FumiKawaguchiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

FumiKawaguchi

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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

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この映画は、私の「心の一作」と言える作品。何度観ても、変わらず大好きな作品です。サルツブルグの美しい自然が、音楽とともに輝いています。「ドレミの歌」を歌う丘。ここは、私も実際に行きました。マリアが、窮>>続きを読む

太陽の帝国(1987年製作の映画)

5.0

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私と同じ年齢の、クリスチャン・ベールが主役を演じている。私がこの映画を最初に観たのは、中学生の時だった。少年が原爆の光を見るシーンに、衝撃を受けた覚えがある。一人の少年の目を通した戦争…という描き方。>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

4.4

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リチャード・ギアの歌…。コメントしないでおこう(笑)ヴェルマ・ケリー役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズって素敵!!スタイルいいし、少し低音がかった声がなんとも…イイ!!カッコイイ!!マジでカッコイイ~~>>続きを読む

ハルク(2003年製作の映画)

1.0

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父親の、強欲とも取れる勝手な研究の結果、普通の人間ではなく、怪物として生まれてしまうブルース。なんて身勝手な父親なんだろう。母親まで殺してしまうし…。ただ、たとえ抑制が効かなくなってしまったからといっ>>続きを読む

トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

3.0

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「自分の道は、自分で切り開くものだ。」「その先に何があると思う?」「…未来(future)さ。」小さなころからの夢を追い続けて、宝探しのたびに出るジム。自分を置いて旅に出て、そのまま帰らない父親への思>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.9

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最後の最後の、どんでん返し(って言っていいのかな?)。「騙された~っ!」っ感じで、思わず笑ってしまった!ホントこの作品は、騙され甲斐のある映画!詐欺師のお話だから「スティング」ってタイトルなんだろうけ>>続きを読む

記憶の旅人(2000年製作の映画)

4.2

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イライジャ・ウッドが、す~っごくキレイなの。「ロード・オブ・ザ・リング」の時は、そんなに思わなかったけど、この人は澄んだ目をしていて、純粋な美しさがあるのね。子供のホスピスの中で、治療として行われる実>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.2

オーランド・ブルームに惚れました!!カッコイイ~☆もちろん、「シザーハンズ」好きの私としてはジョニー・デップの演技も良くて、カッコ良かったと思うよ!でも私はオーランド・ブルームにメロメロなの~♪「ロー>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.8

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遥か昔、小さい頃に見た記憶のある映画。見世物として生きているシーン。白いマスクを被せられているシーン。ここが強く印象に残っていて、全体の流れなんかは忘れていた。今回観て一番感じたのは、彼の純粋さ。穢れ>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

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アンディは銀行副頭取の地位を奪われ、一転して、妻とその愛人殺しの罪で終身刑の囚人になってしまう。無実の訴えも退けられ、冤罪で刑務所で暮らすアンディ。まるで、本を読んでいるような印象だった。淡々と進んで>>続きを読む

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.4

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エンニオ・モリコーネの音楽なしでは語れない映画!随所にちりばめられた音楽が、映画を引き立てている。さっすが!さっすがエンニオ・モリコーネ!!ピアノの上に置き去りにされた命。そしてその命は、ピアノを自分>>続きを読む

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

4.7

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死刑。とても重いテーマで展開される映画。これは以前も観ているけど、今回はまた違った目で観れた。被害者の親。そして、犯人の親。子供に先立たれる親を両方の目から見つめている。奪われた命。奪った罪を償うため>>続きを読む

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.8

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中学1年生の男の子トレバーが考える「ペイ・フォワード」。誰かに親切にしてもらったら、その厚意を人に譲っていく。親切にしてもらった人が3人に厚意を譲れば、世界は確実に変わる。とても壮大な計画のように思え>>続きを読む

マジェスティック(2001年製作の映画)

4.1

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「ショーシャンクの空に」と同じフランク・ダラボン監督!ということで観てみたんだけど、すごく良かった。たくさんの「息子」を失った町に辿り着く主人公。息子が帰ってきたと信じ、喜ぶ父親。すごく切なくて、それ>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.8

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本当にショーン・ペンなの?「デッド・マン・ウォーキング」の時とはずいぶん違う。本当に知的障害を持っているかと思うくらいの演技力だった。随所にちりばめられたビートルズの曲。音楽と映像。そしてストーリーが>>続きを読む

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

2.8

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北野武監督作品。静かに流れる時間と季節が、絵画のような印象だった。3つの愛の形を描いた構成になっていて菅野美穂と西島秀俊を中心に、ストーリーが展開していく。オムニバスでありながら、微妙に交差する作り。>>続きを読む

翼のない天使(1998年製作の映画)

5.0

心から愛する人たちの死に触れたとき、感じる疑問。「あの人は今、幸せに暮らしているの?」神様は本当にいるのか。その答えを追い求めるジョシュア。誰に聞いても答えは出ない。探しても見つからない。だけど、自分>>続きを読む

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.3

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愛する心など、プログラムされていないはずだった…。感じたい、抱きしめたい、涙を流したい―。もしも僕がただの機械なら、この思いはどこから来たんだろう?ロボットに感情などないはずだった。それなのに…人を愛>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.4

