Kaz66さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

モービウス(2022年製作の映画)

3.6

「ヴェノム」に続く、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース作品。MCUの🕷NWHの流れも汲んでいるのか、マルチバース的展開も含んでましたねー。そしてそれが全面に出てくるストレンジの次作は、1stスパイデ>>続きを読む

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.7

中川龍太郎監督(わたしは光をにぎっている)。
ビターズ・エンド配給、というところで触手を伸ばしました。
綾瀬まるの2016年刊行が原作。
「君の膵臓を食べたい」の劇場アニメ版で主人公が読んでる本という
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

「アネット」の次にコレを観たのですが…
コレは分かりやすかったですねー!そして、面白かった!
監督は一人称視点のアクション映画「ハードコア」を撮ってた人です。
平凡で何者でもない存在(ノーバディ)のさ
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アネット(2021年製作の映画)

3.6

鬼才レオス・カラックスの9年ぶり監督作品は、コレまた異才スパークスの舞台(ショー?)のアイデアを原案とした、“ロック・オペラ”なミュージカル映画…。
正直よく分からない作品でしたが、アダム・ドライバー
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

1969年ベルファスト、監督・脚本のケネス・ブラナー(当時9才)の故郷・幼少期を描いた半自叙伝的作品。
それにしてもブラナーさん、俳優やプロデューサーも含めホントに多才ですねー。
王立演劇学校を主席で
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

観たのにポストするの忘れてました…。
ウェス・アンダーソン監督らしい、オシャレでウイットに富んでて、常連組のすごいキャスト/WS映画に出たくて仕方ない初参加メンバーとで、とんでもなく豪華な俳優陣が小気
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.3

デンゼル・ワシントン/ラミ・マレック/ジャレッド・レトという3人のオスカー受賞者が、訳あり保安官代理/気鋭の巡査部長/猟奇連続殺人犯を演じるという魅力的なプロットのクライム・サスペンス。
監督・脚本は
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ブラック・クラブ(2022年製作の映画)

3.0

北欧ミステリーの“雰囲気”だけはありました。
でも戦争もの…。どことどこの?架空の話?

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.3

前作から数段スケールアップ!
イルミネーション・アニメとしても、ミュージカルとしても、大満足の出来栄えでした。
なんと言っても「シング」は配役(声優)の妙がオリジナルも吹替もすごい。
僕は吹替で観まし
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

あの紅いタイトル・ロゴが“バーン”と出るとこはカッコよかったっすねー。(でもなんでコウモリ・シルエットは無いんだろう…)
WB×DCの6代目バットマンは「TENET」でノーランとも組んだロバート・パテ
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

3.5

「余命10年」に続き、ネトフリで本作鑑賞。
林遣都(大島優子の夫)と小松菜奈(菅田将暉の妻)の2人が、“虫”による病に侵されながらも恋に落ちていく…、という少し変わったラブストーリー。
監督の柿本ケン
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.7

「ストレンジャー・シングス」の製作総指揮以来Netflixと蜜月のショーン・レヴィ監督が、「フリー・ガイ」で組んだライアン・レイノルズを主演に撮った“時間旅行”がテーマのSF映画。
ライアンはこないだ
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余命10年(2022年製作の映画)

4.1

やはり、自分の命を綴った物語(原作者の小坂流加さんは主人公と同様の病気で、原作の刊行から10年後38才という若さで逝去)だから、これほどまでに心に響くのだろう…。
今や超売れっ子監督となった藤井道人も
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アトラクション -侵略-(2020年製作の映画)

3.0

特に何か観るキッカケがあった訳ではないのですが、ロシア映画という事で締め出される前に一応鑑賞。
語るべき事も余りありませんが、VFX・CGにお金かかってるなーという印象で、水の描写は素晴らしかったと思
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

最初の映画化(1961年)は生まれてないですし、後追いで観た記憶もありません。
まぁでも“傑作”という事ですので、部分的には目にしてると思いますが、それよりもMJの♪ビート・イットのMVが影響を受けて
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渇き。(2013年製作の映画)

3.5

事前DLにて、長旅の新幹線内で鑑賞。
この道中で鑑賞した4本の中では、(2014年の作品だが)1番面白かったかも…。
「告白」の中島哲也監督作品。いつもの中島組メンバーに、オーディションで選ばれた小松
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ブラックハット(2015年製作の映画)

3.3

事前DLにて、長時間移動の列車内で鑑賞。
マイケル・マン監督という事で、“リアルな銃撃戦”を楽しみにしてました。
ブラックハットとは悪意のあるハッカーの事だそうで、内容も天才ハッカー対ブラックハッカー
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インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.3

事前DLにて、長時間移動の途中に列車内で鑑賞。
アントワン・フークア監督作品という事で、かなり骨太な映画かと期待してたのですが…。
まぁ、映像・展開・役者さんは骨太だったのですが、プロットがどうも…?
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

