かつを(@katsuwow)さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

かつを(@katsuwow)

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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

@新宿ピカデリーにて

あら、初見だった模様。演じてるオードリーがキュートだということを差し引くと「NYの夜遊びを楽しんで男からお金を巻き上げて、朝帰りの途中で五番街のティファニー前でクロワッサン食べ
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マリリン・モンロー 瞳の中の秘密(2012年製作の映画)

3.3

@新宿ピカデリーにて

モンローと、モンローが残した手紙を元に作った一本。モンローの手紙をモンロー役の女優達が読み、演じて、関係者も俳優が演じるドラマドキュメンタリー、あ、いわゆる再現ドラマみたいな構
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サイトシアーズ〜殺人者のための英国観光ガイド〜(2012年製作の映画)

3.0

@ヒューマントラストシネマ渋谷にて

家族の束縛から脱出するために彼と旅に出た主人公は、他人依存症なのに自分の存在を認めさせる征服欲が高じてシリアル・キラーとなってしまったが、気付いたら誰も相手にせず
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夏の終り(2012年製作の映画)

3.4

@横浜ニューテアトルにて

封切りからかなり経って最終興行的な時期だったからか、物凄い環境で贅沢に鑑賞できた。

寂聴さんの原作で本人モチーフだからどんなにエロスに溢れてるのかと思ったら、三次元のエロ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

@新宿シネマカリテにて

映画でしか出来ない、映画だから出来る話だった。色の使い方、青と赤の色の使い方(特にロランスの恋人フレッドにかかる色の使い方が秀逸)、心象を描く場面の挿入、ここぞという時のクラ
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.5

@109シネマズにて

お腹の空いている時に観てはならない(笑)飯映画、とも言える。フランス大統領の初の女性専属シェフの彼女が作るものは手間暇かけているけど、無駄な装飾がない、おばあちゃんの家庭料理。
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.0

@黄金町ジャック&ベティにて

「青春は恥と後悔と初恋で作られる」という、映画を全て語ったコピーのとおり、それら全ての要素が詰まった作品。
一足先に大人になってしまう彼女と、追いかける彼とはお互い思っ
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袋小路(1965年製作の映画)

3.8

@黄金町ジャック@ベティにて

ポランスキー特集の二本目。調べもせずチケット買ったはいいけど「反撥」観た直後に「やめた方がいいかな」と思ったくらい体力使った。

古城に住んでた男と若い妻は結婚して10
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クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

3.4

@黄金町ジャック&ベティにて

銀座シネスイッチで封切りになった時、朝から列をなしていた事に驚いて、観てみたかった一本。タイトルだけで飯映画かと思ったけど全然違った(^^;;

親の介護を終えてパリに
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.2

@WOWOWにて

ジャスティン・ティンバーレイクがかっこ良く見える映画。

25歳から年を取らなくなり、時間が通貨になる設定は「時は金なり」でいいんだけど、搾取して人口調整している黒幕、富裕層とスラ
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ペンギン夫婦の作りかた(2012年製作の映画)

3.0

@WOWOWにて

石垣島のラー油を作った夫婦の実話を基にした話で、石垣島の綺麗な風景、そしてとにかく美味しそうな料理の数々を楽しめる飯映画。

二人が石垣島の素材で完成させたラー油、旦那さんの帰化に
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映画「立候補」(2013年製作の映画)

3.0

@黄金町ジャック&ベティにて

選挙で投票するだけでなく、立候補して政治を変える、という参加の仕方は否定しない。被選挙権がある人の立候補は、法に反しない限りで肯定されるべきである。…が、そこに「何のた
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.9

@シネマート新宿にて

全く予備知識なしで、日本で上映が最後とかそうじゃないとかで取ったチケットだけど、いやー、面白くて笑っぱなしだった。
ちょっとのタイミングのズレの面白さは「モネ・ゲーム」観たいと
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.7

@シネマカリテにて
予備知識無しで観た。監督が引退するってだけで、観たんだけど、終わって「怖ぇぇぇ」って。精神科医が嵌められて嵌める話で、自分のキャリアも家庭も崩壊しそうになったところからの、狂気のよ
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暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

3.0

@黄金町ジャック&ベティにて

観たかった作品。障害者専門のデリヘルの世界に飛び込んだ女から見た障害者と性の世界、そして社会において認知と理解が薄い世界を描いていた。
もともと某国営放送でドキュメンタ
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キック・オーバー(2011年製作の映画)

3.2

@WOWOWにて

予備知識も期待もしてなかったけど、結局最後まで観てしまった!

あんな刑務所あるのかよ!と思いつつ、メル・ギブソン三昧でやたらかっこよかった。
小生意気な少年がいい味出してて健気。
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血の海(1969年製作の映画)

3.0

@黄金町ジャック&ベティにて

北朝鮮映画特集という珍しいイベントで、なおかつ休憩挟んで約5時間の作品を週末に観られるのがこの日だけだったので。

抗日闘争のプロパガンダ映画以上でも以下でもないのだが
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あかぼし(2012年製作の映画)

3.5

@K's cinemaにて
夫が蒸発したのを機に精神的に追い込まれバランスを崩した女が新興宗教にのめり込み、巻き添えで一人息子は母の手伝いをさせられるようになっていく事によって、母と子の関係が怪しくな
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陸軍登戸研究所(2012年製作の映画)

