かわともさんの映画レビュー・感想・評価 - 49ページ目

かわとも

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魍魎の匣(2007年製作の映画)

2.6

エピソードの消化不良感が…。

時間の尺が足りなかったかも知れません。

独特な世界観を表現するのは大変だったと思います。
それを楽しんで鑑賞してみてください。

2011年3月20日鑑賞。

セデック・バレ 第二部 虹の橋(2011年製作の映画)

4.0

闘いメイン。

日本人社会に溶け込もうと必死の花岡氏たちが切ない。

同じ人間同士なのに、ボタンを掛け違えでこんな事になってしまうとは。

哀しいです。
ルタオたちは虹を渡って逝った。

素晴らしい作
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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

4.1

霧社事件の作品。

セデック族の人々の眼差しに力がある。

日本人も色々いて当たり前だけど、まるでネイティヴ・アメリカンをおさえつける白人のようにも見えて、少し哀しい、恥ずかしい気持ちになった。

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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

サプライズパーティーの様に次々と侵入者によって倒される人達。

それに立ち向かうエリンはまるで秘密工作員のよう!

どうなんだ?と、思いつつ、黒幕ともご対面。ここは残念ながら推測通り…。

途中だるみ
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地中海殺人事件(1982年製作の映画)

3.7

クリスティ作品は、映像のあちこちに事件のヒントが散りばめられていて、鑑賞中、中々気をぬく事が出来ません。

地中海のリゾートホテルが舞台の本作は、映像が綺麗です。

太陽の光と美しい海。

そこに集う
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人間失格(2009年製作の映画)

2.9

生田斗真が演じる綺麗な作品。

実際はもっと生々しいものだったんだろうと思うけど、キャスティングと演出でなんだかファンタジック。

2011年3月18日鑑賞。

レッド・ドーン(2012年製作の映画)

3.0

『若き勇者たち』のリメイク。

侵攻国が北朝鮮に!

抗議なかったのかしら?と、心配に。

それはさておき、突っ込みどころ満載なのは健在です。

マーベル作品でビッグになった、クリス・ヘムスワースも参
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メガフォース(1982年製作の映画)

3.0

時代性がモロに出てる作品。

メガとつくわりには、バイクも何もかもチープ…。
でも、それがとっても良い味だしてます。

わかりやすいセクシーな女性や、友情の為に闘いに向かう、とか。

存在を楽しんで鑑
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HESOMORI -ヘソモリ-(2011年製作の映画)

3.1

テレビドラマ的。
良い意味でも悪い意味でも。

時代劇ちっくなところや、ちょっとチープなドタバタもあり。

過去は変えてはいけません。
今の自分を大切にしよう。

どんな過去でも、それが貴方を創り出し
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東京ゾンビ(2005年製作の映画)

2.5

そりゃないよ〜というシーン多し。

ギャグ漫画と思えば楽しく観られます!

黒富士サイコーでした!
なんが、誰の心にもある底なし沼です。これって。

ちょっと中だるみするので、スコアは低め。

そりゃ
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ファインド・アウト(2012年製作の映画)

3.0

「わたしにだけはわかってる!」と、いう気持ちで妹を救うため、奔走する姉。

なぜか、人の心を操るのが得意そうです。

サイコパス?なんでしょうか。

全体に消化不良が否めないのが残念ですが、アマンダは
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パピヨン(1973年製作の映画)

4.6

マックイーンとホフマンの演技を堪能する作品。

希望を持ち続ける物語。

決して諦めなかったマックイーンがラスト、海に浮く姿。
それを高い位置から見守るホフマン。

その映像が大変美しい。

2011
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エレジー(2008年製作の映画)

4.0

美しい若き教え子にのめり込んでしまう初老の男性。

お定まりの嫉妬に狂う姿をキングスレーが熱演。

クルスは、年の離れた男と出会い、成熟していく女性を淡々と演じる。

男によって変化する女の物語。
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若者のすべて(1960年製作の映画)

3.5

切ない。

愛に溢れていたはずのロッコの家族。
壊れながらもまた愛に戻ろうともがく息子たち。

南イタリアにそのまま居たら、知らずに済んだ都会の冷たさに飲み込まれていってしまう。

暗喩なのか、普遍的
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悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)

3.0

横溝正史の金田一シリーズ。
なんと金田一が西田敏行という珍しいキャスティング。

戦後の混乱と旧家の過去。

小説と違う映像作品は比較してみると面白い。

フルートの音色が謎のカギという設定なのですが
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

ホラー?サスペンス?

当たり前に思っていた事が覆される時の恐怖!

