かずシネマさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.4

「背が低いと不利だって聞いた」
「トム・クルーズは?」
トム・クルーズ流れ弾www

「おとなの事情」にテイストが似てる。

日本においてもキラキラネームまたはDQNネームは何かと話題になって、その名
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.6

【わたしは間違っているが、世間はもっと間違っている】

秘書だったユンゲさんのインタビュー映像からスタート。終わりもそう。
面接の場面なんか、ごくごく普通よな。
普通としか言いようが無い。
中々チャン
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スターリングラード(2000年製作の映画)

3.1

実在の人物をモデルにした主人公だが、話はフィクションらしい。
ロシア製作ではないがソ連側からのスターリングラード戦。
ドイツ製作のスターリングラードもいつか観たいと思ってる。あっちはめちゃ厳しく重たい
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レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.1

OPクレジットの出し方が格好良くて好き。

このデニーロは色々な超能力を扱えて、3部ジョセフみたいに念写もできる、と。ハーミットパープル使いか。
そしてスタンド使い同士はひかれ合う、と。
まぁそれはと
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

何もせずに電話ボックスを占領してるのならともかく、人が電話をしてんのに出ていけ!とはお姉さん方これいかに。

公開時、こちらの宣伝をしていたローカル情報番組で「コリン・ファレルはポストブラッド・ピット
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.5

フランスのオリジナル版は未見。

最初の5分程、台詞が全く無いのが良い。画面に集中させる。
その後も台詞は少ない。
絵の(一部分の)アップ、蝶や蟹、その辺りの人々の表情など、印象的な画が度々挿し込まれ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.6

昔、甲本ヒロトが歌ってた。
「子どものころにわかりかけてたことが
 大人になってわからないまま」
だと。バーロー。
それと似通ったテーマだったと思う。
そして正直、観ていて耳が痛いところも無かった訳で
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.4

実写版未見。

彼女は場面緘黙症かと思う。
いたよ、小学生の頃の同級生に。
ごく普通に過ごしてた。ジェスチャーや筆談でどうとでもコミュニケーションはとれたし、先生も分かっているから音読には当てない。出
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.3

実写版を観た後にこちらを鑑賞。
多分こちらの方が原作に近い仕上がりなんだろうと思う。
そしてそれによって、実写は結構な省略があった事が分かる。
只、こちらも駆け足な印象は受けた。
当たり前だが、アニメ
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.3

冒頭の空撮からの浜辺美波が物憂げに勉強している画、雨。すげー好き。
濡れたアスファルトの匂いがしてきそう。他も画が綺麗なシーンが多い。

マッドマックスはメル・ギブソンのやつも観ようぜー。
そして主張
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アオハライド(2014年製作の映画)

2.5

原作未読、アニメも未見。
中学〜高校くらいでは、役者を変える程はルックス変わらんと思うん。
特に女の子の場合は。

別に何があった訳でなくても昔とキャラが違うって、この歳頃なら普通に経験あると思うんや
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ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

2.2

原作未読。
どう考えてもアンドウ君の方が良いと思うん…。
この手の漫画(原作の実写作品)だと、主人公とメインの相手キャラよりも、所謂当て馬の方が良い人な場合が多いけど。
それにしたってこれは……。
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.5

結局原作は未読のままなんだが、アニメ版が大好きだった。
アニメ版のラストの猛男の台詞に大変ときめいたのでこちらでもそれが聴けるかと期待したんだが、こちらは結構序盤のエピソードだけに的を絞っていたので出
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君に届け(2010年製作の映画)

3.5

アニメ版(1期のみ)鑑賞済み。
原作が連載されていた頃、クラスメイトの女の子がこちらの原作漫画を周りに勧めながら「風早くんがめっちゃ格好良いんよー♡♡」と言っていた事が忘れられない。
連載終了時には自
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檸檬のころ(2007年製作の映画)

3.0

あれ、この男の子誰だっけ…知ってる、見た事ある…等と思っていたが「平川地一丁目」だ!
去年再結成してるみたいだ。へぇ。
エンディングの曲も彼が歌ってる。
いい曲。作詞は監督が担当している。

高校3年
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健太郎さん(2019年製作の映画)

3.0

「外で知らないおっさんを見かけても怖くないけど、家の中に知らないおっさんがいたら怖いだろ?」
みたいなコピペを思い出す。(これ↑は「外だと割りと平気なのに家で見かけるコックローチってどうして怖いのか」
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侵入する男(2019年製作の映画)

3.1

ここに表示されている日本版のポスターや円盤ジャケットのデザイン、B級感のあるレトロなデザインで最高にええな!人物画像の配置もええし、特にタイトルフォントのデザインがすげー好き。

これ確か、本国アメリ
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

子役時代のブルック・シールズはあれやな。大変な役が多いな。

黄色いコートに仮面とナイフ。
前に偶然トレーラーを観て気になっていた作品で、GYAOに来ていたので鑑賞。
最初に思ったのは、これはブラウン
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.6

虚しく、ほろ苦いな。
ある歌手は歌いました。
「人は強いものよ そして儚いもの」だと。
その曲を初めて聴いた時は子供だった事もあり、妙なモヤモヤした感情が出て、歌詞の意味をきちんと理解できなかった。
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追龍(2017年製作の映画)

