KYKさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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野ばら(1957年製作の映画)

3.0

とても素朴でじんわりと胸にしみます。

1957年の映画なのでいま見れば目新しいことはないけれど、ウィーン少年合唱団のきれいな歌声と、やさしかったりユーモアがあったりな登場人物に心が温かくなりました。

ハーモニー 心をつなぐ歌(2010年製作の映画)

3.5

こんなゆるくて自由な刑務所あったら被害者が辛すぎる!

と思いつつ、たくさん泣きました。
感動ものの王道ですが、俳優さんの表情がとてもよいです。

あたたかさがにじみ出ているような画面は、監督がよかっ
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うた魂(たま)♪(2008年製作の映画)

3.0

最初に漂うB級感で期待してなかったのだけど、中盤から面白くなりました。

ゴリ a.k.a 権藤がとてもよかったです。名言だらけ!湯の川高校のキャラの濃さが映画に厚みを持たせてたと思います。

合唱で
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晴れた日に永遠が見える(1970年製作の映画)

3.0

なぜ観ようと思ったのか忘れてたほどなので…ミュージカルだったことにビックリしました。

ストーリーは無理やり感あるけど、バーブラとイヴ・モンタンの歌声が素敵でした。

終わりかたがわりと好みで、自分に
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

トラウマ系とは聞いてましたが…暴力的シーンが多くて、観てるこちらも吐きそうでした。

でも映像の美しさがはんぱなく……嫌悪感を抑えても観たいと思う魅力がありました。

キューブリック監督、すごいです。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

心の中の感情を5つのキャラクターにするアイディアがとてもよかったです!

カナシミの台詞に共感しちゃう自分がヤバい…と思ってしまったけれど、どの感情も自分だから大切にしようと思える展開でした。

アニ
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.5

脳内会議、私もよくする…ということでシンパシーを感じて鑑賞。

最初コメディ風の胸きゅんストーリーだと思ってたら、けっこうな割合で台詞に刺される刺される。

頭の中がわーってなってみたいな台詞に、みん
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.0

ダンがデモCDを車外に投げ捨てるところで引いてしまい、キーラ・ナイトレイの歌にもはまらず、そのままなんとなくで見終わってしまいました。

NYが舞台だと、なんでもかっこよく見えるのが不思議です。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『ゼロの未来』を観て、画面の作り方がとても好みだったので、同じ監督の名作をセレクト!

管理された世界の無機質さと雑多さが画面にあふれてて、見てるだけでとても疲れて、その分とても楽しい映画でした。
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ピナ・バウシュ 夢の教室(2010年製作の映画)

3.0

『踊り続けるいのち』のほうを観直したあと、やはりこちらも観ておこうとレンタルしました。

高校生がピナの作品を上演するドキュメンタリーということで、若さを感じる仕上がりがよいです。

高校生といえども
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リリー(1953年製作の映画)

3.0

ポール・ギャリコ『七つの人形の恋物語』の映画があると知って観ました。

設定が変更されている(人形も4体のみ)けれど、そのおかげでミュージカル映画らしくまとまってたと思います。

リリーと人形たちのや
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.5

『また、桜の国で』という、第二次世界大戦下のポーランドを舞台にした小説を読んで、この映画をまた観たくなりました。

小説とリンクする、ラジオのためのショパン…という導入からすでに泣きそうでしたし、ずっ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

楽しいミュージカルで元気になりたい!という期待をしていったので、想定外の切ないストーリーにうまく共感できませんでした…。イントロとその後でテンション違いすぎる…。予告の映像に騙された感があります。>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

3.0

原作がとても好きで…期待が大きすぎたようです…。

同じものを読んで、こんなにも印象に残ったところが違うのか…と驚くほど、好きなエピソードが全然感じられない!

が、ノンフィクションということで実際の
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Fame フェーム(2009年製作の映画)

3.5

ブロードウェイミュージカルと聞いて想像してた明るさより、挫折や痛みを感じる作品でした。

でも、だからこそ音楽やダンスの持つ力というものを強く感じました。

そして、まだ人生が始まったばかりの若者なら
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太陽の蓋(2016年製作の映画)

3.5

東日本大震災、福島原発の爆発事故をフィクションのかたちで描いた映画。

当時も見てられなくて、今もまだ直視はできない津波のシーンや、避難の様子は胸が痛くなります。

大惨事の原因を、特定の人の資質だっ
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

5.0

以前に映画館で観たものをDVDでもう一度。

ダンスを観ているだけで心が動く。
そして、ジッとカメラを見つめながら流れるダンサーの言葉にも。

身体表現がなぜ感情を揺さぶるのか、とても不思議で、それを
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コーラスライン(1985年製作の映画)