最後まで引きつけて見せてくれます。

映像綺麗です。

母役の彼女はベイツモーテルでも母役。しかし、対照的です。

2011年3月
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ブラインドネス(2008年製作の映画)

2.9

突然起こる謎の感染症と、隔離された人々。

感染者と偽って夫とともに隔離施設に入る主人公が見る、隔離施設内の恐怖。

施設内が段々おかしくなっていくと共に、外でも何かありそうな雰囲気。

隔離施設から
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.1

トランスフォームするシーンは相変わらず。
ストーリー詰め込みすぎで、冗長に。

ダイナソー型が新鮮でした。

人間は間違いをするが学ぶもの。

2015年9月6日鑑賞。

モスダイアリー(2011年製作の映画)

3.1

もしかして…?
と、心の中の疑問が段々と大きくなって、現実世界を脅かす。

そんな、寄宿学校の少女達の物語。

ヴァンパイアストーリーを絡めていて、最期はオープンエンドに近い感じ。

生徒達が可愛いの
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

時間軸のない世界の表現の仕方に脱帽!

ああ、そうだったのかと思い、想いは時を超えるんだって感じた。

希望を持って生きるって事。

様々解釈ができる作品だけど、結論なんていらないって気がします。
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エレニの旅(2004年製作の映画)

4.3

エレニとはギリシャを擬人化したと聞きました。

物語は悲しい事の連続。

それを美しいロングショットで見せ続けるアンゲロプロスの俯瞰で見るような視点。

とても美しい作品。
余韻に浸りたくなります。
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ロザムンド・パイクが凄すぎる!そして、彼女をエイミーにした監督も!

誰かが、夫婦という名の戦争と言ってましたが、正にそのとーり。

いやぁ、わたしがエイミーの様に育てられてたら同じことする。きっと。
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

5.0

何回も観てしまう作品。

ラストまで飽きさせずに観せてくれる。

死を前にして、海を見る為に病院からの逃避行。

それぞれがやってみたかった事をしてみたり、ケンカしながらも海に着く。

ラストのシーン
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モホークの太鼓(1939年製作の映画)

3.2

アメリカ開拓劇。

開拓農民と結婚し、モホーク河のほとりに移る夫婦。

お嬢様育ちの女性が夫とともに逞しく自分達の脚で立ち、生きる姿。

モホーク河ということで、モホーク族のテリトリーだったところで、
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ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

3.0

寺島しのぶの存在感を噛みしめる作品。

芝居の中にあるリアリティ。

日常は何気ない。
大きなドラマなんてない。
とでも叫んでるような、傷ついた女を演じる姿が凄い。

2011年3月9日鑑賞。

蔵の中(1981年製作の映画)

3.9

昭和のオドロオドロしい世界を描くことが得意な横溝正史の耽美作品。

青年が持ち込んだ小説『蔵の中』

蔵の中という閉ざされた空間の出来事。
それは現実か夢か、妄想か…。

とても色の白い姉弟の蔵の中の
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300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

4.0

前作で男達の「スパルタ〜!!」という掛け声(?)と肉体美、映像美にハマってしまったわたし。

大好きなロゴリゴ・サントロも出演。
『ラブ・アクチュアリー』と全く違うキャラに驚きましたが…これはこれで。
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俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!(2012年製作の映画)

3.1

笑いどころ満載のコメディ。

俺たちシリーズもたくさんありますが、馴染みの薄いアメリカの選挙キャンペーンが面白おかしく描かれてます。

本人達は大真面目だけど、外から見ると…って感じ。

たまにみるコ
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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

5.0

何度も観てしまう作品の一つ。
マックイーンとマッグローのカップルが最高にカッコいい!

ほんとに飽きません!

どなたにも一度は観て欲しい作品。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

どんな人でもコンプレックスがあって、それを乗り越えようとした時に、助けの手が見え、周りとの繋がりを更に強く感じる。

そんな気持ちが自信につながるに違いない。

困難に立ち向かうほんの小さな一歩が自分
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ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

4.1

北欧の柔らかな日差しに映える美しいカラー。
ファッションも、インテリアも、映像全体のカラーが美しい。

もちろん、ロッタちゃん一家のキュートな日常も楽しい。

温かみがある作品。
ほのぼのした優しい気
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.7

引退した元工作員達が大暴れ!
それぞれの個性が楽しい作品!

特にマルコヴィッチがハマり役。

笑いあり、アクション有りの楽しく鑑賞出来る作品です。

2011年3月9日鑑賞。

新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

3.0

孤独な大人の男女が出会い、新しく生きる力を得る作品。

ちょっと落ち込んだり、人生が上手くいってないなと思った時に鑑賞すると、少し勇気がもらえるかも。

でも、最初の方はかなり悲しいも思うので、そこだ
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

邦題と原題の乖離に驚き!

スーパーヒーローが主役なんですね。ホントは。

闘わないロボットってホントは一番必要とされてるような気がします。

ヒロの仲間達が大変個性的で面白いです。

ラストの伏線の
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アルバート氏の人生(2011年製作の映画)

3.5

女性がまだまだ生きづらい時代。
一人で生きる事が困難な時代にアルバート氏が選んだ人生。
小さな店を持つ事を夢見て、ヘレンに語るその姿がなんとも愛らしい。
周りの男女のやり取りがかなりエグい感じを受ける
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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター(2014年製作の映画)

5.0

光を切り取る作品を撮り続けるサルガドのドキュメンタリー。

迫り来る作品にただ、圧倒される。

何も言わず、ただ観ていたい作品。

2015年8月14日鑑賞。