー&ボクサー(2013年製作の映画)

3.0

黄金町ジャック&ベティにて

ワンフレーズで言えば「酒とARTと男と女とNY」
彼らのアートは、私にはよくわからなかった。そもそも現代アートを観る機会を作ってないので、そういう意味で申し訳ない。
夫の
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楽隊のうさぎ(2013年製作の映画)

3.3

黄金町ジャック&ベティにて

自分を主張できない中学一年生が吹奏楽部に入り楽器の演奏や同級生、先輩、先生を通し成長する一年間を追った作品。

原作読んでないけど、テレビの「笑ってこらえて 吹奏楽の旅S
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東京に来たばかり(2012年製作の映画)

3.0

ニューテアトルにて

囲碁の勉強のために中国から来た青年がある日一人の行商の老婦人と出会い「東京に来たばかり」の手探りの状態から日本に馴染み生活をしていく物語。

日本の「らしさ」を外から観たらこんな
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今日、恋をはじめます(2012年製作の映画)

3.0

WOWOWにて

アイドル映画だと思って映画館で観る優先順位が下がってしまった作品だったのだけど、漫画が原作だと思って観ればムキにならずに楽しめた。
武井咲ちゃんがもてないとかの設定が嫌味にしか見えな
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アドミッション 親たちの入学試験(2013年製作の映画)

3.4

機内にて

エリート大学の新入生スカウトがスカウトしたのは、おおよそその大学には似つかわしくない人物だったのだけど、担任から押されるままに何回か会っているうちに、実はとんでもない秘密が…⁈という最後に
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.4

NYにて

せっかく日本より早く上映してるならと観た。特撮ものに興味はなかったけど、芦田愛菜ちゃんのハリウッドデビュー作だし、観とかないと。

当たり前だけど字幕はないので、9割は推理なんだけど(苦笑
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.6

ヒューマントラストシネマ渋谷にて

予告編から十分怖かったけど、本編も相当ドキドキした一本。

911(緊急コールセンター?)のベテランオペレーターがあるケアレスミスから取り返しのつかない結果を生んで
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

TOHOシネマズにて

もてなかったあの頃の僕、友達がいなくてでもなんでも無い振りをしてたあの頃の自分を思い出しながら、青春の一ページを描いた作品と思いきや…。キュンキュンするって表現もあるし、その一
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セッションズ(2012年製作の映画)

4.0

新宿シネマカリテにて

R18ではなく、中高生の童貞世代にこそ観るべき一本。障害者のセックスが…というより、愛しむからこそ快楽が得られるのではないかと思った。
彼が敬虔なカトリック、未開の地にいざなう
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.6

試写会にて
「生きて帰る」と声にする事は日本人に非ずとされた時代に、生きて家族の元に帰りたいと戦争が終わった後の日本に想いを込めながら散って行った海軍パイロットの話。

日本でWWⅡの物語を描くと、も
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

109シネマズにて

「クロニクル」の主人公と友達との最後のバトルではないけど、一番強いのは怒りも含めて感情をコントロールし、理性的に振る舞うこと、というメッセージだった。
お金になるなら、いいプレイ
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

5.0

「あの子を好きな理由がわからないから、嫌いになる理由がない」ってのが、あっちゃんに対する私の気持ちなのだけど、タマ子も同じくで、どうして惹かれるのかわからないから、惹かれ続けてしまう愛すべきキャラクタ>>続きを読む

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.6

キネカ大森にて

頑張る女の子は可愛い!そんな映画でした。やっと田舎から出てきて秘書として雇われ、タイピングの世界一になる事を条件に猛特訓を始める訳ですが…フランス版の「マイ・フェア・レディ」みたいな
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10人の泥棒たち(2012年製作の映画)

3.4

キネカ大森にて

韓国映画やドラマ好きな人ならこのキャストの豪華さを共感して貰えると思う(笑)そうそうたるメンバーですよ!そしてアクション、アクション、ワイヤーアクション!お金かけてますね。
宝石「太
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.6

109シネマズにて

とにかくマジック、メンタリズムの応酬に、ワクワクする映画。どんでん返しにあっとなる!マジックを描いてる映画なんだから深く考えずに楽しんだ方がいい。

恋愛要素はそんなに必要なかっ
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恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

3.8

109シネマズにて

HBOのテレビ映画らしいけど、結構生々しく、痛みもある映画。同性愛を描いているのだけど、終始一貫して「愛」の物語。ラストカットの後すぐに席を立たないで欲しいな。リーの言葉が「愛」
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.3

ワーナー試写会にて

初見でしたが、いろんなバージョンがあるみたいですね。疲れのあまり前半のところで記憶が飛びましたが、なんとかついていきました。

20年以上前の作品のようだけど設定が2019年で、
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.8

シネマライズにて

作者が想像したものだから全部本当の事だという最初のコピーを観て「?」と思ったものの、古いようで新しく、新しくようで古い不思議な世界が広がって、「こんなだったらいいなー」という空想で
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トランス(2013年製作の映画)

3.8

TOHOシネマズにて

ダニー・ボイルは「スラムドッグ$ミリオネア」以来か。私は「インセプション」を観てないせいか、先入観なしで楽しめてしまった。催眠療法が出てきて映画「サイドエフェクト」といい、セラ
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天使の処刑人 バイオレット&デイジー(2011年製作の映画)

3.0

横浜ニューテアトルにて

現代の「テルマ&ルイーズ」というコピーが付けられているように18歳になったばかりのデイジーと相棒バイオレット10代の殺し屋2人組の物語。

「可愛い顔してやることはスゲえ」っ
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて

キム・ギドク脚本とプロデュースと聞いて、どんだけ痛みを感じる映画になるか…と思ったけど、「嘆きのピエタ」のようなえぐるような痛みではなく、笑えて、哀しくて、そして未来を信じたくな
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて

「わたしはロランス」で初めて監督の作品を観て、映画的な映画…としか言いようがないスケールに度肝を抜かれたグザヴィエ・ドラン監督、脚本、主演までやっちゃった作品。

今回は初のスリ
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今日から明日へ(2013年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭にて

北京郊外に身を寄せ合って住む「蟻族」大卒で定職につけない、就職したけど成績が上がらずクビになり職を失う、妥協しながら夢にもがきながら生きる…。男性2人女性1人の友達3人が見た北京
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.7

@新宿シネマカリテにて

やっと観られた。朝一の回は満席で買えず「恋の渦」を諦めて新宿でまとめてみましたw。アンドリューの彼は「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」で死んだ主人公の息子役を演じてた
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.8

@新宿ピカデリーにて

ミュージカル映画だし、「ス・ワンダフル」の時の2人のダンスがうっとりしちゃうし、物語があって面白かった。

ジョーを演じたオードリーと、予告編でドヌーヴを見比べると、ドヌーヴは
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