ピュンピュン丸さんの映画レビュー・感想・評価

ピュンピュン丸

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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

音楽、絵、スピード感が最高。

ストーリーは、スパイダーマンのバック・トゥ・ザ・フューチャーのような感じ。
いいとこで、「つづく」となるのも似てる。
ただ、マルチバース理論に基づいた話なので、それより
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聖なる嘘つき/その名はジェイコブ(1999年製作の映画)

4.8

何と言ったらいいのか、とても感動した。
再視聴なんだが、今回が一番感動した。

人間はパンがなくても生きられるが、希望がなくては生きられないんだ…。

そうなのかもしれない。
そうじゃないのかもしれな
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マッキントッシュの男(1972年製作の映画)

4.1

三度目の鑑賞。家を整理していたらビデオテープが出てきたので見てみた。

ポール・ニューマンのスパイ役って、『逆転』 『引き裂かれたカーテン』とかも鑑賞したが、似合うと言えば似合うね。特にスーツ姿は相変
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.9

とてもヨカッタ。
これは子供たちに見せるのに、そして家族で見るのにとても良い映画だと思った。
すっかり新しいドラえもんに慣れてしまったかな。

新しくなって、しずかちゃんもより魅力的に。ジャイアンもス
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.8

大スペクタクル映画。

聖書を読まない自分だが、この作品を見ると、イエスの教えやイエスがこの世に現れた意味をわかったような気にさせてくれる。

かつての親友が、属する民族の違いから対立関係になり、仇敵
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市子(2023年製作の映画)

4.9

ノーコメント。スゴい作品。

杉咲花の演技力は形容のしようがない。
言葉が出ない。

波の音。
蝉の声。
そして市子(杉咲花)の小さなハミング。

それらが人間の哀れさを象徴的にズッシリと心に響かせて
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.6

意味不明に強い。
そしてほとんど台詞がねぇー。
じいさんに限らず、ほとんど台詞がない。

ランボーとかシュワちゃんのように強いが、彼らには両手にガトリングガンを一つずつかかえ、ぶっぱなせる筋肉があった
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.1

こわくないぞー。
人形が物理攻撃をしてくる場合、力が弱いにきまってるから、ちっとも怖くない。
だったら、何もしないけど、髪の毛が伸びる日本人形とか、呪いの人形のほうが不気味でしょう。

1作目のあんな
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.2

1作目のほうが好きかな。

しずかちゃんがよく出来た女の子で、本当にのび太にはもったいないから、わかるような気がする、そんなストーリーでした。

おばあちゃんとの話がいいね。

CGの大人のスネ夫がち
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.7

リメイクのウェストサイドストーリーのほうを視聴し、脚本に納得いかなかったので、オリジナルを30年ぶりくらいに視聴。

結論として、ストーリーはほとんど同じでした。

特にリメイク版を視聴した時に納得い
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.6

おもちゃはやっぱり正規のお店で買いましょう。少なくとも中古は、どんな人の怨念がこめられているとも限らないので、やめておいたほうがいいよ、って映画です。(笑)

ま、本作のチャッキーは中古ってことではな
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.6

若者って、こんなにバカだっけか?
そんなことないだろ。
めちゃくちゃワルぶってイキがってるくせに、警官が来るのに異様にビビってたりで、わけわからない。ぜんぜん腹が座ってない若者ばかり出てきて、見ていて
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北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)

4.9

実家の自分の部屋をかたしていたら、昔録画したビデオテープが出てきて視聴。

CMに田中美奈子が出てきたり、さくら銀行が出てきたりと、懐かしさに心躍らせているうちに、さだまさしが流れ、気づけば、瞼腫らす
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波止場(1954年製作の映画)

5.0

久しぶりにLDで鑑賞。

俺にとって正に『神』映画。
これこそ映画のなかの映画。
ザ・映画だ。

マーロン・ブランドはスゲ〜。
特に屋上の鳩舎で、裁判での証言を求める役人に、自分のタイトルマッチでのパ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.9

アリータの動きが速くて、迫力があってイイ!

これで顔が自分の好みだと言うことなしだったが、それにしてもこれだけの細かい表情とキレのある動きが表現できるってことは、もう女優もアイドルも失業していく。
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

最後、もう少しもつれてほしかったな。
ちょっとあっさり。

けれどもオモしろかった。

このチームで実写版鉄腕アトムとか、フランケンシュタインとか作成してほしい。

ミーガンは怖いどころか魅力的。
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チキンラン ナゲット大作戦(2023年製作の映画)

3.7

期待してなかったこともあるが、結構オモシロい。そして意外に深い。

もしかして、我々サラリーマンを風刺しているのでは?と思える映画。

かと言って、今更独立もできないし、独立しても、国家の餌食のような
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.1

映画がスゴいのか、カート・ワーナーがスゴいのか?

