かわともさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

かわとも

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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.2

ヴァージンスーサイズとちょろっと似たところある、感じ。

姉妹がとてもキラキラしてるので、まわりがヒヤヒヤしてしまうんじゃないのかな、と。

しかし、イスラムの教えや片田舎の場所ではそれすらも罪なのか
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ムーンライト・マイル(2002年製作の映画)

3.0

時代設定が昔。

突然のサヨナラによって、どうしたら良いか、わからなくなった人々。

思いやりと真実の間で揺れるジョー。

ゆっくりした時間の流れ。主要キャスト3人の演技がきめ細かく、見せてくれます。
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

前作デル・トロは控えて新監督にて。

ロボット怪獣映画として、お決まりの流れと言えます。が、それはそれでよし。

ソードを出す時の腕をジャキーンと振る、擬音が付いてそうなシーンを見るたびニヤニヤしてし
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.8

ピアノの旋律が奏でる穏やかで美しいメロディ。

それに乗せて、重くなりがちなテーマを軽やかに描いて見せてくれました。

今まで見たことのあるゲイカップルものとは違う、なんでしょう。
そう、ゲイでもスト
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盗聴者(2016年製作の映画)

3.3

社会の裏の顔。

普段は見えない姿が垣間見えてしまったことで、巻き込まれるデュバル。

無駄に高給なのは、口止め料。
わかっているけど、弱みに付け込まれた代価は、なんなのでしょう。

国家とは、個人と
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話の話(1979年製作の映画)

4.4

仔狼の表情は多弁で雄弁。

様々な出来事が通り過ぎて行く中、仔狼は翻弄されているようで、されていないまっすぐな瞳を見せる。

画面はダーク調だけれども、決して嫌な気持ちにはならなかった。
美しい。
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

3.5

色構成が時間が経った紙面のようで、ノスタルジック。

色恋の面倒さと滑稽さをさらっと見せる。

人の営みもおんなじことの繰り返し。

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.2

美しい。
アナログな作られ方だというのに、繊細な描き方。

ハリネズミの可愛らしさにいつまでも見ていたくなる。


デジタルにはない、行間の美しさと言えばいいのか…。

デジタルに移行した時に無くして
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

クリーチャーの美しさに驚き、イライザの饒舌な手の動きにもめをみはる。

室内のシーンばかりだけれど、色彩が懐かしさを醸す、落ち着いたムード。

その中で異彩を放つストリックランド。当時のアメリカ人に求
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.7

再鑑賞。

虹の彼方へ行くために、2人は車で走る走る。

ルーラのピンクがかった赤いリップ。
セイラーの蛇革ジャケット。
2人で居られればいい。ただそれだけ。

欲望をそのまま描き出す。

リンチお得
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ナイト・ガーディアンズ(2016年製作の映画)

2.9

MIBロシア版。
MIB?と揶揄するシーンもあり、ユーモアをもたせてるのだろうけれど、なんだか物足りないというか。

イゴールはまるでジャンレノいや、いまならドゥエインか?

ところどころ光るところが
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太陽のめざめ(2015年製作の映画)

3.6

最悪の環境で育ったマロニーはお決まりのワルになる。
抜け出したいとか思っていても、染み付いたキレやすさや乱暴な物言い、ナナメな見方って変えるのは難しい。

こんな人は少しの事で傷付き、過敏な反応を見せ
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クリミナルズ(2011年製作の映画)

3.6

派手さがないけれども、犯罪ものとしては面白いです!

地味な警官が主人公だからそう感じるのかもしれませんが、現場100回という決まり文句が似合う地道な捜査。

どうやって繋がっていくのか、じっくり見て
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愛の嵐(1973年製作の映画)

3.6

特殊な状況のもとでだけのつもりが、そうではなかったと確信した結果、ラストへと。


時代が変わったとしても、互いに響き合ってしまったマットとルチア。

時折見せるランプリングの瞳が挑発的でとても美しい
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団地(2015年製作の映画)

3.9

関西の団地で繰り広げられるちょっと宇宙なストーリー。

団地は様々な人が
集まっているから色んなことが起こるんだよねーと、子供の時分住んでいた団地を思い出しました。

藤山直美と監督のタッグは間違いな
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.8

初監督作品。との事ですが、あざとさもなく、身近にあるかもしれない、ステキな物語です。

ひとはいろんな側面を持ちます。
それは見せず、ダメおじさんまっしぐらのヴィンセント。
自分の芯の部分には触れられ
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.3

大人になりきれず大きな子供だったボクサーが再起するまで。

妻に頼りきりだった過去から立ち上がって、新しい自分になる為に頑張る姿を見る。

娘とのやりとりが切ない。
怒りも哀しみもひっくるめて家族なの
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.6

人生はもっと長いと思っていた

誰もが思う。

作品中、離婚と結婚を繰り返すママに突っ込みたい人が多いと思います。でも、ママは自分の人生を懸命に生きてるだけなんだわ!と思いました。

どんなシーンも大
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

45日でカップルになれ!

