かわともさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

かわとも

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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.3

ミレニアム4。

キャストが刷新。
3までと原作者が異なるから、なのでしょうか。
クレアも悪くないですが、やっぱノオミのリスベットが良かった。ミカエルもオシャレすぎません?左派紙のジャーナリストですよ
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.3

スーパーマンは死んでしまったが、その後も続く日常に、とんでもない敵が現れた!

宇宙からの敵、ステッペンウルフ。
ガーゴイルのような、恐怖を糧にする有翼の怪物を多数従えて。

どうも、暗いというか。
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殺し(1962年製作の映画)

3.4

どこまでがパゾリーニ?
ベルトルッチのデビュー作。

藪の中的な運びだけれど、ラストは違う。

ローマの公園を舞台に、同じ時間にそこにいた人たちのその日を描く。

いわゆる貧困層と思える人々の、その日
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.0

ただ、愛する人と一緒にいたい。
そんな思いでは時代によっては、叶わぬもの。今に生きている事を感謝します。

アイルランドの田舎の美しい海辺の風景。寒空の中の色彩が美しい作品です。

なんというか…。
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

やっと、やっと鑑賞。
大好きマシュー・ボーンのキングスマンの続編!

実は、劇場で鑑賞予定だったのですが、ヘルニアになってしまい、断念…!したのでした。

タイミング逃してしまっていたのですが、気持ち
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.1

どんどんビッグな作品になっていくなぁ…。と、感じるシリーズ8作目。

クルマ大好きワル達のストーリーから、世界を救う隠れたヒーローになってしまったドム達。

ゼロヨンギャラリー達の世界を必ず見せてくれ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.4

何回も観てしまう。
久々に再度の鑑賞。
何回目?

張り巡らされた伏線。
謎のカイザー。
曲者揃いの面々。

最後の最後に明かされる真実が畳みかけるラストは、何度見てもニヤニヤしちゃうんです。

流石
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ゴルゴ13 九竜の首(1977年製作の映画)

3.0

千葉ちゃん!
思い切り東郷に寄せてます!
日焼けした肌と眉、もみあげ。

ある組織の人物をターゲットに香港へ飛ぶゴルゴ。

目立つ白スーツも、まぁ仕方ないです。

古き良き香港のあの時代を見る事が出来
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

最凶
なんですが、みんなワルモノじゃないんじゃないの?って。
結構情深いんですね。それぞれ。

魔女を倒さないといけないんですが、倒し方が…。

ちょっとモヤモヤします。

難しい設定だと思うのですけ
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デーモン・インサイド(2018年製作の映画)

3.0

細かなところは突っ込みどころ満載ですけれど。

当初から、能面のような笑顔のジャッキーが怖い。

そして、正義感に溢れたジュールズは果敢にも立ち向かうために戻る。

自分を治療することから、医師だった
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バンディダス(2006年製作の映画)

3.1

大好きペネロペとサルマ共演。
セクシー美女のバディムービー。

西部劇なんだけど、独特なあっけらかんとしたテンポですすむ。

コメディとして、楽しく鑑賞しました。

2人の美しさを楽しんで!

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.8

原作にあるたくさんのエピソードが端折られ、ギュッと凝視されてます。

個人的には物足りないところもあるのですが、カールとアサドが相棒であることを再認識した物語としては、よし。

現在でもデンマーク政府
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クリスティーン(1983年製作の映画)

3.5

車。
アメリカ社会における、大人の象徴なのかもしれません。

お年頃になったアーニーは冴えないけど親友もいるのでなんとか頑張ってハイスクールライフを過ごしてます。

一眼で気に入った赤い車「クリスティ
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弟切草(2000年製作の映画)

2.0

ゲームが好きだったので鑑賞しました。

画面が暗すぎて、細部が分かりづらいので、恐怖も感じづらい。

実験的作品なのかも。

ゲームとは離れすぎるので、残念だった。別物。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.0

消えた男の影を追って行く常守。

シビュラを取り入れた異国でのお話。

うーん。これはどうなんでしょう?
1期のアニメで世界が完結していたような気がするので。

何でも託宣の巫女の言う通り、いや、決め
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.6

邦題が微妙だと思ったのですが。

ニーソンお父さん、キレたら怖い映画です。

ノルウェイ映画のリメイクだそうです。

ブラックジョークのような展開と癖のあるキャラクター達。そこが面白い。

躊躇わず、
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

メタファーに富んだ作品。

どこを取るかは観客次第のようです。

村社会にいる余所者。余所者への偏見や排除したがる構図も見てとれます。

それはキリスト教の成り立ちとも通づるものである、とも言える。
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劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