実物がまず、スゴいよ。
それをそのまま、変に力が入ることなく、素直に映画にできているところに感動した。

人柄が素晴らしい。こういう人がいるというこ
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チャンス(1979年製作の映画)

3.5

この映画をコメディととる、風刺ととる、教訓ととる、いろんな解釈があるだろうなぁ。

コメディととっても大笑いできるところはないなぁ。どう解釈していいかわからない映画だ。学生の頃見たときは、教訓のように
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.7

ずっと観たかったが、観る機会がなかった作品。ついに観た。

女。女の言葉。ためている感情、溢れ出る思い。兄弟、実家、地元、親…。羨望、憎しみ、怒り…。抜け出したい日常、抜け出せない日常。いろんな、本当
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

素晴らしき演技。
役所広司さんの凄さを思い知った。
他の役者さんも引きずられたのかもしれないが、素晴らしい演技だった。

この世は住みづらいが、いい人たちは少なからずいて、自分次第で素晴らしき世界にで
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悪魔の手毬唄(1961年製作の映画)

3.6

金田一耕助の映画というより、健さんの探偵ものと思ってみたほうが素直に楽しめる。

何もおどろおどろしい感じはなく、長い因縁の怨念の深い事件なのに、健さんの颯爽とした活躍っぷりで事件がたいしたことないも
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

本当はもっと感動できるはずなんだけど、この手の映画を過去にいくつも観てしまっている分、感動が薄らいでしまったような気がする。

ただ、歌姫のはずのレディ・ガガの演技があまりに自然で素晴らしく、そこだけ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

前シリーズが好きだったので、あまり期待せずに視聴。わりとヨカッタ。

キャットウーマンがイイ!!

バットマンの悪者キャラクターって、残虐だけど憎みきれないところあること自体が映画の社会的影響を考える
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.4

好きなタイプの映画だけど、今ひとつ。

松田龍平が『まほろ駅前多田便利軒』っぽくてヨカッタ。

名優大泉洋の演技がすべっていた。

全体的に脚本がうすっぺらかった。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8

この世界観は好きだなぁ。
森には不思議が潜むもの。
アナ・トレントさんの『ミツバチのささやき』にどことなく似ている。

2人の見分けが時々つかなくなるけどね。笑

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7

YouTuberの狂気。

見始めると、一気に見れてしまう。
ただし、後味はあまりよくないかな。

ムロツヨシさんと岸井ゆきのさんの演技力を堪能できる。どちらも変化がヤバい。むしろ、それを鑑賞するため
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スライ:スタローンの物語(2023年製作の映画)

5.0

傑作。深い。ドキュメントのなかのスタローン自身の一つひとつのコメントが含蓄深い。

ロッキーは「彼自身の」、ランボーは「彼の父親」が投影された物語だったらしい。彼は映画の中で自己実現した。

彼がかつ
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.9

これはね、ちょっとしたホラー。
この子、こわっ。
吹越満さん、素晴らしい演技だー。

岸井ゆきのさん見たさで見たのに、くわれてしまった感ある。

でも、こんなお父さんはイヤだー!!

まあ、2人とも勝
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.9

スゴいな〜。笑
ほとんど悪い意味でマンガ。
なんで今更宇宙人。それも籠のなか。笑
ETの時代からだいぶ進化しているのに、何というレベルの低いCG?

ヤクザがうん十年前の古い、マンガみたいな、頭も喧嘩
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.9

こんな時代はとうに通り過ぎってしまった自分だが、つい引き込まれてしまった。^^;

作品の中に全く親の、というより大人の存在感がないことに気づく。

主人公の憧れの女子が程よく綺麗。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

手塚治虫と『ブレードランナー』とスターウォーズの『ローグワン』を観たような印象。

AIによる統治を否とするアメリカと、是とするニューアジアの闘いだが、アメリカが悪く描かれ、結果的にAIによる統治を善
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狼よさらば(1974年製作の映画)

3.9

チャールズ・ブロンソンが急に見たくなり視聴。中学生のころ、お昼のロードショーあたりで再放送していて印象に残っていた。あの頃のほうが主人公の娘さんがお母さんの前でレイプされそうになるのを見て、むちゃくち>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7

岸井ゆきのさんの演技を見たくて鑑賞。
岸井ゆきのさんは、聴覚障害がありながらもプロボクサーとして懸命に人生を生きる女性の役。所属する場末のジムが経営難から閉鎖となることに。

ジムの経営者に三浦友和。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

浦安鉄筋家族のドラマで、岸井ゆきのに何となく興味をもって、この映画に辿り着いた。

岸井ゆきのさん、今まで全く気づかなかったが、逸材だな。ルックスでほとんど恵まれてない彼女を最初に山手線のなかでスカウ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.1

異色のスーパーヒーローもの。

現実世界では、誰も『空飛ぶ円盤』や妖怪ほどにもスーパーヒーローの存在を信じてないのに、この映画ではその存在について真正面から切り込んでいるのが面白い。

存在すると仮定
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