3.4

アンディ・ラウは91年の作品「リー・ロック伝」に続き、こちらでも同一の人物を演じている。
モデルとなった実在の人物は呂樂(Lui Lok、ウィキは英文)【https://en.m.wikipedia.
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シチリアーノ 裏切りの美学(2019年製作の映画)

3.5

実録もの。ドン・マシーノの半生。
(作品の字幕ではマジーノとなっている)
全然詳しくないので何処まで忠実なのかは分からない。
彼のウィキを読むと省略された部分や演出された部分もあったのだとは分かる。
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デ・パルマ(2015年製作の映画)

3.6

「知らないうちに私はイケてる監督になっていた」
ンフフとなる。
父ちゃんの浮気現場に踏み込んだ話までするなんて、なんてあけすけなんだw

デ・パルマは素直な方なのだな、と思った。
周囲へ批判的な事も言
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

THE WORLD IS YOURS.
虚しいな。

外装がイエローで趣味の悪い内装のキャデラックに彼女から辛辣な感想をくらったシーンを見て、ふひっwwとかいう変な笑いが出たわ。
ああいう柄物はポイン
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.7

終盤の、カフェで話を盗み聞きしてるご婦人の顔www 好き過ぎるw

デ・パルマによるヒッチコックの「サイコ」リスペスト作品。
サイコ、ほんまに好きなんやなぁ。
この年代の作品に有りがちな、やや下品なエ
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必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973年製作の映画)

3.0

話はまぁ説明無用のお決まりの感じ。
そして安定。

天下の大商人に俺はなる!な佐藤慶と、「うちのカミさんがね」な小池朝雄が必殺される側の兄弟。似てない兄弟やなw
兄ちゃんが子供時代の自分達を思い出して
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座頭市と用心棒(1970年製作の映画)

3.5

これ、喜八監督だったんやなぁ。
「座頭市と用心棒」て、まるで「ゴジラとゴジラ」的な組み合わせよな。
音楽も伊福部さんやし。

最後の方の滝沢修と細川俊之のシーン〜砂金のシーン辺りが監督の本領発揮という
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新選組(1969年製作の映画)

3.0

赤さんあやしてる三船可愛い。
金平糖食べたい。

初っ端が血糊と生首という。
ショッキングな場面をわざと持って来て注目させる演出やな。
近藤が三船、芹沢が三國連太郎、土方が小林桂樹、沖田が顔の圧がかな
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わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

3.8

好きな作りの作品だった。
冒頭のナレーションからしてとても良い。郷愁的で何処か寂しさもあり、温かさもある。
個人にしろ集団にしろ、ひとつの側面だけを描くのでなく、様々な側面を持ち合わせた描かれ方をして
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.8

ハラハラした。思いのほか怖かった。
タイトルだけ見たら色っぽい作品なのかと思いきや、ほぼ部屋の中だけで繰り広げられるスリリングなサスペンス。

オン眉前髪ぱっつん眼鏡なアラン・アーキンが鈴木浩介みたい
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ブーベの恋人(1963年製作の映画)

3.6

時に我儘も言う世間知らずな田舎の娘だったのに、すっかり大人になって。。
この作品の見どころは恋愛よりも主人公である彼女の成長と思う。

尻上がりに面白くなる作品。
最初はなかなか動きが無いので少し不安
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

モネの絵みたいな景色だなぁと思ったらモネの話題が出た。

ウディ・アレン作品は作中のマシンガントークに疲れてしまうので苦手なんやが、こちらは大丈夫だった。
なんでだろ。マシンガントークの中身が自分の興
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.2

お菓子の袋がどう頑張っても開かないの、あるあるw

吹替版を鑑賞。
キアヌとウィノナ、この2人のみの会話劇なので、おのずと台詞量がえげつない事に…。吹き替えも大変そう。
周りに人はいるけど完全に2人の
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ゴージャス(1999年製作の映画)

3.0

カンテレで放送があったので観てみた。
吹替版。
ポニーキャニオンから出たソフト版の吹替えらしく、トニー・レオンを藤原啓治が担当してる。
たてかべさんの担当役は見た目も何処かジャイアンっぽい親父さんw
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夏日春風(2020年製作の映画)

3.1

あの父ちゃんすげー怖いんだけど…。
作中で何かやらかす訳じゃないけど、すぐにでもやらかしそうな雰囲気と掴めない行動。何を考えてんのか分からない。
急に現れた様に、また急に居なくなりそうで。
というか、
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.7

本人に言うか、言わないか。
これはもう本人の性格による…としか言えないと思う。正解なんて無い。
お父さんやお母さんが言っていた様に、物凄いショックを受けて苦しんで何もできなくなってしまう人、ショックを
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活きる(1994年製作の映画)

3.8

中国のこの手のタイプの作品はほんまにええなぁ…。

前情報ゼロで鑑賞したんやが、ジャケットだけ見て完全にコン・リーが中心の、女性を描いた作品なのかと思ってた。
40年代〜60年代の激動の時代を流れる様
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