エンドロールを迎えた瞬間いい映画だったと思えた。ライブシーンがとても良かった。右上と左下から交互にライティングされるシーンでバビーの二面性を表してる演出がベタだけど印象的。あと普通に良い歌。最初の予想>>続きを読む
イニシェリン島の精霊と雰囲気が似てる。閉鎖された空間でのサスペンスというか。家に差し込む光が綺麗で絵画ぽく映るワンシーンが印象的だった。話はあまり好みではなかった。
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んんー水か…ちょっとパンチが弱くてそれだけで生きづらくなるとは思えなかった。あと学生パートが要らないくらい尺が足りなかった印象。いきなり性癖の告白シーンに入ってちょっとびっくり。あれなら入れなくて良か>>続きを読む
作品テイストは全然変わらず、でも世界観は現代。本題とは別にラジオから流れる戦争の話や譲ってもらった犬にチャップリンと名付けるところ。監督の戦争非難のメッセージが強く出てる作品。
演出が凄い。人物の配置と繰り返しの絵構成で物語自体に面白さがあるわけではないのに深みを感じさせている。
鈴木清順作品みたいな夢と現実がぐるぐるしてる構成。タイプライターが官能的になるシーンが好き。
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スワロウテイルが好きで今作も期待してたんだけどあまりにも散らかりすぎて何を見せたいのか分からなかった。スワロウテイルはあんなに世界観を広げても上手く纏め上げてたのに、今作はそれぞれのキャラの掛け合わせ>>続きを読む
最初は登場人物多いし、単細胞なキャラが多くみみっちい演技が鼻につき退屈だったが、後半になるとそれぞれのキャラが立ち始めて笑いもあり真理を付くようなセリフが挟まれたり目が離せなくなった。
ベタでもラスト>>続きを読む
個人的邦画ベスト3に食い込んだかも。
かなりダーク寄りなんだけど温かさと脚本が良いのかいろいろと登場人物が交わっていく展開がとても面白かった。最近だと万引き家族が近いのかもしれないけど多言語が絡むかつ>>続きを読む
良かった。この年代の雰囲気が好き。ジョゼと虎と魚たちとか。他作品でもそうだけど望遠で遠くから切り取るような構図がよく使われていて、冒頭のタクシーと引っ越し屋さんとのやり取りのシーンなどワンシーンの中で>>続きを読む
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ループから抜け出そうともがく前半は良かったけど、老けていく所から雲行きが怪しくなった。
お爺さんの切ない初恋の妄想ワールドって分かると何を見せられてるんだ状態になった後半。お爺とお婆が制服姿で学校を探>>続きを読む
自然光を使ったライティングが素晴らしかった。眼がとても綺麗に描かれてて、序盤レオがレミの演奏してる所を見つめてるシーンがとても好き。花畑と対極的なアイスホッケー場や秋に刈り取られる花畑のシーン、並走す>>続きを読む
面白かったけどちょっと演劇っぽい?映画よりテレビで観る方が良さげな雰囲気の作品。設定が良かっただけにもうちょっと捻れそうだと思った。
最後の団結感は好き。
立て続けにヴェンダース監督作品観てるけどなかなかに強烈。白黒とカラーの話や決め決めの構図には魅せられる。なんというかこの頃の映画は表現の一種だと感じる。大袈裟に言うとアートに近い。
心情の変化が読み取りづらかった。小説の厚さ的にもっといろいろストーリーがあってそれを省略せざるを得なかったんだろうけど一人一人のキャラクターが浅くなった印象。
表紙にもなってるけどこのワンシーンがライティング含めてほんとに凄い。女性の顔が影で隠れるように腕を組ませてて強い。一枚一枚魅せるような絵が多く、意図した映像ばかりで飽きなかった。
内容は読み取りづらい>>続きを読む
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日中は仲睦まじい親子でありながら、夜になると父はソフィにどことなくそっけないというか利己的な態度をするシーンが続く。タイトル通り、太陽が沈んだ夜に父の姿を垣間見せるストーリー展開。
小さい頃の親の存在>>続きを読む
なんというかテンポが悪い。
笑えるシーンなんだろうけど微妙に笑いづらかったり。それは内容というよりコマ割りとかリズムとかだと思うんだけど全シーン同じ調子で進むから抑揚がなくて中途半端な印象だった。>>続きを読む
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ラストシーンが美しくて音楽も相まって涙腺にきてしまった。
いろんなことを語りたいがまとめきれないので少しだけ。
ポスターにもなってるが、ラストシーンは後ろの門が開かれてるのが暗示。銀河鉄道というコメ>>続きを読む