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地球の温暖化という環境問題を扱ったストーリーなのですが、今すぐに起こる現実ではないにしても、いずれは抱える問題。私たちの子孫がこのような状況にさらされる事も、なきにしもあらず。それでも私は、どこか遠い>>続きを読む

テルミン(1993年製作の映画)

4.3

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世界初の電子楽器「テルミン」を作ったテルミン博士のドキュメンタリー映画なのですが、下手な映画より凄いです。何が凄いって、テルミン博士の数奇な運命。テルミンの発明、演奏会の成功。様々な楽器の作成。地位も>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.3

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うぅ…。重い。辛すぎる。そんな映画です。黄門様や遠山の金さんが観ていたら、許してはくれません。後半は気にならないのですが、前半のカメラワークが苦手。ゆらゆら揺れる手ぶれっぽい映像に酔ってしまいそうです>>続きを読む

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.7

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静かな感動を与えてくれる映画です。「本当に生きること」「本物の生き方」そんな事を教えてくれます。人を疑うことしか知らなかったウォルターが、次第に心を開いていく。ウォルターの心を溶かせたのは、あの伯父さ>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.3

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スペイン映画なので、言葉ももちろんスペイン語。スペインの風景や街並みの中で繰り広げられる物語。淡々と進んでいく映画の中で、女性の強さを巧みに表現してある。息子を事故により、目の前で亡くしたマヌエラ。彼>>続きを読む

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.0

青春!青春!!青春!!!ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノこの一言に尽きる、楽しく笑って観れる映画でした。青春時代は、恋も友情も手を抜かずにやるのだっ!!いいねぇ~。私にはもう戻れない、青春時代(>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.4

西暦2035年という、そう遠くない話。2004年ものコンバースの存在がイイ感じ(笑)『ロボット3原則』で制御されたロボットたちが人間に仕え、街を普通に歩き回っているという映像が見ものという感じ。ロボッ>>続きを読む

マスク・オブ・ゾロ(1998年製作の映画)

4.0

期待せずに観たんだけど、結構面白かったよ~!アンソニー・ホプキンスは、すでに60歳を超えているというのに、軽やかな身のこなしがすごくカッコイイ。しかも紳士で素敵♪立ち居振る舞いの全てに、品の良さみたい>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.2

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モンマルトルの街並みが懐かしかった!!街の中にあるライオンの像。うわぁ~。懐かしい♪アメリがとってもカワイイ。他の人物も、コミカルでマンガっぽくて憎めない。「好きなもの」「嫌いなもの」で紹介していく部>>続きを読む

バティニョールおじさん(2002年製作の映画)

5.0

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自らの意志でなくとも、ユダヤ人をドイツ軍に売ってしまった。おじさんの中には、そんな気持ちが渦巻いていたのかな。当時のパリの人々の生活を、何気なく映し出しながらも、それぞれが抱える問題を、うまく描写して>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私は個人的に、グイドみたいにベラベラ喋る男の人って苦手なので 最初のうちはちょっとイライラしちゃう部分もあったんだけど グイドとドーラが結ばれてからは、映画に引き込まれてしまった。家族を守るために、グ>>続きを読む

息子の部屋(2001年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

突然この世を去ってしまった息子…。残された家族の痛みが、よく描かれた作品です。精神分析医でもある父親が言う。「ある患者とは壁を作り、ある患者にはのめり込んでしまう。僕はもう、患者との境がなくなってしま>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.7

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映画の宣伝ではホラーとされていたし、レンタル屋でもホラーのカテゴリーに分類されているけどこの映画はホラーではありません。ヒューマニズムです。実際私もホラーだと思って敬遠していたところをある人に勧められ>>続きを読む

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

3.0

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最初に出てくる澪の葬儀のシーン。親戚たちの心無い言葉に傷付く佑司くん。実際、本当にこういう事言う人たちっているんだよね。「あの時ああしなければ」なんて、本人達が一番知ってるのに。必ず戻ってくると言い残>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.6

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「感動もの!」ではないんですね。意外だった。宣伝で観た時は、てっきり感動ものの映画だと思ってた~。でも、人の心の交流の温かさに溢れている映画です。それぞれの心の寂しさを埋める愛情、友情。交流。色んなも>>続きを読む

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

舞台ほどの臨場感はないにしろ、素晴らしい音楽でした。クリスティーヌにエミー・ロッサムを起用したのは大正解。天使のような歌声、美貌、愛らしさ、優しさ、従順さ。この雰囲気をかもし出すのは、彼女の素質あって>>続きを読む

僕のスウィング(2002年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

初恋と音楽。そんな映画。だけどその中に、歴史的・社会的背景も示されている。「音楽は楽譜じゃない。耳と心で感じるもの。」その言葉通り、トレーラーの中でのセッションは素敵♪♪あのマヌーシュ・スウィングのセ>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョゼはあくまでも恒夫との別れを覚悟していたんだ…。そういう恋愛って切ない。苦しい。それでも好きにならずにいられない。恒夫が自分の全てを背負えないことも全て知っているからこそ、結婚を否定し車椅子を拒む>>続きを読む