3.5

いつもの夏目の優しくて、暖かい、そしてちょっと切ない。

夏目はいつも、生きるモノとしての葛藤をみせるのですが、そこには優しさと生きるモノへの慈愛の目線があると思うのです。

ヒトであるとか、ないとか
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.0

死霊館シリーズらしいのですが…。

エクソシスムの物語。
時代は70年代。その時代のムードが良く出てます。

霊を信じないけど、エクソシストに縋るしかない。
そんなママはわかりやすいキャラです。

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.1

聖なる鹿殺し

ですか…!
と、観てみたかった作品。

カメラワークが素晴らしい!
遠くから段々と近づく目線。それは誰のもの?ストーキングとも、神なる目線とも言えます。突き放した目線で彼らを見ています
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

美しい白夜の夏至祭。
白い衣装ときれいな草原。
作り物様に、きれい。

オープニングの壁画や、部屋に飾ってある絵画から沢山の伏線があるようです。
そして、コミュニティの中で北欧のルーン文字も登場。これ
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ロリ・マドンナ戦争(1973年製作の映画)

3.3

元のお話がある作品。
単なるご近所トラブルじゃないんですね。発端は。

競売にかけられてしまった土地を正当に買っただけだが、その競売すら茶番だったのですかね?
ただ1人の名乗りをあげたガットシャル。
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

改めて鑑賞。

実際の連続殺人事件をモチーフに製作。

ラストは現実と同じく。

当時の警察の捜査、特に農村部ではきっと、こんなのが普通であったと思われますね。韓国だけでなく、日本だって変わらなかった
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

期待通り。
レースに賭ける男たちと、企業の再生に賭ける男たち。

それぞれの思惑があるので、フォードのお偉方の気持ちもわからなくない。

ただ、マイルズとシェルビーに共感するのは当たり前。
速い車をつ
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.5

面白かったです。
信頼できないストーリーテラーの目線で進む物語。

どこまでが現実で、どこまでが妄想なのか。

ノーランのメメントみたいでもある。

途中、認知症だからこそのギャグのようなシーンも多々
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イタリアは呼んでいる(2014年製作の映画)

3.1

愛しきオヤジ達のロードムービー。

ウィンターボトム作品とは!

ベラベラ喋りながらの道中、アラニスの歌をディスったりして…思わず笑ってしまう。

美しいイタリアの風景と素敵なホテル。美味しい料理。
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.5

目が覚めたら、繋がれてて、ファットマンとオタクしかいない。

しかも、外は滅亡したという。

コワイ。怖過ぎますね。これ。

そんなおかしな男を演じさせたらナンバーワンのグッドマン!

細かい仕掛けで
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バース・オブ・ザ・ドラゴン(2016年製作の映画)

3.1

ブルースがちょっと自意識過剰でイヤなやつです。

でも、ほんとにそうだったって聞いていたので面白かったです。

武道についての考え方がそれぞれ違うのも見ていて興味深いものでした。

ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.0

久々にみかえしました。

風刺ものとしてよくできてると思うんです。
プロパガンダでもあるんですが、今、現時点を見て鑑みるとうーん、あながち的が外れてないと実感。

カーペンターは、よくこの作品作れたな
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.2

ラスト。

己に打ち勝つ心を。

宿命に抗う強さを。

そんな感じでしょうか。

前作からのエピソードとの辻褄が合わないところや、そもそものジェダイとは?の部分がモヤッとしたままなのはどうしようもない
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サイコキラー・ホテル(2017年製作の映画)

1.8

子供の冒頭のシーンが無意味。

その後の展開もなんだか…。

ラストも…。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

大好きガルちゃんの主演作。

美しい女性が大好き!と言うと誤解を招きますが、美しさも才能の1つ。

ダイアナはギリシャ神話の世界に生きる女性。神の一員である故、スーパーパワーも知恵と知識もあるってこと
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

ハーディング事件の当事を思い出しました。

少女漫画のような現実の事件に驚いたのを覚えてます。

アイススケートの世界って、なんだか大変そうな感じは、肌に伝わるものがあると思っていたのです。

そんな
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.1

最初に戻った感があるソウ。

自分のした事を悔い改めよ!と、強引なノアの箱船でおこる大洪水のように、ジグソウの仕掛けに囚われる人々。

シリーズ何作目かはいいとして。
最近の作品は仕掛けの残虐さとかが
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

乗り越えられないこともある。

乗り越えられないことは悪い事ではない。ただ、生きる事が苦しみになるでしょう。

そんな男は兄の死により、少しずつ、何かが変わっていく。そういったゆっくりと時が動き出すま
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