せっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.3

これは意見が分かれそうな…。この「彼女」の言い分をどう捉えるか。単身赴任の夫から見限られていそう=自分の居場所を失う怖さから「僕」といることで自分を保つ(作中で言われていた精神安定剤的な役割)、つまり>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.0

下北沢や高円寺の飲み屋や明け方の街の雰囲気、大学生の飲み会から社会人になっての「こんなはずじゃなかった」という苦悩、明け方のまさに夢のようなひととき…自分の経験とも被る「あるある」だからこそエモい。と>>続きを読む

人数の町(2020年製作の映画)

3.8

陰謀論をそのまま形にしました的な、実際にありそうだと思わせられる設定で引き込まれた。年間8万人もの失踪者が丸々「人数の町」に行ってるとしたら…?その人たちがネットや店舗でステマをしたり炎上を助長したり>>続きを読む

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

4.3

ニューイヤーズイブの愛に溢れた素敵な群像劇。タイムズスクエアのボールドロップすごいな〜生で見たら感動間違いなしだな。どのパートも煌びやかな景色にお祭りムードで楽しい。個人的にポールがイングリッドのやり>>続きを読む

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.2

実在する女子プロレスラー「ペイジ」の半生を描いたストーリーで元気と勇気をもらえる作品だった。エンドロールで実際の映像が流れたけど家族全員本人に似せた配役で徹底してるなあと感心。

プロレス一家にあって
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.7

2022年30本目
スマートなやり手のアン・ハサウェイと単調でどこか抜けてるレベル・ウィルソンの女詐欺師の戦いっぷりが面白い。詐欺師としてはハサウェイの方が数段上なのだが、時に弟子入りし切磋琢磨するバ
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私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

3.2

推しの死のショックで激痩せしてモテるBL好きの女の子っていう設定がもう面白い。基本乙女ゲーとBL要素を混ぜた内容で、後半のリバウンドからの減量のとこが「人は見た目じゃないよ」で終わらずにそうくるか!っ>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

30分で1年分進むビーチでのサバイバルは原因不明で脱出不可能というスリラー要素を出しつつ、本来であれば長い時間をかけて行うこともぎゅっと短縮されるので、そこでの成長や心情の変化も見ものである。時が進む>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

章ごとに次々と真相が明らかになる構成が面白かったし、やっぱりステイサム最強。もはや芸術的なガンアクションがかっこよすぎたし、敵もそれぞれいろんな思いを持って行動してて見どころが多かった。欲にまみれた男>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.5

今も根強く残る黒人差別に対する強いメッセージを感じた。キャンディマンの特性として「鏡の中に現れる」ため、作中鏡の反射を映すシーンが多用され、いつ出てくるのかわからない緊迫感があった。ガッツリなホラー要>>続きを読む

スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.8

まさかの続編!バッグス・バニーが前にもあったなって言ってたり、試合に前作の宇宙人来てたり、マイケル・ジョーダンの話出したりと前作を見てるとより楽しめる。内容的にはNBAスターがルーニー・テューンズと組>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.3

高校生の時音楽の授業で鑑賞して以来だが、それほどまで音楽史に燦然と輝く名作であることは言うまででもない。思えばこの時からミュージカルを好きになったのかも。どれも名曲な上に力強いダンスに愛憎入り混じる表>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

自分もこの世界で生きているんだと思うと色々考えさせられた。刑期を終えやり直すチャンスを得た人間に心からサポートする優しい人間がいる一方、人のことをなんとも思わず表面上だけ善人ぶって陰口や嫌がらせをする>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.6

前作はタイトル通り息を呑むホラーテイストなアクションだったが、本作はホラー感はほぼなく、よりアクション感の強い作品に仕上がっていた。

前作では特に終盤にかけてただただ気持ち悪さしかなかった盲目のじい
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.3

大家族の素敵な愛のお話。大家族の直系の中で唯一ギフトを持たないミラベルが家族の為に役に立ちたいという想いはもちろん、ギフトを持つ面々も周囲からの期待や理想に応えるために自分を抑える辛さや、無意識に家族>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.5

2022年20本目
のび太が未来の自分と共に自分のルーツを探る物語。おばあちゃんとの話も生まれた日の話も素敵だし、何より結婚式のスピーチが感動。自分も親にありったけの感謝を伝えたい。前作に続きほっこり
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ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション(2003年製作の映画)

4.0

バッグス・バニーとダフィー・ダッグを中心にルーニー・テューンズの面々のドタバタが面白すぎる。アニメと実写の融合ならではの演出はよりドタバタ感を際立たせていた。そしてブレンダン・フレイザーがハマり役すぎ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

終始激アツ。目が追いつかないしみんなが何度も見る理由がわかる。MCU版だけでなく全ての映画「スパイダーマン」の集大成。これまでのシリーズと比べてどこかスパイダーマンとしてのバックグラウンドが薄く、ふわ>>続きを読む

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

3.5

幼少期にDVであったり親から充分な愛を注がれず育った人は自己肯定感が低く、承認欲求の塊でメンヘラになる傾向があるって何かで見たし、実際に元カノがそうだったから非常に共感できた。ひろみは男に告白されるこ>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.4

