廬武鉉の若いころを描いた作品。
ソン・ガンホは近現代史ベースの作品をやらせると、ほんとにハマりますよね。
予備知識として韓国の古典(昔話)の「フンブ伝」を知らないと分かりづらい。
あと、字幕では「ヒョウタン」でしたけど「瓢(ひさご)」ですよね。まん丸で大きいユウガオの実のことだと思います。
日常系ほのぼの映画でありつつ、幸福論の映画でもある。
「人も花のように また元気になれたなら どんなにいいでしょう」
「好きな仕事をしてれば全て満たされると思ってたの
でもそれは私の思い違いだっ>>続きを読む
最高に面白い。
韓国映画特有の血みどろバトルが中二病テイストで進んでいく。
ただ、唯一の難点は続き物なので最後が尻切れ。。
いろいろあって難航していた第二弾も無事に公開されたようですが、評判はイマイ>>続きを読む
ずっと面白い。
とりわけ最後が良い。
キム・ユンソクは何をやらせても上手ですよね。。
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元の「鍵泥棒~」よりこちらを先に観ていたけれども、こちらの方がスピード感もよく、全体的に面白かった。
ラストだけ、俳優になって顔が売れたらまた追いかけられることになっちゃうんじゃないかと心配だけど、>>続きを読む
結果論だけど、最後の「普通の顔だった」は微妙だ。
まだ未解決だったころに観たら印象が違ったのでしょうけど。
光州事件というと「タクシー運転手」の方が圧倒的に有名だけれど、こちらは民主化運動に係わっていた側から描いた作品。
最後のカットが悲しい。
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傑作。
文句なしで星五つなんだけど、唯一ダメ出しするとしたら邦題ですよね。。
原題の「하루」は、意味としては「一日」だし、文字をそのまま読めば「ハル」ですよ。
作品の内容とダブルミーニングなのに、な>>続きを読む
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時代劇×ゾンビ
中盤まではすごく良い。
朝鮮時代劇っぽい権力争いとか、中国との関係とか。
そこにゾンビパニックが重なることで先の読めない展開になっている。
全体の構図が見えて、終盤はどうなるのか、、>>続きを読む
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すごく面白い設定&ストーリーなんだけど、なんでそもそも屋外で有毒ガスを散布するのか?と思ってしまうのが唯一の欠点。
ちょっと風が吹いたらガスが薄まって毒性が下がるし、そもそも空気より重いガスは密閉し>>続きを読む
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ずいぶん前に原作を読んでいてものすごく面白かったことを覚えていたのだけれど、この映画も(途中までは)すごく面白い。
映像も凝っていてパラサイト級の名作かと思いきや、ラストの爆発シーンで「え?」という>>続きを読む
ヤン・イクチュン!
この作品で初めて見たけれど、これはすごい。
もっとこの人の作る(出る)作品を観たいと思った。
ラスト、焼肉屋からの病院は上手すぎる。。
良い奴がクビになり、ズルい奴が出世する。
世の中の理不尽さを感じる作品です。
ペ・ドゥナは「秘密の森」のイメージが強いですが、こんな作品もあったのかと。
原題は「フランダースの犬」なんですね。。
すごく悲しい話なんだけど、ユソンがまた上手。
この作品をみて以降、ほかの映画でユソンを観るたびに「怖い人だ!」って思っちゃうくらい怖い。
イ・ドンフィが主演というのも絶妙に良いですよね。
応答せよ1>>続きを読む
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未開の地で乗っていたタクシーが故障し、現地の部族の取り調べを受けて語る主人公の人生録。
財政危機のイタリアでリストラの大鉈が振るわれる中でも、公務員の地位に固執する主人公。
しかもマザコン。イタリア>>続きを読む
17年前の作品なので、今の韓国映画レベルと比べるのは酷だと思うけれど、それにしてもちょっと。。
主人公が無意味に暴力的。
すぐに暴れる!
必要以上にボコる!
しかもたいして強くない!
この描写がとて>>続きを読む
人間関係が恵まれていても病むときは病む。
世間が『母親』に押し付けている母親像とか、『女性』に期待しているもろもろのこと(結婚しろ、子を産め、育てろ)など、どうやって人生に折り合いをつけているのだろう>>続きを読む
観客任せの要素が多い。
観終わってから、その余韻を楽しむ作品だと思う。
なんでもかんでも最後まできっちり描くような駄作より、こういう映画のほうが好き。