kzhlnさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.5

すべての要素で好きな映画だった 相手の個を潰している側の人間は、だいたいがその自覚がない 自分への戒めもこめて エンディングは発明かつ大きな救済 しかし、日本版ポスターのキャッチコピーとアマプラのジャ>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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友人の誘いで急遽エヴァ新作の初日に立ち会うことになり、これまで気になりつつもほぼ触れてこなかったエヴァをテレビシリーズから新劇場版まで一気見した 確実に自分に必要な作品だったように思う 自分はたった数>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

3.2

青山監督しかできない(やらない)ことのオンパレードという印象 良い違和感が残る映画だったが、やはり主題歌が流れた瞬間に心が死んだ こういう音楽と、こういう音楽を主題歌にする映画にはしっかり抵抗していき>>続きを読む

Red(2020年製作の映画)

3.5

まともな人間が一人もいなくて良かった 夫のモラハラ具合が絶妙で、間宮さんスゲーと思った 最近どうもセリフのくどさが気になる映画が多い 小説に言わせるのと人間に言わせるのはやはり大きく違う… 夏帆さんの>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

食わず嫌いだったが良かった アニメで喘息吸入の描写なんてはじめてみた なんだか嬉しかった 森七菜さんの才能にほれぼれ しかし本作も相変わらず音楽が死ぬほどうるさい RADWIMPSが流れるたびに心が死>>続きを読む

スティルライフオブメモリーズ(2018年製作の映画)

3.5

矢崎監督の作品には特別な想いがある。本作も良かった。極端な題材ではあるけれど、写真について、写真とそれにまつわる人間関係について、そして撮影してプリントすることについて、ものすごいリサーチの上で成り立>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.3

美香みたいに異常にひねくれた人間って周りにいないな。絶対関わりたくないなーと思いながら観ていたが、なんだかだんだん気になってきた。アンビエント映画という印象だけど、いかにも石井監督らしい着地をしてる。

恋愛寫眞 Collage of Our Life(2003年製作の映画)

2.5

あまりの安っぽさに好感持てた わざとやってるのかな 物語自体はそういう感想だけど、(概念としての)写真の扱いは繊細で良かった 誠人は自分の能力で静流のことを良く撮れてると錯覚するが、これは単に静流の天>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.7

若葉さんのお芝居が大好き。音楽が一切無かったら好きな映画だったかもしれない

淵に立つ(2016年製作の映画)

4.5

本当に凄まじい映画を観てしまうと、なんも言えなくなっちゃうな 知らない怖さ

愛の小さな歴史(2014年製作の映画)

4.0

こういう、作家がいまは作れない(作らない?)であろう作品が好きだ。荒さゆえの凄さ。きっと中川監督はカメラを向けるずるさ、怖さを知っている。僕がすきな『愛の小さな歴史』はこっちです。どんな状況でも側転し>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.8

こんなずっとセックスしてる映画久々に観たな。途中からちょっと笑えた。野村佐紀子さんの写真の力にただただうっとりする。自分もこんなふうに関わり続けたい。終始台詞が嘘っぽいのもいいし、秋田から見る震災につ>>続きを読む

Vision(2017年製作の映画)

3.8

ビジュアルが猛烈なダサさなので公開時観なかった。内容は良かったけど、ちょっと色々と派手で疲れてしまった。美をみせようとしすぎではと思った。とはいえビジュアル含め、河瀬直美作品に勝手に求めてしまっている>>続きを読む

天、見たけ(1995年製作の映画)

4.5

こういう作品のことを、ずっと忘れないでいたいと思う