中々乱暴な社会ですけど、それに適応できるひとたちが作った社会の中で生きてるのだから、そんなものかと思うのでしょう。ルールを受け入れてます皆。

共通点を頑張って見つける男た
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若き人妻の秘密(2011年製作の映画)

3.0

何が真相なのかな〜?と思いながら鑑賞しました。

あまり明確な説明はなく進むストーリー。でも、それで理解可能な為、良いと思いました。

不安そうなレアの表情と厚いメガネから見える瞳の表情が雄弁なオリヴ
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ザ・ヴァーチャリスト(2015年製作の映画)

2.3

ゲーム内で自分が望む世界で生きたい!

なんていうコドモじみた天才?ハッカーと友達が電脳空間で生きるためのキーを手に入れるまで、でしょうか。

電脳と言いましても、攻殻機動隊の少佐が飛び込んだ世界のよ
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カプチーノはお熱いうちに(2014年製作の映画)

3.6

南イタリアの働かない男の典型なのか?アントニオ。エレナと正反対だけれど、愛し合って結婚したはず。

突然、の出来事が起きてままならぬ人生になってしまう。

そこで改めて、愛する人たちに囲まれている事を
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軽蔑(2011年製作の映画)

2.8

うーん。

なんでしょう。
バカボンボンと諦観のダンサーがカップルになって破滅するまで?

お決まりというか。

ダラダラ冗長で。わたしはしんどかった。

十戒(1956年製作の映画)

3.2

超大作。この当時これだけのものが創れるなんて!

今も昔も同じなのですが、神はどうしてこんなに厳しいのでしようか。寛容さがあまり無いなと。エジプトの神もヘブライの神も罰する者なんですよね。

もちろん
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女と男の名誉(1985年製作の映画)

3.1

面子!面子をたもつのが1番!それがファミリーでしょう。

そう考えると、メイローズのラストの微笑みがよ〜くわかります!

チャーリーも女は俺に従え!なんて思っているのだろうけど、実際は尻にひかれてるん
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ヘヴン(2002年製作の映画)

3.6

静かな作品。
吐息が聴こえてきそう。

ある意味淡々と映し出していく。

ブランシェットとリビシが凄く透明感があって、天国へ本当に行ってしまった、と思わせる。

なんとも言えない余韻を残す。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

ロマンティックなんだけれど、甘すぎない。
誰もが心に持っている愛すべき記憶にたいする愛着や想いも外からの視点で見られます。

記憶を消すなんてサービス、あったら本当に受けたいだろうか?

と、思いまし
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.7

ウーピーの代表作!

追っ手から逃れるためにシスターに扮して、カタブツの本物のシスターたちの意識改革までして、素晴らしいゴスペルを聞かせてくれるわけです!

ハッピーな気持ちにさせてくれる作品は何度観
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.3

バートン印のアリス。

最初はミアに違和感を感じてしまったのですが、観ているうちにしっくり馴染んできました。

バートンらしさを残しつつも、ディズニー色がやはり出てると思いました。

ラストの闘いのシ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.5

セルフパロディ的なユーモアのセンスがいい!

ディズニープリンセスになりきっているエイミーが本当にキュートで観ていて楽しくなってきます。

アニメと実写のコラボレーションがとっても上手く行ってると思い
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ロスト・フロア(2013年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

おおい…
このラストはなんだかなぁと。

パパ、やな奴ですよ。冒頭のっけからカラダの関係求む!みたいなトーク。弁護士サイテーな人物。
妻のスペイン行きの理由も一蹴。離婚届にサインしない。
えっ?カラダ
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SHORT PEACE ショート・ピース(2013年製作の映画)

4.0

何度も鑑賞。

映像の動きの滑らかさ、美しさ。

九十九はあえて、手書きのような質感をいれてあるところが、浮世絵っぽくてすき。物語もまんが日本昔ばなしみたいで好み。

火要鎮は巻物調に開かれる画面が粋
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テスター・ルーム(2014年製作の映画)

2.2

実話でなく、実話を元に、の作品ですよね。

テンポが悪くって何度も集中力が切れてしまいました…。

自分の仮説を証明したくて躍起になっている教授と賛同者が、隔離された環境で次第に状況に飲み込まれていき
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ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.7

人は見た目だけじゃわからない。

ガイドしながら小銭を誤魔化しているライデルが父親の面影を重ねたチェスターは逃亡中の詐欺師だった。

流されるまま逃亡に巻き込まれてしまう。

ちょっとした行き違いがそ
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ダークハウス(2015年製作の映画)

2.6

怪しすぎるのです。

そもそも、そこにいく理由が。

と、言うことでちょっと想像してみたらわかるかもしれません。

スガラムルディの魔女(2013年製作の映画)

3.5

B級?と思って観たのですが、テンポよく進むし、なかなか凝った作品だったと思います。

魔女伝説のある村を題材にしていて、本当にある場所なんですね。知りませんでした。

魔女の館、集会のシーンが圧巻です
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