かずさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ノスタルジア(1983年製作の映画)

5.0

 もはや絵画を観てるのかな?というくらい、画面を見つめた2時間。内容はやはり掴み難かったな。

 白黒画面が過去なら、色つきは現在か?たぶん、破局後の世界的な感じなんだと思うけど(あらすじをまだ読んで
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(1974年製作の映画)

5.0

 英語版で観たから理解し切れたか分からないけど、タルコフスキーの内面的葛藤と愛情への遡求が見てとれた。

 タルコフスキーはあれだけの名声を手にしても、内的な幸福は得られなかったのだろうか?

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

5.0

 シンエヴァ観てから、思ったけど、自分は「Air/まごころを君に』の方がずっと好きだ

意志の勝利(1935年製作の映画)

-

 一度は観ておきたくて観たが、かなり退屈だった。

第三の男(1949年製作の映画)

3.5

 前見た。まーまーだけど、終盤の追跡シーンは結構楽しめた。

サクリファイス(1986年製作の映画)

5.0

 寝ないで観終えたのは初めてのタルコフスキー作品。比較的意味が取りやすかったが…、肝心の核戦争開始シーンを見逃した?から、なぜあの家族があんなに怯えてるのか分からぬまま進んでしまった…。神なき時代(唯>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

-

 ついに終わったんだなぁ…。自分が生まれた年に旧劇場版が公開されて、幼少期はエヴァのパチンコとかCMを眺めて「めっちゃ見かけるけど、これなんなん?」って感じだった。

 それが高校生になり漫画版を初め
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.0

 シン鑑賞に向けて急いで見た。前見た時より理解できたぞ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.0

 シン鑑賞に向けて急いで見た。アニメーションは凄い。そして昔見た時より理解できた気がする。

巡礼の約束(2018年製作の映画)

3.5

 尋常ではない旅路だなぁ。継父と残された人生を戦い抜かねばならない少年、頑張れるかなぁ

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.6

 久々の中華系映画、『恋する惑星』を思い出した。同じ文化圏でも、全く邦画とは違うよなぁ。色彩やゴミゴミしたあの情景は東アジア的な情景だなとシミジミする。

 

AGANAI 地下鉄サリン事件と私(2020年製作の映画)

3.7

 自分自身が宗教を専門に勉強してた事もあって、荒木氏のモノの考え方や、責を負って生きる事と麻原への尊敬の念の並存はさもありなんという思いで見ていた。

 監督が「友達として」という言葉を頻繁に用いる事
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.4

 Twitterで流れてきたポスターに惹かれて鑑賞

 激ヤバB級映画と思いきや、結構ちゃんとしてる。能力バトルや特殊メイクの感じは流石に昔っぽいなと思ったけど、それも気にならないくらい良い雰囲気が漂
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異邦人 デジタル復元版(1967年製作の映画)

-

 おり悪くかなり寝てしまったが…

 最後の司祭とムルソーの対話シーンが印象的だった。社会秩序を乱すムルソーは現実で言えば相当な危険分子な事に変わりない。それにも関わらず、私たちはムルソーに感情移入が
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.5

 「俺は三島をぶん殴る会があると聞いてきたんだ。」

 自分は彼らほど上等な哲学/行動者でもなく、言葉遊びができるタチではない。だからこそ、途中で壇上に上がってもっと実際的な話をしたらどうだという、東
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.1

 激ムズ作品

 虐げられた者を救いつつ、同じ黒人でも祖先の善行云々で別世界への移送を決めたり、彼の中では筋を通しているんだろうなという感じ。ゲーム相手の車使ってるやつはなんなんだろう。

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

2.5

 なんだか前評判が高すぎて、ギャップが凄かった

 死んだモノが孤独にならないように計らう事で、自分の死んでいった親達が孤独な存在ではない!という事を擬似的に証明しようとしているのか?