2.6

長時間の移動中、事前DLで新幹線内鑑賞。
まぁ、時間は潰れました。
ゲームもやらないので、何が良くて何がダメかも分からず…、ただ真田広之や浅野忠信はどんな気持ちで出演してるのだろう?と思いました。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

フランス映画「エール!」のハリウッドというか米加仏合作の英語リメイク。
サンダンス映画祭のワールドプレミアでお披露目され、Appleが映画祭史上最高価格で配給権を獲得し、劇場とApple TV+で公開
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

よくもまぁ、こんなにクリエイティブなストップモーションアニメを、ほぼほぼ一人で作り上げたものですね。その根気(7年?)にあんぐりです。
キャラも個性的で、僕は「3バカ兄弟」がお気にですが…、主役?のパ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.8

待ってました!のマッツ無双、カッケー!
本国では2020年公開、ロバート賞(デンマークのアカデミー賞)15部門ノミネート/4部門受賞。オープニング成績は本家アカデミー:外国語長編映画賞を受賞した「アナ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

「くれなずめ」の松居大悟監督“らしくない…?”ストレートなラブストーリー。
松居大悟監督、主演の池松壮亮、主題歌クリープハイプの尾崎世界観は昔からの仲間らしく、尾崎が大好きな映画からの着想で作った「ナ
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.0

「ルーフトップ・コンサート」のIMAX上映が話題となったので、ようやく重い腰をあげ鑑賞。
まぁ、色々な人間模様が垣間見れるわけですが…、なんかオノヨーコあんまりいい感じには映ってなかったですね。一方で
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.7

昨年、続編が製作(米では公開)されてたので、「ヒットしたんだ〜」と思い後追い鑑賞。
17年なのでコロナ前なのに、なんでこんな大きな作品が日本は未公開なのだろう?
やはり“コメディ”は難しいという偏見か
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355(2022年製作の映画)

3.7

近作では「女神の見えざる手」と「モリーズ・ゲーム」が印象深いジェシカ・チャステインの『女性主導によるスパイ映画』というアイデアを、「X-MEN ダーク・フェニックス」制作時に初監督を務めたサイモン・キ>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

3.2

「Coda」未見ですが…、予習。
フランス映画らしい淡々とした演出・展開。
そんなに歌も上手に聞こえなかったし、感動もしませんでした。
でも…、「Coda」は評判良いので観ようと思ってます。

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.0

霊の“祓える男”(岡田将生)と“視える男”(志尊淳)による、心霊探偵バディ・ムービー。
漫画もヒットしてるようだし、TVアニメ化もされ、メディアmixで展開してるようですが、正直『面白さ』がわかりませ
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さがす(2022年製作の映画)

4.1

片山慎三監督、ポン・ジュノ作品の助監督を経て「岬の兄妹」で遅咲きのデビュー、そして短編「そこにいた男」を挟んで(amazon primeで観れます)、今作「さがす」でもやってくれました。常に社会の“暗>>続きを読む

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

3.2

相変わらずの日本描写…、結構笑わせてくれますが、まだロケしただけあって今の日本が映ってはいます。
平さんは貫禄あるし、石田えりもなかなかの演技。
でも、主役(スネークアイズ)のヘンリー・ゴールディング
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BLACKPINK THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.9

ジェニー推しから始まり、リサに夢中になり、今作ではジスも良くなってきた…、というBLINKです。
BLACKPINKの日本での過小評価ぐあいは酷い。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

コレが最終作となってしまうのか…?
相変わらずハイクオリティな古沢良太の脚本、今回はちょっとお笑い少なめ?な田中亮の演出。
ダー子/ボクチャン/リチャードの引退を賭けたラスト・マッチ…というテイでの、
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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.6

70年代、北アイルランド、ベルファスト…。
30才を越えてから運命の人と出会い、紛争の真っ只中にレコード店“GOOD VIBRATIONS”をオープンさせ、レーベルとしても若いバンドのレコード製作やツ
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.7

安定の英勉監督、若手俳優総出演の青春コメディ・ギャンブル映画。
今作はコミック原作ながらもオリジナル・ストーリーらしいです。
まぁ、もちろん最大動機は浜辺美波なのですが、仲間内の高杉真宙・森川葵と池田
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.6

コレは完全にスピンオフというより映画「明け方の若者たち」の補完ショートムービーなので、必ず本編を観てから“余韻に浸る”的に楽しんだ方がいい作品でした。
本編は僕(北村匠海)視点の作品で、今作は彼女(黒
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

リドリー・スコット監督/アダム・ドライバー
コンビの最新作。僕は前作「最後の決闘裁判」(中世騎士モノ)がちょっと苦手だったので、コチラの方がすんなり楽しめました。
80〜90年代、伊の同族経営ブランド
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