3.0

2回目。

ブロードウェイ♪ブロードウェイが好きで観直して、その流れでこちらも。

ブ(略)のほうが好きだけれど、こちらに出てる俳優さんも個性的でいいな☆と思います。

面白かったり、ぐっと心に来たり
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ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(2008年製作の映画)

5.0

上映当時、映画館で見て、二度目はDVDで。

見直した今回のほうが、より深く心に響いてきた。重ねた年月のせいかな?
失敗することなんて問題じゃなくて、真剣に生きることの素晴らしさを伝えてくれる作品。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

5.0

原作が好きで、実写化はどんな出来かと不安でしたが、とてもよかったです!

登場人物それぞれの考えや感情に思いを馳せながら見ることができて、単純ではない社会と人間のありかたなど、脳内フル回転でした。
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

退屈だけど好きという、謎の感情で鑑賞終了。

カオスなようで整然としている映像は、好きな身には楽しい作品でした。

最初、裸のおじさんが座ってるシーンを見たときはムリだ…と思いました。

でも、いろん
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ティアーズ・オブ・ザ・サン(2003年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

こういう任務遂行系の映画は、その決断は最善か?!と問いかけながら観てしまうので、どうしても点数が辛くなります。

ウォーターズ大尉、かっこいいけど、出発時間を1時間半遅らせることを許容したり、救出ヘリ
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蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

3.0

小説が好きで、モリーナの語り口をどう映像にするのかと期待した分だけ、あれ?となってしまいました。

説明のないままゆっくりと展開するので、前提を知らない人には退屈かも。

それでも、ヴァレンティンがモ
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13F(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

SFであることも知らずに見始めたので、謎めいた展開が楽しかったです。

もう17年も前の作品だからか、1937年のロサンゼルスはもとより、1999年すらレトロに感じました。そして2024年…。未来なの
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トロン:レガシー(2010年製作の映画)

3.5

Daft Punkが音楽担当と聞いて観ました。

映像美と音楽のかっこよさを楽しめればそれで満足、という用途を満たしてくれました。映画館で見てたら、そのきれいさにより感動してたと思います。

トロンを
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

5.0

テレビで放映されることも多く、何度も観てる映画。

無人島に1本だけしか映画を持ってけないとしたらどうする?

って聞かれたら選ぶと決めている1本。

エンタメとメッセージ性を両立させてて、楽しみなが
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第九軍団のワシ(2010年製作の映画)

3.0

いやもう、実直!

原作の硬派さが好きで見たので十分満足しました。

ただ、そうではない人にとっては、派手さがあまりないので少し退屈かもしれません。

それでも、未開拓のイングランドの風景の美しさや、
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

時間のズレを利用したストーリーや音楽を用いた構成は飽きさせない作りで、話題になるのもわかるな~と納得しながら観てました。

でも、入れ替わりという始まりから、壮大な人命救助の話になり、恋愛で収束すると
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

ドラマーとして成功を目指す主人公の成長ストーリーかと思いきや…という意外な展開にハラハラしました。
音楽の世界で上を目指すときの努力、挫折、犠牲は並大抵ではないけれど、そこから生まれる感動は演者にとっ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

私の「戦争はどんな理由があっても絶対反対」の根っこになっている映画。
久しぶりに見直して、よく小さいときに見通せたなと思いました。今回はつらすぎて胸が詰まったらストップしながら。
ホロコーストのシーン
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NOEL ノエル(2004年製作の映画)

3.5

最初は登場人物がどんどん出てきて頭がこんがらがったけど、優しくて素敵なお話。ささやかな奇跡が、クリスマスにふさわしいと胸が温かくなりました。
それにしても、ペネロペ・クルスがきれいすぎて目を奪われる。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

ゴジラもエヴァも観てない、予備知識まっさらの身としては、会議シーンが多くて、思ったよりゴジラシーンが少なかったなぁと。

ゴジラはビジュアルが最初ウケました。キモカワイイ?

縦型組織の意思決定のまだ
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.0

確か、初めて映画館で観た作品です。

現在と過去が行ったり来たりするストーリー構成は当時の私には難しかったけど、のちにテレビで見直して、ジワジワ感動がこみあげてきました。

都市と田舎、時代の変化など
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

『The Sound of Music』は、私が中学生の時に音楽の授業で観た映画(^^)

マリアが歌を通して子供たちと仲良くなっていくストーリーも好きだけれど、何よりも音楽が人生を支えてくれるものだ
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