 最後も割と
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死者からの手紙(1986年製作の映画)

3.8

 なんだろ、ソ連だからなのか、時代的な背景なのか、正教的な文化背景が影響したのか静かな重みが伝わってくる。題材選びの問題もあるが、ソ連系映画のこの重みはなんなんだろう?

 ストルガツキーが協力してる
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

 オシャレで可愛い恋愛映画

 グレゴリーペックの大人の魅力とオードリーヘップバーンの気品とドジな所が組みあわされていて良かった。ラストシーンがオシャレ過ぎる。カメラマンはタバコカメラて、グレゴリーペ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

 オードリーヘップバーンはガチで美しい…、可愛らしさと気高さが入り混じっているから余計に凄い

 こんな人に振り回されたら大変だろうなぁという気持ちと一回くらいはこう言う体験があっても良いかもね?とい
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.3

 20230128リベンジ 

最後の大団円の意味がやっと分かった。
やっぱりオシャレ

202103
オールナイト上映三本目

 メッチャオシャレ、なのに寝てしまった。もう一度見直さねば

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.2

 オールナイト上映二本目

 ボイスオブムーンより、筋が通っていて分かりやすかった。悪ガキが熟女好きすぎてビビったが、最後の締めは個人的に好み

ボイス・オブ・ムーン(1990年製作の映画)

3.1

 オールナイト上映一本目

 生と死の世界を行き来してるのかと思った。面白いけど、むずいやー

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.3

 メッチャ綺麗で重厚な映画だった。

 奥さんのマネキンのような美しさは指折りだった。

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.0

 主人公自身が元犯罪者で殺人犯だからこそ、事故を起こしたドライバーに肩入れしてしまうのだろうか…。この系統の作品を見た時に思うのが、やはり完全に善とか悪の立場になりきって誰かを裁くことは人間には許され>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.4

 下北沢のトリウッドで鑑賞

 かめとめを彷彿とさせたが、実際色々な捻りがきいていて、低予算なのに飽きがそんなに来なかった。そして秘話映像も見たが、想像したより遥かに撮影期間が短くて驚いた。階段登り下
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.3

 初のデンマーク映画

 あまり音楽を多用しないので、途中眠気が…。誰が悪いとかじゃ無いんだけどねぇ、叔父も姪もそれぞれ互いを思いやってるんだけどねぇ…。姪にとっておじさんの存在は重荷だけど、同時に簡
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

 結構グッとくる場面が多くて、泣きそうになった。母もなく、義兄弟の中でしか孤独を癒せない三上を直視するのがただただ辛かった。

 しかし、彼が本当の家族を手に入れていたとしても家族を幸せにできたのだろ
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アマデウス(1984年製作の映画)

3.4

 いや、崇高さと人間らしさのミックスという意味では良い作品だと思う。

 ただ、自分に音楽の素養が殆ど無いがために、楽しみきれなかった。神に愛され、人間に憎まれ、理解者は少ない。そんなモーツァルトは人
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

 え、韓国映画レベル高いわ…。同じ政治映画でも、「新聞記者」とこれじゃ格が違う。時代的な背景(ある程度検証された後の歴史的な出来事と、現在進行形で進んでいたモリカケ問題)では描ける粒度も、空気感も違う>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

 友達と再上映を観に行った(会食はなし)

 いい感じに細かい筋書きを忘れていたので、楽しめた。あり得たかもしれない幸せや、現実社会と夢の間で揺れ動くのは豊かさを手に入れた時代だからこその葛藤かもしれ
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.9

 この時代に見ても飽きない作品だった!たしかに名作らしいと思う。体感的には90分くらいに感じるほど、冗長な所が無かった。

 菊千代が三船敏郎なのを後から知ったが、お爺ちゃん形態しか知らないので意外だ
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.0

 アームストロングの声初めて聞いた…。世代がハマれば、良き思い出として思い出せるのだろうか。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.1

 デニーロはアメリカ版竹内力みたいな感じなのだろうか?

 普通に面白かったが