hkさんの映画レビュー・感想・評価

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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

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冒頭のワクワク感が強すぎてストーリーのテンションとややチグハグな感もある。
挿入歌はどれもよく、ダンスや衣装も前衛的でよかったので、ストーリーパートの方の動き(話やカメラワークやカット)がもう少し動い
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

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発想ありきのみた後に後悔するような出来の悪いB級映画を期待していたが、予想以上の出来で逆に期待外れともいうべき作品。
ところどころ音楽の被せ方が若干ダサいところがあったが、パニック映画として充分楽しめ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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洗脳がテーマ。イマジナリーフレンドともいうべき、少年の頭を支配したヒトラーというクールな肖像。(ジョジョが弱いからこその憧憬の対象)
主人公が弱いナチスの少年だからこそ成り立つ、強いユダヤ人娘いう構図
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

やたら緑色
声を上げられない女はバスタブで自慰に励み卵を磨く
バスの窓に耳を当てる
ご飯を作ってもらいちらかすだけの男たち
相容れない白衣の男たち
引き継ぎのときに水槽を覗き込む(男のルールの隙をつい
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結構な急なテンポで話が進むのと、状況に合わないアップテンポな音楽が途中までやや気になった(NYで二人が言い合いをする場面と、父の埋葬後に話す場面は音楽なくて安心した。)

いちいちくさいセリフを吐く父
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

家の模型のアップから始まる
車の上からカメラを落として車の中をフレームに入れる
屋根裏で寝るケイト、葬式でスケッチ、参列者が唇を触るのをみる、ナッツアレルギー
悲しみを感じられない母
ミニチュアを作る
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

自分史上、ギャスパー・ノエの「エンターザボイド」とデヴィッド・リンチの「インランドエンパイア」に次ぐグロ映画だった。
最初の30分は覚悟して観に行かないといけないレベルに話がキツかった...。

でも
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今までのコミカルさがだいぶ抑えられた王道の歴史物テイストで逆に新しい。
主人公は守られる息子としての立場。

プリンチップとラスプーチンとレーニンが同じ地下組織というのは、さすがに歴史上の人物に対する
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キングスマン(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

印象に残ったシーン
・溢さないウイスキーと真っ二つになるランスロット
・盗んだ車で自転しまくってバックでパトカーから逃げるエグジー
・礼節が人を作ると自ら鍵を閉めるガラハッド
・ガラハッドが傘で大立ち
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

発破をかける男たち、閉山
南に行っても無駄だと拳銃自殺
カスリネンはルーフの降りないオープンカーで南へ出発、崩れる車庫
エンジンを見てやると言われ後ろから瓶で殴られ財布の中身を奪われる
仕事に応募し倉
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴミ収集車(ボックスを固定するとゴミが取り込まれる仕組み)
ニカンデルのパートナーは独立を提案する
かかりにくいエンジンをみるために左手首を怪我
スーパーマーケットで無表情の店員に手当をされる
英会話
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヴィーガンレストランで人を肉の価値として見始めるところが秀逸。
ヴィーガンを狩るために動物実験反対運動でヴィーガンの仲間を装うのはよく考えたものだ。
人肉を解体し、血をかぶった服を脱いだところでいい感
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「血じゃない、トマトジュースだ」には期待させられたが、その後のイカれた展開に呆れ返った。

・意味不明なヘリコプター墜落
・立ち寝する将軍と狭すぎて机の上を這っていかないといけない会議室
・PPPPP
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

明らかに売れそうにないフォークロックバンド。
窓からみんなで覗き見る様子や凍った大地を行くトラクターが可愛い。

髪型どうなってるんだ(お爺ちゃんも赤ちゃんも、靴も。棺桶突き破るし。)
バンドに加わり
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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地下牢の様子は、スーパーマリオの映画(実写の方)を思い出させる。

この作品でかなり陣営間の人の動きが出る。
結末は意外なものではなかったが、モンティ・ホール問題も思わせる操作もあり、うまいなと思った
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

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コメディだと思って期待しないで観ていたが完成度が高くてびっくりした。

冒頭の麒麟のCGは絵がヤバかったが、金塊を盗み出すシーンの筋書きはよかったし、パラシュートのシーンの絵も見応えがあってよかった。
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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展開が割と平坦かな
なぜ女性だけで構成したのかは面白かった。

8ボールが完全にマジカルニグロで、アミータ、コンスタンスも同じ役所で、びっくりしたが、これが当たり前に受け入れられる前提として、アメリカ
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ウォーリー(2008年製作の映画)

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機械的な命令で抑圧される意思を乗り越えて人間的な愛を回復させるのが、ウォーリーとEVEという2つの機械である、という構図。

消火器で無重力ダンスをするところが、見所。(人間が重力に耐えきれないのと対
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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よくできていて、単に敵対種族との結ばれない恋愛だけでなく、父子の間で個人主義に目覚める娘とその受け入れられた継承というテーマも扱っていた。

占いの試練をレンズで乗り切ったり、炎色反応と虹で色彩を表現
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とてもよかった。

誰の心の中にも怪物はいるのだが、そのような人間たちの間にあって最も怪物と離れた純朴な人間が怪物に仕立て上げられていく。
秘密の関係は、人生をリセットしなければならないほどのものなの
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

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普通のサスペンスと思って観たら内容がかなりキツい。
17 years slaveを彷彿とさせられた。

日本でもたまたま今、司法の信頼性が疑問視されるような騒動があるが、アメリカでもこういうことがある
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ロブスター(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

以前から観たかった映画がアマプラで観られるようになったのに感動。

森で狩猟をするか街で恋人を持つか、さもなくば弱い動物に変えられてしまう世界。(コアとなる共通点を持たなければ関係が築けないという設定
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とてもよかった。

愛する人のために世界の崩壊を許容できるかというテーマと解釈した。
(宮崎駿氏の人生が描かれているという解釈もあるみたいで、そちらも面白そうです。)

真人は、戦争中、火事で亡くなっ
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RRR(2022年製作の映画)

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この作品を観るイギリス人のことなど、どうでもいいかのように、英兵が藁人形かのようにへし折られていく。

数人で、物量に限界のないかのような大軍を撃退するさまは、ラーマーヤナやマハーバーラタそのもの。
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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以前から見たかった作品。

大人の男の魔法少女モノであり、そんな方法ありかと目から鱗の設定である。
感情表現が薄れ、なんとなく蟠りのある夫婦マーティンとアニカ。歴史学教師としての仕事もうまくいかない。
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

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結局コミュニケーションはあまり役に立たなかったけど、よいのだろうか...?

偶然女神を助けたことで、悪魔に唆された若者たちの襲来を受けるタッカーとデイル。攻める側が自滅するということを通して、どんど
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エスター(2009年製作の映画)

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大人と子供の世界が綺麗に対比されている。
子供の喪失というトラウマを抱えるギクシャクした夫婦。自身はアルコール依存という問題を抱えた母が、エスターという邪悪な子供と対峙し、子供との愛を守り抜く。
この
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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話題になっていたので観に行ってきた。
子供達がところどころ息を呑んで鑑賞していることがわかり、微笑ましかった。クッパの弾き語りのシーンは、子供達が声を立てて笑っていた。

クッパが単にピーチを攫ってマ
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

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最高のB級映画。
間の抜けた音楽とテンポの悪さがところどころ気になるけど、発想が天才的なので許せる。
思ったよりグロいのでグロ耐性ないとキツい。

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