3.3

@ユーロスペース渋谷にて

陸軍中野学校は知ってるが、陸軍登戸研究所(現在は明治大学生田校舎)という機密組織があったなんて知らなかった。

殺戮兵器の開発、偽札製造とWWⅡでの日本の諜報活動を支えたと
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サウンド・オブ・ノイズ(2010年製作の映画)

4.0

@シネマカリテにて

北欧ムービーフェスティバルで見逃してたのだけど、音痴の警官VS音楽家のテロリストという設定がおかしくて絶対観たかった。

筋金入りの音楽一家に生まれたアマデウスは残念過ぎるくらい
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スクールガール・コンプレックス 放送部篇(2013年製作の映画)

3.5

@シネ・リーブル池袋にて

高校(女子校)の生徒同志の半径70㎝位の距離感で、あと一歩踏み出したら目を閉じてしまいそうな、そんな映画だった。そんなつもりは全くなかったのに最後の朗読劇で感情をぶちまけた
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.2

@シネ・リーブル池袋にて

予告編でかなりカーアクションやガンファイトを見せてたし、警察24時系のドキュメンタリー好きだから観てみました。
捜査手口の記録としてビデオを廻し、次々と極悪な修羅場を見せて
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ニューヨーク、恋人たちの2日間(2012年製作の映画)

3.6

ヒューマントラストシネマ有楽町にて

天は二物を与えずというが、いや二物も三物も与えてる脚本監督主演のヒロイン。ズル過ぎる!

パリ編は観てませんが、NYが舞台と聞いて観て見ました。
フランス人とニュ
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ペーパーボーイ 真夏の引力(2012年製作の映画)

3.6

ヒューマントラストシネマ有楽町にて

噂には聞いていたが、 ニコールがスーパービッチで体当たりすぎて下手するとどん引きするし(^^;;、マシューは「マジック・マイク」に引き続き華麗なお尻出しすぎ(笑)
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パパの木(2010年製作の映画)

3.6

黄金町ジャック&ベティにて

シャルロット・ゲンズブールが出てるということに惹かれて。突然目の前で夫(父)が亡くなった喪失感を、ずっと家族を見守っていた庭のいちぢくの木になぞらえて描いた作品だと思った
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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

3.6

黄金町ジャック&シネマにて

アゲアゲでロコローション♬なOPに頭の中はオレンジレンジがヘビロテしてました(笑)

親には学校でクソ真面目な友達も一緒に行くから平気だよーって言って出汁に使い、羽目を外
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台湾アイデンティティー(2013年製作の映画)

3.7

黄金町ジャック&ベティにて
「セデック・パレ」を観て、台湾原住民族の歴史のほんの一部を知り、この映画の存在が気になった。日本がかつて他国を統治してい中でも台湾には親日家が多いと昔から見聞きしていた、そ
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.7

予告編を何度か観て「おお!」とまさに映画の中の女性達のようにキャーキャー盛り上がっていたのだが、調べてみるとマイク役のテイタムの実体験を基にしてるという話。単なる男性ストリッパーの泡と水のような話では>>続きを読む

ムービー43(2013年製作の映画)

3.3

@109シネマズ
ラジー賞狙い⁈なのか退屈な神々の戯れなのか⁇
ハリウッドの俳優たちのオファーを受ける基準が全くわけわからなくなった(苦笑)超下品で面白かった…後半ちょっと失速してたけど。
しかし、ク
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

4.0

@横浜ブルク13
ソウルで観たものの字幕が無く(当たり前)細部のやり取りがわからないもどかしさがあったけど…いやぁ字幕って素晴らしいですねッ!北と南の諜報員の戦い、同志の裏切り、妻への疑念、そして愛…
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ある会社員(2012年製作の映画)

3.5

@シネマート六本木
試写会見逃した作品。観た人の感想で「最後にコメディ?って思った」という言葉があったのだけど、ごめん、どこがコメディなの?って感じ。最後のシーンは入社前の意気揚々としてるジソプでしょ
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ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

3.1

@シネマート六本木
さすがに三本目だったから途中で気を失った。というか、たんたんとしてて、撮影現場の遅々として進まないありようが伝染したみたいでした。トニーとレスリーの間に女性の存在が出てきたのに本編
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.5

@シネマート六本木
トニーが台本読んだ時にゲイの設定の役は出来ないとか言ったのに半ば詐欺状態でブエノスアイレスに連れてこられたとかwikiにあったんだけどw途中でレスリーがコンサートツアーのスケジュー
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楽園の瑕(きず)(1994年製作の映画)

3.2

@シネマート六本木
ウォン・カーウァイ監督特集で。「終極版」が日本初公開なんでしょうか?
レスリー演じる剣士で殺しの仲介業者を中心に一年追った物語。忘れたい過去を忘れないようにしてるってのが話を通して
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.8

@横浜ブルク13
猛暑なのに一人温度を感じさせない真木さん。現在の場面で瞬きを殆どせず、感情を感じなかった。彼女の平た目の台詞廻しが感情を出さない役どころに合ってた。(現在の場面)
濡れ場は確かに多か
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殺人の告白(2012年製作の映画)

4.0

@黄金町ジャック&ベティ 韓国映画のアクションは年を追うごとに過激になっていく感があるが、今回の映画も(いくら処理してるとはいえ)ここまで激しく観せられると「すげぇ…」としか言いようがない。ドライビン>>続きを読む