これが実話かと思うと怖い。事故物件の実情や裏側が垣間見れた点は面白かった。ストーリーもヤマメが事故物件を渡り歩き心霊体験をしながら売れていくという途中までそれなりに良かったんだけど、最後の最後なぞにダ>>続きを読む

ラブ・ギャランティード(2020年製作の映画)

3.3

サクッと見れる爽やかな恋愛映画。愛の保証なんてどこにもないけど、それでも一歩踏み出す勇気と相手を信じる心があれば幸せになれる。主演の2人がお似合いすぎて素敵だった。

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

4.2

冒頭からディズニーランドのジャングルクルーズを意識した演出でアトラクション好きの自分はもうテンションダダ上がり。ドウェイン・ジョンソンは何やらせてもかっこよくてクール。そしてエミリー・ブラントは美しい>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.2

シリーズ最終章第2弾!なんと言ってもカムバック組がアツい。ショーンとトゥインキーすっかりおじさんになったけど相変わらず仲良しだし、ドムの家族の話とあってミアが再登場するけどブライアンはしっかりこの世界>>続きを読む

十二単衣を着た悪魔(2020年製作の映画)

3.2

源氏物語であまりスポットの当たらない、というか悪く描かれることが多い弘徽殿の女御をメインに据える構成がいい。また、演じる三吉彩花の演技力が素晴らしく、男に媚びず、自分の人生や守りたいものは自分でどうに>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.0

グウェンの父親の言葉が呪いのように反芻し葛藤するピーターが悩ましい。グウェンもピーターを愛してるからこそなおさらお互いの溝が深まっていく。本作ではヴィランのエレクトロとのアクションシーンの演出が凄すぎ>>続きを読む

メジャーリーグ3(1998年製作の映画)

3.3

2022年10本目
マイナーリーグに舞台を移したとはいえチームのボロボロっぷりとその再建具合は前作までと大差ないから見新しさはなかった。ベイカーがイップスで移籍&マイナー落ちしてるとこにセラノとタカさ
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メジャーリーグ2(1994年製作の映画)

3.6

無名で日の当たらなかった選手が1年で優勝してタイトルまで獲って富と名声を手にしたらそりゃそうなるよね。本作ではリックメインで、新旧恋人を交えて苦悩する様がいじらしい。最後の最後、ワイルド・シング流れる>>続きを読む

メジャーリーグ(1989年製作の映画)

4.2

万年下位の弱小チームの快進撃という王道スポ根ストーリーで面白かった。メンバーもみんな個性的で、それぞれに見せ場がしっかりあるのもいい。特にワイルド・シングのリリーフシーンはまるで球場にいるかのような臨>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

松岡茉優の演技力の高さに震えた。主人公ヨシカは中学の同級生「イチ」に10年片思いし、その思い出で生きてるいわゆるこじらせ女子。ちょっと変わった雰囲気ながら、イチとの脳内恋愛の模様。ハンバーガーショップ>>続きを読む

銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

3.3

原作が好きで期待と不安半々で鑑賞。キャスティングがよく、元々原作が面白いのでなぞればそれなりに面白くなるわけで、可もなく不可もなく…という印象。実写なのでリアリティ溢れる酪農や農業高校の生活が見れてよ>>続きを読む

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.8

色々劇的ビフォーアフターな凸凹コンビの2人のかけ合いが息ぴったりすぎて面白い。アクションはもちろん2人がお互いの力を借りて過去と向き合い決別し、しっかり未来へ向かって進んでいくストーリーもよい。

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欲ばりなだけの恋じゃなくて(2020年製作の映画)

3.5

余命短い少女が運命の相手と本気で愛し合う素敵なお話。マルタの服装もかわいいしフランスの街並みも美しくて見惚れる。2人の親友もあれこれ言いながらマルタの絶対的な味方だし見てて微笑ましい。

たまたま直前
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.4

心臓に悪すぎる…「ホームルーム」って漫画でも似たような描写があるのだがこのシチュエーションは何度見ても怖すぎる。冷静に見ると「こうすればすぐ解決なのに」と思うシーンでも、当事者からしたらパニックで頭働>>続きを読む

バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.7

17年経ってもバディは健在でまさにフォーライフ!マーカスは孫ができたりメガネないとはっきり見えなかったり奥さんから邪険にされたりともうおじいちゃん(笑)マイクは歳こそとってるもののスタイリッシュなかっ>>続きを読む

バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

4.5

2022年1本目!!!
前作から大幅にパワーアップし山場ありまくりのド派手作品だった。序盤のワイスピに引けを取らないカーチェイス、エログロありの麻薬王との対決、国境を越えてのミッション、終盤の民家突撃
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.6

どれみ世代の女の子3人が織りなす心温まる魔法の物語。声優を務めた3人もまさにどれみ世代で作品への愛を感じた。夏菜子の声めちゃどれみちゃんやん…(笑)

それぞれが人生に悩みながらも、どれみを通じて出会
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