かずさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

 これまた昔見た作品。難解さと大衆向けの両面をここまでバランスよく両立させた監督が居るだろうか。

 最高傑作

2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

5.0

 昔見た作品。HALの不気味さや、あのお洒落な空間や色遣いが奇妙なくらい印象に残っている。終盤はとんでもないスピードで進んでいくが、スペースチャイルドだけは初見殺しも良い所だなと思った。

 その後小
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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

4.1

 大ロシアの名作ここにありと言う感じ。
自分が今まで見てきたタルコフスキー作品の中では1番わかりやすかった気がする。

 ロシア人の正教会との結びつき方や、タタールのくびきの中で縋る対象となるマリア信
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.8

 昭和の映画って何となくダサいなぁと思って敬遠している所があったが、下手な洋画より飽きずに観られた。菅原文太が予想したよりカッコ良いというか、高良健吾をいかつくするとあぁなるのかなぁと思った。

 沢
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.1

 うーん、切れ切れに見たから味わいきれんかった…。ジョージクルーニー老けたなぁ

 時系列混乱しちゃったのが悔しい

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.9

 奥さんとのレストランシーンとか、女の子の家に行くシーンとかも違和感は感じていたけど、そういう事か…!
別のゴシックホラー映画「アザーズ」を鑑賞していたため、驚きよりなるほど…という気持ちが強かった。
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.0

 これは…、友達と丸一日遊び歩いた後に見るにはキツかった…。前半は寝ては起きの繰り返しになってしまった。

 ただ後半からしっかり目を覚まして、内容を追い切れたので良かった。長い哲学対話シーンは演劇じ
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

 トムハンクス作品でハマったのが初めてかも。普通に良い内容だった。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.3

 個人的に好みの作品

 急に最後がお洒落なCMみたいな感じになって驚いたけど、全体の雰囲気は結構良かった。成仏的な概念がきっちりあるのは意外。

僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

4.4

ちょうど「きけわだつみのこえ」を読んでるタイミングで鑑賞、なんとも言えんよなぁ。幼年学校へ戻って欲しかった。でも、戻ったとしても主人公の中の憎しみは消えなかったと思う。戦前と戦中のあまりの顔つきの違い>>続きを読む

ローラーとバイオリン(1960年製作の映画)

3.4

 ソ連で、バイオリン習う餓鬼がいるのか!っという衝撃。国全体が灰色の世界で、あの子だけが色づいて生きてるのが印象的だった。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.7

 なんとなく時代的な背景は分かっているけど、細かい人物背景を知らないまま見たのでフルで楽しみ切れては無いかも。

 でも、市民ケーン自体は昔見たので、舞台裏こんな感じなのか…って面白かった

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

5.0

 久々の不可解映画だった。しかし、今見られたのが非常に幸運な感じ。

 服装がモードっぽくてさすがフランスだなぁって感心した。怪物の造形も凄い。

 アリとかゴキブリってこんな感じなのかね〜って話をし
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.3

 見る人を選ぶ映画だなと思った。シーン毎はかなり美しいんだけど、残念ながら絵画への教養が乏しいので味わい切れていない感じがした。

 

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

 普通に単なる電気かと思って油断していたら、思ったより凄かった。天才になりたい

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.0

北野作品は2本目だけど、これも虚ろな怖さが漂う作品だった。寡黙だから、中に何が入ってるか分からない人間の心の不透明な丸い入れ物みたいな怖さを感じた。

 多分伝わらないと思う。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.9

 人間のままならなさや、悲しさが思ったよりしっかり描かれていて、良い作品だった。

 ヒカリが赤ちゃんに対して愛情が無いならまだしも、しっかり愛の結晶として認識し、愛しているにも関わらず、育てられなか
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.7

 うーん、ベニグノがゲスい人間の筈なのに、軽蔑しきれない。人との向き合い方を知らないまま育ち、行き場のない他者への愛情が異常な形で結実したのだと思うと悲しい。

 そしてアリシアからすると、ひたすら恐
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.6

 何とも言えんなぁ…、100%あり得ないとは言えない未来だと思う。ただビンセントの諦めない姿が、様々な障害を乗り越え、弟や会社の医師にも陰ながら認められて、宇宙に飛び立つのはラストはまあまあ良かった>>続きを読む

ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

3.5

 ファッション映画weeeek

 とは言ってもブランドとはかなり縁遠い生活をしているので、まずそういうブランドがあるのか…という所から始まった。想像していたよりも野心家で、非常にエネルギッシュな人だ
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

 日本で生まれ育てば、毎年夏によく観るような作品だと思う。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

 一度は読んでいる内容なのに、体が熱くなるようなシーンが多かった。エンディングやアカザを掴んでる煉獄さんのシーン辺りは、知らず知らずのうちに涙を流していた。

 普通はまっすぐ過ぎるキャラクターだと共
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.4

 カズオイシグロの原作が好きで観た作品。トーンはかなり静かで良かった。

主人公の哀しげな感じが、未来の暗さを表しているように感じた。

星の子(2020年製作の映画)

3.4

 在家主義の新宗教なら、さもありなんという描写だった。なんかモヤモヤする。

 自分の家と外の世界の違いがあまりにも大きく、そしてどちらにも染まりきれないと人間辛いだろうな…と思ってしまう。

異端の鳥(2019年製作の映画)

-

 ゼミ終わりのレイトショーで鑑賞。想定よりもヘヴィで、前半はその映像美やトーンの綺麗さ(Netflixのローマを思い出す)で圧倒された。
 
 最後の1時間くらいは体力を使い果たして、殆ど居眠りしなが
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復活の日(1980年製作の映画)

3.1

 チョコチョコ名前は聞いていたが、思ったほどでは無かった。草刈正雄、滅茶苦茶外国人っぽい顔立ちしてる。

 当時は革新的かもしれないけど、今の視点だと何も意外ではなかった。キリストや骸骨との最後の対話
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つぐない(2007年製作の映画)

3.6

 前半は夢を見ているような情景、後半は現実と夢の中を彷徨うような作品だった。

 最後の贖罪のインタビューは心が締め付けられた

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

4.3

 ここまで時間を忘れて鑑賞した映画は久しぶりかも。芸術家ってやっぱすげーな、って思うのと同時に、叔母とのかけがえのない思い出が、彼の原体験だったのかと思った時にハッとした。

 美術館とか行くのが好き
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劇場版 ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE(2003年製作の映画)

3.3

 ようやくチームアイズの皆んな出てきた。レジェンドのシーンは普通にカッコ良かった。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.3

 イレイザーヘッドほど、グロくなくて良かった。意外と綺麗な場面も多くて、感動した。

 劇場行く前に身嗜みを整える場面で、え?結婚するの?ってビックリした。結婚はしてないけど。最後に枕外して寝たという
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

 個人的には刺さった。それこそ「ハマータウンの野郎ども」と同じような抜け出せなさや、親を否定しながら同じ道を歩まざるを得ない環境、様々な傷を持ったまま日々を重ねていく姿はしんどかった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

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 いや、滅茶苦茶難しい。もう一回観ないと、評価できない

変態島(2008年製作の映画)

3.0

 友達と泊まりがけで映画観賞会して見たやつ。意外と3人とも作品の雰囲気が肌に合って、真剣に見てしまった。

 途中まではまだしも、終盤の子供達の大群が不気味かつ、意図がほとんど読めなくて謎は深まるばか
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