「なんで死なないの?」なんてのは無粋だなと悟り、最強ジジイの復讐モノとして楽しめた。
Evan Callが劇中曲を手掛けていると聞いて観たが、
どの年齢層にも刺さりきらない中途半端な作品と感じた。
ホラーとサスペンスの融合という感じで、それなりに面白かった。
ホラー映画的効果音はいらなかったんじゃないかとは思う。クソビビったし。
アクションとして楽しむには、勢力図がやや難しかったが、娯楽映画としては十分だった。
スパイ物は、知略や戦闘力を武器にストーリーを進めることが多いが、本作の武器は「性」。ハニトラだけで、ここまで緊張感のある映画になるんだと素直に驚いた。
子供の目線で描かれる戦争というテーマが、コミカルさを交えながら、描かれていた。登場する人物は心惹かれる人たちばかりであった。
エリアルの成長とともに描かれていくため、幼年期、青年期、成年期とストーリーの転換が急だと感じる部分や、話の流れから経緯を推測する必要はあったが、それがマイナス点となることはなかった。
ただ、物語序盤に>>続きを読む
戦闘描写の非現実感が受け付けなかった。あと無駄にポエミーでくせぇ。
コメディ調だけど、起きてることはまぁまぁエグい。タッカーとデイルのキャラクターは最高。デイルが愛らしすぎる。
クオリティもそれなりで、スリルもあって面白いと思うけど、やはり過大評価感は否めない。
あと音量バランスおかしい
何もかも滅茶苦茶。初めて映画作ったのか?
序盤は本旨に繋ぐために大分強引だったけど、中盤で展開が変わってそれなりに面白かった。とはいえ、締め方はゆるゆるで、総合的な満足度は高くない。
秀作とは言えないが、良作ではあった。